2018年6月19日 (火)

前より強くなっています

一昨日(6/17)は道場へ行きました。アマ名人戦大会まであと2週間ということで、少しでも多く実戦をこなしておきたい。「将棋習いに来ました~」と元気な声で入場すると、なんとそこに高田尚平七段がいらっしゃいました。現在、高田先生は2週間に及ぶ巡回将棋教室の真っ最中なのです。

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指導対局はこの次に受けられますよということで、さっそく受付表に名前を記入しました。待ち時間の間にJクンをつかまえておじさんの相手をしなさいと始めましたが、う~ん、強すぎ。序盤の作戦の構想は良かったのだが、寄せ勝負でもたもたして、逆転されてしまった。詰め将棋もちゃんとやっているのだが、終盤のスピードを身につけるという課題の克服にはまだまだ時間がかかりそうだ。

名前を呼ばれて久しぶりに高田先生と対局です。戦法のリクエストあればどうぞ!ということで、▲7六歩△8四歩▲6八飛△3四歩でお願いします。角交換四間飛車と居飛車の将棋の始まりです。

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途中で銀桂交換がありましたが、なかなか敵陣に角を打ち込む隙が見つからない。仕方なく筋違い角を打って一歩得したのだが、結果的には、その角が逃げ回ることに、泣。

それでは、ここでQuestion。高田先生の△4四角打ちに対して「強くなりなりましたね」との言葉を頂いた、ぷりうすの次の一手は?

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解答は▲6六歩。△同角なら▲6八飛で△9九角成に▲6一飛成を目指す予定でした。本譜もそのように進みましたが、△同角▲6八飛に対して、△6五歩と支えられた。この邪魔な歩を払うために跳んだ▲7七桂が悪手だったそうです。ここでは、ばっさり飛角交換ならまだまだ難しい将棋とのことでしたが。結局、飛成りはしたのだが、寄せ駒が足りなくて、以降はうまくいかなかった。それでも序盤はしっかりと指しており、ちゃんと勉強していることが伺えると褒めてもらえたのは良かった。

大会では毎回、予選落ちなので果たして努力の割には力は付いているのかと悩む日もあるが、この言葉には勇気づけられました。本日の収穫なり、笑。

いつも懇切丁寧に指導してくれる高田先生、どうもありがとうございました!

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2018年6月14日 (木)

四段昇段の記セレクション

将棋世界7月号付録の「四段昇段の記セレクション」を読了しました。

三段リーグ戦を勝ち抜いて、プロ棋士が新しく誕生したときに「四段昇段の記」が掲載されます。年2回楽しみにしている記事です。1992年から始まり、今回の付録にはこれまで登場した棋士26人分が再録されています。

全体的にはプロ棋士になれたという感極まる喜びよりも、対岸の見えない暗黒の海を泳ぎ切ってやっと無事に辿り着いたという虚脱感を感じさせるものが多いように思いました。三段リーグをもうやらなくていいという安堵感なのでしょうか。その中には少しのミスくらいで楽に泳ぎ切った強者もいましたが。

自身の将来が決定した時の読み応えのあるものばかりですので、ぜひどうぞ。

さて、今年も8月中旬に奨励会の入会試験があります。県内からも数名が受験するようです。10代前半の子供達が自分の夢を実現するために、難関に挑む勇気とチャレンジ精神にエールを送ります。ぜひ頑張って下さい。

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2018年6月11日 (月)

高田尚平七段の将棋教室始まりました

本日(6/11)から二週間の日程で高田尚平七段の将棋教室が始まりました。第一週が中南部、第二週が北部の学校を対象に開催されます。この教室への参加をきっかけに、将棋好きになる学生さんがたくさん増えて欲しいですね。

昨日、那覇将棋サークルの席主のお誘いを受けて、高田先生と食事をしました。いろいろ楽しいお話を聞けて、あっという間に時間が過ぎました。ぷりうすは下戸なのに、だいぶ飲み過ぎてしまいました。

今年は空梅雨で去年よりも暑さが厳しいので、高田先生もバテないように体調に注意して下さい。今年の将棋教室が無事に終了することを願っております。

*日程は沖縄県支部連合会のブログに掲載されています。

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去年の様子

2018年6月 9日 (土)

道場にプロ棋士現る!

先週の土曜日(6/2)に道場へ行きました。ちびっ子達を相手に慣れない駒落ち指導(?)なんてのをやっていると、不意の来客がありました。そこに現れたのは、中村亮介六段と村田顕弘六段でした。びっくりしたなあ!

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なんでも今回、私用で沖縄に来たそうです。そういえば、道場支部はお二方を講師として招いたことがありましたね。「子供達があれからどれくらい強くなったのかな」と確かめたくて、わざわざ宜野湾将棋道場まで足を運んでくれたそうです、ありがたや。

さっそく指導対局コーナーを2カ所設けて、両先生にご指導して頂きました。ほんと今日来た子供達はラッキーでしたね。「色紙持ってきて!」とあわてて親に電話する子もいましたよ、笑。

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およそ3時間×6面指しの指導対局でした。子供達はさらに強くなったことでしょう。
中村先生、村田先生どうもありがとうございました!

2018年6月 5日 (火)

宜野湾将棋道場支部と対抗戦を行いました

5月26日土曜日に宜野湾市の中央公民館で、我ら琉球支部は初の対外試合を行いました。

対するは、宜野湾将棋道場に通う会員で結成された宜野湾将棋道場支部さん。向こうは30人超えの大所帯なので、こちら人数が足りない。「助っ人も混ぜていいよ」とのお許しを得て、つてを頼って助っ人さんも参加の下、総勢17名で敵地へ乗り込みました。

開会式では、双方のチームが一列に向かいあって並びました。T席主から「遠方よりいらして頂きありがとうございます」とエール交換。

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次はこちらの番でした。ぷりうすは真剣勝負の雰囲気を出したくて、用意していた挑戦状をいきなり読み上げました。 昭和のプロレスみたいなつもりでしたが、分かってもらえたかなあ、笑。
「これは遊びじゃないんだ」と向こうのちびっ子達の表情が変わってくれたので、ひとまず成功。年長の子供達はこの演出にウケてたけどね、笑。

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勝負は3人一組の5チームでの団体戦を行いました。大会で当たったことのない組み合わせがいくつもあって、勉強になったと思います。大会のピリピリした雰囲気も悪くはないのですが、この対抗戦では将棋の楽しさを分かち合うことが出来ました。勝っても負けても、あちこちで笑顔の感想戦をしていたことがその証でした。

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肝心の勝敗はダブルスコアの大差で道場支部さんに負けました。閉会式で勝利宣言書を読み上げられて、これを恭しく頂戴することになりましたが、なにくそ次回は雪辱します。

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参加してくれたメンバーの皆さんお疲れさまでした。「いざ鎌倉!」の精神で馳せ参じて頂いた助っ人の皆様、ありがとうございました。この企画に快くご協力して頂いた宜野湾湾道場支部の役員の皆様に厚くお礼申し上げます。最後に、道場支部のちびっ子の皆さん、君たちは強かった。またよろしくお願い致します!

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2018年6月 2日 (土)

寄稿:支部名人戦・優勝報告記

5月19日に行われた第47回全国支部将棋名人戦の東西決戦で日本一になりましたNさんから寄稿を頂きました。

Nさん:

このたび、支部名人戦の東西対決で幸運にも勝利することができ、人生初の全国タイトルを獲得できました。
ここでは詳しく解説しませんが、最後は本当にツイていたとしか思えない、自分の実力以上のものが出た勝ち方でした。

東西決戦の前までは内容の悪い将棋ばかり指していたので、今回は恥ずかしくない、良い内容の将棋を指すことだけを心掛けて臨みましたが、それが少し幸いしたのかもしれません。

優勝から一週間ほど経ちましたが、未だタイトル獲得の実感が沸きません(笑)。ですが、これまで応援してくれた方達に対して、今回いい報告が出来たことをとても嬉しく思っています。

今後については6月にアマ竜王戦の全国大会に出場するので、そこで優勝してまた皆さんにいい報告ができることを直近の目標として頑張ります。
また、長期的な目標としては、今よりももう少し上手くなって、実力に差のある現タイトルホルダーの皆さんと肩を並べられるよう努力していきたいと思っています。

最後になりますが、今回の優勝は皆様の応援のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

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Nさん、おめでとうございます! 後に続く若者の先導役としてこれからも活躍して下さいね。なお、東西対決のNさんの自戦記は、将棋連盟支部会員向けの機関紙「支部ニュース73号」」に掲載されますので、こちらもお楽しみに!

2018年6月 1日 (金)

2018年学生大会・沖縄県予選 応援に行きました・後編

もうひとつの激戦区は中学生の部でした。こちらにも一般大会の上位クラスで入賞する腕自慢の有段者が多数、参加しました。ここ最近の大会では小学生の大活躍が目立ちましたが、中学生の彼らも大人の強豪を次々に負かしています。これからの沖縄の将棋界を担っていく期待の若者達です。

決勝戦はRクン(中3・五段)とTクン(中1・四段)の対決になりました。最近めきめき力を付けているTクンでしたが、善戦及ばず残念でした。Rクンの強さばかりが印象に残りました。中学生大会では2度目の優勝になりましたね、おめでとう!全国大会でも頑張って下さい。

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この棋譜も「次の一手問題」用に撮影してたのですが、が~ん、手ぶれしてしまって盤面で再現できません、残念。それでは小学生低学年の部の決勝戦から出題することにしましょう。

駒損で苦しい後手に対してリードを広げる手厚い先手の一手は?

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解答は、▲8四銀。この手の前から、先手は金で飛車を狙っていたので、手の流れとしても自然な一手でした。そして何よりも厳しい。実戦は、以下△8二飛▲7三歩成△同桂▲同銀成となって、飛車も取って先手勝勢になりました。

93手まで先手のKクンの勝ち。優勝おめでとう。ちょっと棋力差のある将棋でしたが、Yクンの「ぜったいに敵陣を突破してみせる」という根性とチャレンジはとても良かった。両君お疲れ様でした。

今年の学生大会は見応えのある将棋が多くて、おもしろかった。他にも紹介したい対局がいくつもありました。学生さんのレベルもずいぶんと上がっており、下からの追い上げも厳しくなるなあと感じました。7月まで大会がないので、この間しっかりと勉強しなくてはいけない。ぷりうすもがんばるぞと!

以上、駆け足で大会の様子をお伝えしました。選手の皆様、並びに運営にご尽力頂いた役員の皆様、お疲れ様でした。

おわり

2018年5月30日 (水)

2018年学生大会・沖縄県予選 応援に行きました・中編

注目すべき対局はいくつもありました。しかし、3つの大会が同時に進行しているので、落ち着いて観戦することは出来ませんでした、泣。

今年の小学生・高学年の部には有段者が7人もいました。さすが彼らは予選リーグを土付かずの2連勝で抜けました。(1人は2勝1敗でしたが)
決勝トーナメントのくじ引きは、支部対抗戦の団体部門のチームメンバーの3人が同じ山に振り分けられてしまいました。いつもは仲の良い3人ですが、今日は遠慮することなく全力でぶつかっていました。

Tクン(小6・四段)とAクン(小5・五段)は2回戦で当たり、Aクンの勝ち。準決勝戦はAクンとSクン(小4・四段)で、Sクンが勝って決勝戦へ進みました。彼らの将棋は内容の濃いものでした。棋譜を残していないことがもったいなかった。今月、久留米王位戦に出場したばかりのSクンには、向こうで学んだ成果を見せてほしい。

いよいよ決勝戦。もうひとつの山からは、先日の文科杯・団体戦の小学校部門で優勝したチームに所属するKクン(小4・初段)が勝ち上がりました。彼は早見え早指しのとても強い子です。

席に付くまでは落ち着きなくふざけた様子の2人でしたが、記録係が着席して対局の準備が整うと、真剣な顔つきで将棋盤に駒を並べ始めました。

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先手Sクンでいよいよ対局開始。角換りの将棋でした。たんたんと駒組みが進む中、Kクンの銀が果敢に攻め込むタイミングを伺っていました。32手目で△8六歩▲同歩△同銀▲8七歩△同銀成▲同銀△同角成と進みました。
この△8七角成に対する先手の切り返しの一手は?

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解答は▲8三銀。これで後手の飛車先を止めて8筋を守ります。ぷりうすは振り飛車党なので、こういう手があることを知りませんでした。この銀打ちを可能にするために、十数手前に▲5六角を指していたのですね。(対局中は何やってんだろ?と思いました、恥)

Sクンはこの手をノータイムで指しました。ここでKクンは長考に沈んでしまいました。
不利になってしまった後手のKクンは、その後も小駒で攻め続けたのですが、以降はSクンが上手く対応して押し切りました。79手まで先手の勝ち。

Sクンはこれで倉敷王将戦への県代表は小1から4年連続の獲得になりました。今度は昨年以上の好成績を収めることを期待しています。優勝おめでとう!

つづく

2018年5月28日 (月)

2018年学生大会・沖縄県予選 応援に行きました・前編

日曜日(5/27)に沖縄市の中央公民館で開催された、小・中・高校生大会の沖縄県予選の応援に行きました。

午前9時半に受付開始。小学生の低学年の部(20人)、高学年の部(25人)、中学生の部(20人)、高校生の部(7人)に多くの申し込みがありました。←カッコ内は参加人数です。
中学生女子の部はエントリーなかったので、残念ながら行われませんでした。

小・中の試合は、いつも通りに予選リーグを経て決勝トーナメントで争います。高校生の部門は参加者が少なかったので、総当たりのリーグ戦で行われることが発表されました。
知り合いに高三の強い子がいるので連絡したところ、受験に向けてしばらく将棋はお休みということでした。彼が代表になったら、応援しに福岡へ行くつもりでした。あこがれの羽生竜王にお会いできるはずでしたが、残念。

午前10時半にM会長が「将棋は頭脳の格闘技と言われています。将棋が上達すれば、学校の成績も上がります。今日は頑張りましょう!」と開会のご挨拶。続いてF審判長のルール説明があり、いよいよ一斉に対局開始です。

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予選を見学して感じたことですが、今回は全体的に対局マナーが向上していました。子供達の姿勢も良くて、盤面に集中している姿が美しかった。駒音しか響かない静寂の中で対局が続きました。

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つづく

2018年5月26日 (土)

寄稿 第41期久留米王位戦大会記⑤

普通なら今の棋力では到底参加できるはずもない大会。

自分と向き合い、現状を把握し、向上心を持ってくれたのか?今後この経験が実を結ぶかは彼次第。
その後トーナメント決勝戦まで見学し、表彰式を見守る彼の目は険しかった。誰よりも大きな拍手をしていた。自分がここにいたかった。と思ったのかはわからないが、彼の悔しそうな目が印象的だった。彼にとって何かを吸収し、何かを感じ、何かをつかみ取った。そう感じられる素晴らしい大会であった。

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翌日、遊園地で思いっきり遊んだあと、帰りの電車で私に寄りかかりスヤスヤ眠る彼を見て、いつまでこの時間を楽しめるのか…この時間を大切に過ごしたいと感じた。彼のおかげでたくさんの経験をさせてもらっている。私の方が彼に引っ張られているかもしれない。

そんな親子の関係も残りわずか。もうすぐ親離れする時期。嬉しくもあり、寂しくもある。帰りの機内で将棋の本を読みあさる彼のたくましさに笑みを浮かべながら、うたた寝する私。夢なのか現実なのか。楽しい旅であった。

おわり

Sくんお父さん、寄稿して頂きありがとうございました。親子の絆の深さを知ることが出来ました。明日は倉敷王将戦の県予選の日ですね。応援に行きますので、頑張って下さい。

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