2017年4月26日 (水)

アマ竜王戦・沖縄県大会に参加しました・後編

たった2試合で終わってしまったおれの将棋ですが、今回もたくさんの熱戦を見ることができました。ご紹介しましょう。

B級の予選リーグでしたが、今回ふるさとに帰ってきたばかりのSさんの三男坊(5歳!)のデビュー戦を拝見しました。相手は中飛車が得意な中学生のAさん(3級)でした。
三男坊さんの先手中飛車にAさんも中飛車で対抗していき、双方が鏡指しで駒組みが進みました。ここまでノータイム!(画像見て下さい。これ幼稚園児の駒組みなのです。)

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駒組みが飽和したところで三男坊さんが先に仕掛けましたが、以降の捌きはAさんに一日の長がありました。しかし、おれが彼に勝てるか?と訊かれると自信がない、勝てたとしてもあっという間に抜かされていく。恐ろしく早いスピードで無敵の棋力へと子供が成長していく様はこれまでたくさん見てきた。

C級の決勝戦も観戦しました。息子の学校の将棋部のIクンとおれの小さなライバルのJクンの対戦でした。2人ともよく知っているので、どちらもがんばれと応援しました。Jクンのちょっとしたミスで銀損したあたりからIクンの怒濤の攻めが襲いかかった。棋譜取りをしていた息子もほぼノーミスの指し回しに感心していました。頼もしい後輩に育ったと喜んでいました。

Jクンは準優勝して三級へ昇級しました。お父さんも同じクラスで入賞していたので、仲良く記念撮影ができました。お二人が表彰状を持って一緒に並んだ写真は一生の思い出になりましたね。おめでとうございます。

大会ではトップクラスの闘いに皆さんの注目が集まりますが、「級位者には級位者の熱いドラマがある!」ということをお伝えして今回の大会記を締めようと思います。

参加した皆様、お疲れ様でした!

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2017年4月25日 (火)

アマ竜王戦・沖縄県大会に参加しました・中編

さて、毎度のおれの将棋です。

今回のB級には21名が参加しました。初戦は小さなお友達のZクン(1級)でした。毎回ボコボコにされるので、戦う前から白旗気分でした。
Zクンの先手で角道閉じた四間飛車にこちらの石田流でスタートしました。戸辺先生の「石田流を指しこなす本(相振り飛車編)」を読んでいるので、かんたんに負けるわけにはいきません。こちらに必死がかかり、もう後のない局面で王手ラッシュをかけたのですが、詰みを逃して負けました。感想戦で手順に馬を切れば詰んだのではないかと指摘されましたが、駒を並べて確認する気力もありませんでした。もうへとへとでした。

ZクンはB級で優勝して初段になりました。この日お兄ちゃんもS級で優勝したので、兄弟そろっておめでたい日になりましたね。

3人ブロックに振り分けられていたので、負ければ自動的に1勝が付いて、同じ1勝1敗の別リーグの方と決勝トーナメント進出をかけて争うことになります。

次戦は、と金Tシャツが良くお似合いの中学生のNクン(3級)でした。彼の先手で角道を閉じたまま駒組みがたんたんと進みました。今度も得意の角交換振り飛車が出来ませんでした。2戦ともおれが振り駒をして後手を引いてしまったので、仕方ありません、泣。

結局、美濃を高美濃囲いに組み換えている途中で仕掛けられてしまい、あっという間に陣地が崩壊してしまい、なすすべなく負けてしまいました。この対局にはギャラリーがいなかったのがせめてもの救いでした、恥。

ということで今回も予選敗退で終了しました。7月のアマ名人戦まで大人の大会はありません。それまでにはしっかりと立て直していきます。

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早々と自分の試合が終わり、後は観戦タイム。どこも大熱戦でした。

画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としています。関係者の皆様、どうぞご了承下さい。

2017年4月24日 (月)

アマ竜王戦・沖縄県大会に参加しました・前編

昨日(4/23)は沖縄市の中央公民館で開催された第30回アマチュア竜王戦・沖縄県大会に参加してきました。

一昨日は前線の影響でだいぶ雨が降りましたが、昨日はすっきりと晴れました。朝のうちは少し冷え込んで肌寒かったのですが、会場はすでにヒート気味でした。今回は総勢126名の選手が参加したのです。

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新年度の最初の大会には、久しぶりに参加した方も数名いらっしゃいました。転勤先の本土から4年ぶりに沖縄に戻ってきたSさん親子に再会しました。幼稚園児だった息子さんが、今ではすっかりお兄ちゃんになっていました(さらに弟さん2人も将棋を始めていた!)。
小学生の強豪にまた一人強い子が加わりました。5月の倉敷王将戦が楽しみですね。
(おれの師匠も無事に大学へ入ったということで、およそ半年ぶりの復帰でした、笑)

今回の代表派遣の部門には22名が参加し、前回の久留米王位戦に続きNさんが今回も優勝して、代表派遣の座を勝ち取りました。おめでとうございます。新聞記者の取材を近くで聞いていたのですが、「今回は粘り強く指すことができた」と仰っていました。

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役員の方のご了解を頂き、開会式にて「将棋沖縄リーグ記録集」の宣伝をさせて頂きました。緊張してしまい、うまくしゃべれなかったのですが、おかげ様で予想以上に販売できました。お買い求め下さった皆様、どうもありがとうございます。次回の学生大会でも予定していますので、まだの方はよろしくお願いしますね、笑

画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としています。関係者の皆様、どうぞご了承下さい。

2017年4月19日 (水)

高田尚平七段の将棋教室始まりますよ

高田先生が本島の学校を対象に将棋教室を開催するという案内が沖縄県支部連合会のブログに掲載されました。

今年は去年より1ヶ月早く開催されますので、お早めに申し込みなさって下さい(すでにいくつかの学校が確定になっていますね)。

うちの学校には将棋クラブがないから開催は難しいとお考えではありませんか?
これまで将棋教室を行なった学校では、指導対局の他にも、プロ棋士ってどういう職業なの?というお仕事紹介の講演を行ったり、将棋ってどういうゲームなの?って将棋にふれたことのない学生のために大盤をつかってやさしく説明をしたりとか、臨機応変に対応した将棋の普及活動を行ってまいりました。

プロ棋士から直接指導を受けたりお話を聴ける機会は滅多にありませんので、ぜひお申し込み下さい。多くの学生が将棋に興味をもってほしいです。

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画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としています。関係者の皆様、どうぞご了承下さい。

2017年4月17日 (月)

アマ竜王戦・沖縄県大会ありますよ

来る日曜日(4/23)は、沖縄市の中央公民館で第30回アマチュア竜王戦・沖縄県大会が開催されます。詳しくはずーさんの「大会情報」をご覧下さい。

去年は、中田宏樹八段が大盤解説と指導対局でいらしておりましたが、今年もどなたかプロ棋士いらっしゃるのかな?

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一度はなりたい県代表です。まず県大会で優勝して、6月に行われる全国大会へ出場します。そこでも勝ち続けて優勝すれば、賞金50万円と七段免状、プロ公式戦の竜王戦の出場権を獲得出来ます。さらにここからプロ相手に次々と勝ち抜いていけば...というふうに夢は広がります。

おっとその前にはやくB級脱出しなくちゃ、笑。

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去年の大会の様子。

画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としています。関係者の皆様、どうぞご了承下さい。

2017年4月14日 (金)

将棋沖縄リーグ記録集完成しました!

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平成28年に宜野湾将棋道場が主催して行われた第1期豊田杯将棋沖縄リーグの記録集がついに完成しました。
平成26年4月に照屋席主が宜野湾市に将棋道場を開いて今年で3周年を迎えましたが、その記念誌という位置づけになっております。

1年間を通して行われた本リーグ戦には総勢70人余の道場会員が参加し、大盛況のうちに閉幕しました(現在は第2期リーグ戦の真っ最中です)。
特に沖縄の若手や強豪達を集めたトップリーグのA級では見応えのある対局が繰り広げられました。その熱戦譜を盤上に並べることが会員の棋力向上につながるという考えと道場の歩みを残したいという思いから本誌を製作することになりました。

棋譜掲載だけでは味気ないので、A級選手の皆様に記憶に残る一局を選んで頂き、その自戦記を執筆して頂きました(級位者にも分かりやすいように技術解説しています)。また道場に通う子供達のインタビューも掲載しており、ここから未来のプロ棋士が誕生することを期待しています。

編集長を仰せつかっておよそ4ヶ月の作業はスムーズに進む時もあれば、トラブルが生じて大変な時期もありました。届いたばかりの本を手に取ってみるとこれまでの苦労が全て報われて、とても良い思い出になっています、笑。本誌の製作にあたりお世話になった皆様、ほんとうにありがとうございました!

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豊田杯A1リーグ表彰式に出席しました」も併せてお読み下さい。

2017年4月12日 (水)

人工知能の核心/羽生善治

一年前にNHKで放映された「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」という番組がありました。あれはとてもおもしろかった。本書(人工知能の核心/羽生善治・NHK出版)はその番組の取材を通して羽生先生が学んだことや考えていることをまとめたものです。

人工知能というテクノロジーについて幅広く取り上げて分かりやすく丁寧に解説しており、さらに、これから起こりうる問題や今後の課題も提示するという、かなり密度の濃い内容になっています。
さて、この大作をどのようにまとめようかと付箋を貼りながら再読していましたが、アマゾンに本書を簡潔に要約した秀逸な投稿レビューを見つけました。どうぞ、そちらをご覧下さい、笑。

人工知能と将棋の関係では、「大量の情報を得ることに追われて、かえって自分の頭で課題を解決する時間がなくなっている」と羽生先生が懸念している箇所もありました。

最終章では「人工知能について知ることは、人間について深く知ることであるのかもしれません」と感想を述べており、将棋の強さだけを求めるのではなく、あらゆる知の領域に興味を持ってそれを追求する羽生善治という存在は、ほんとうに将棋界の宝だなあと思いました。

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2017年4月 6日 (木)

ひらけ駒!/南Q太

ひらけ駒!全8巻を読了しました。小学4年生の男子とその母親との将棋を通して展開される親子関係を描いた漫画です。これまでいくつも将棋漫画を読みましたが、本作品が一番気に入っています。
それは、漫画の主人公が将棋がとても強い宝クンではなくて、彼を励ましながら見守っているお母さんに設定されているからです。そのお母さんが、まるで今までのおれとそっくりな行動をしていたところに共感できるのです、笑。

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作者さんも息子さんが将棋を始めたことを機会にこの漫画を描き始めたそうです。将棋あるあるのネタがいくつも登場しており、将棋初心者ならではの思わず相づちを打ってしまう場面が多くて、とても楽しめる内容になっています。

また他の登場人物もきちんと個性豊かに描かれており、その振る舞いまでも注意深く観察しているからこそ描けたんだなあと感嘆するシーンがいくつも出てきます。漫画の中で起きた出来事というよりも、実際にこれまで目にしたことのあるいくつもの光景と重なります。こどもの将棋の世界ではよくある出来事をとても丁寧に扱っているからこそ、素晴らしい内容の作品になっていると思います。

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将棋を始めたお子さんに付き添う親御さんにはお勧めの漫画です。機会あればぜひお読み下さい。

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ただ残念なのは、第8巻までコミックが刊行されて以降、雑誌での連載が休止になっていることです。すでに8年も経っています。ネットからは休載に至った噂がいくつか拾えます。「また9巻でお会いできたらうれしいです」と作者あとがきがありますので、これを信じて、いつの日にか再開されることを願っています。ほんとうに素敵な将棋漫画なのです。

2017年4月 5日 (水)

桜満開

上京した際に千鳥ヶ淵へお花見に出掛けました。穏やかな陽気の中、ひらひらと花びらの散る桜はきれいでした。

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2017年3月31日 (金)

聞き書き小学生将棋名人戦 西日本大会

平成29年3月11~12日に関西将棋会館で開催された第42回さなる杯小学生将棋名人戦・西日本大会に沖縄県代表として出場したAクンにインタビューしました。

談:Aクン

2月の県予選が終わって、通っている道場の先生や先輩に優勝できたと報告しました。そのときに、全国大会は正座して対局するのでその練習もしておくほうがいいよと言われました。僕は正座が苦手なので、長い時間座っていることができるかととても不安になりました。それで大会まで毎日、正座の練習もしていました。

大阪へはお母さんと一緒に行きました。初めての全国大会なので空港にいるときからとても緊張しました。関西将棋会館に着いて、試合の始まる前に選手のみんなと大駒を持って記念写真を撮りました。舞台に上がろうとしたそのときに掲示板に頭をぶつけて、それがはずれて落ちたので、かっこ悪くて恥ずかしかったです、笑。
あとでお母さんに撮影のときには顔がひきつっていたと笑われました。

試合は1勝2敗で予選敗退してしまいました。とても強い子ばかりで実力の差を感じました。これからは、もっと序盤を鍛えて最初から差を広げる将棋を指していけるように頑張りたいです。大会で友達もできました。また会おうと約束したので、5月の県大会で優勝して、全国大会にチャレンジしたいです。今度も代表になれるようにしっかりと将棋の勉強を頑張ります。

Sanaru

画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としています。関係者の皆様、どうぞご了承下さい。

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