2025年・支部将棋対抗戦・沖縄県予選ありますよ

来る1月26日(日曜日)に沖縄市立中央公民館(作法室)で第54回全国支部将棋対抗戦沖縄県予選が開催されます。

*日本将棋連盟の沖縄県内の支部に所属する会員3名でチームを組んで行う団体戦なので、一般の方は参加出来ません。

1月19日(日曜日)までに支部連合会のHPから申し込み下さい。

我が琉球支部はメンバーのスケジュールが合わず、残念ながら欠場です。参加される会員の皆さんは優勝目指して頑張って下さい!

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去年の様子

2025年1月15日 (水)

2025年・新春将棋大会に参加しました・後編

あっさりと負けたので、指導対局コーナーへと。今回は厳しいかなと思っていたが、早く受けられるのは2連敗で予選を終えた者の特権だ。なんと1番乗りは同じ支部のHさん。彼はS級に出ているはずだが、あのクラスの対局がこんなに早く終わるわけないといぶかると、「ただいま絶不調で棋風改造中」と涙目。指導対局も王手飛車をくらってあっけなく終わったそうだ。

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昼休みを挟んで午後クラスも始まる。改めての開会式で折田先生は「歴史ある大会に呼んで頂けてうれしいです。皆様の熱戦を期待していますので、しっかり落ち着いて指して下さい。」とご挨拶。折田先生とは二年ほど前にもお会いしているが、あの頃よりもスリムで、まるで修行僧のような精悍な風貌になっていた。

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指導対局は4枚落ちで教わる。桂馬を跳ねられて歩をかすめ取られないようにと、飛車浮きで守ったのが敗着か。この飛車が追われる展開にされては勝ち目はない、泣。一歩を取らせて、桂馬をいじめるのが正解とのこと。言われてみればなるほどなと反省。

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この日は久しぶりに会う棋友も多くて、旧交を温めた。たまたま覗いたA級の準決勝戦の内容にも感動した。奥原先生が新聞観戦記でこれをどう書くか、楽しみだ。

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今年も厳しい一年になると思うが、居飛車党(!)として頑張っていきたい。

おわり


*画像は個人の顔の判別が出来ないように、ぼかし加工しています。どうぞご了承ください。

2025年1月13日 (月)

2025年・新春将棋大会に参加しました・前編

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昨日、那覇市のりゅうぎん健保会館で開催された第13回琉球銀行杯新春将棋大会に参加した。

曇天の空で、気温があまり上がらず、久しぶりの体育館はさらに体感温度が低かった。早めに会場に到着して設営のお手伝い。床が痛まないようにフロアシートを敷くが、その重さに腰を少し痛めてしまった。これは若者に任せるべきだった、泣。選手や父兄も積極的に関わってくれて、あっという間に大会の準備が整った。

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3日前に那覇市ではインフルエンザ警報が発令されて、事務局からも感染させない配慮をするようにとの協力願いが出ていた。12月にワクチンは打っているが、マスクをしっかりつけてこまめに手洗いをして、万全の態勢で勝負に臨もう。

新春大会にはめったに会わない人がくる。石垣島のTamazatoさんもその一人。なんと今年から本島で勤務するそうだ。昨年、年配の方に10年ほど前に活躍していた沖縄強豪の方に間違えられたが、「ほんとうにそっくりですよ」と今年も言われた、笑。

さて開会式。照屋会長の新年の挨拶に引き続き、宮城顧問から「折田翔吾五段(アゲアゲさん!)がまもなく来ますので、指導対局も積極的に受けてほしい」と案内があった。彼の指導も受けたいが、人気者ゆえ希望者は多いだろうなあ。

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おれの将棋。予選一局目はB級時代のライバルのAoi君(高一・初段)と。力戦型で進んだ勝負は、こちらがほぼ勝ちの局面まで進んだ。Aoi君の最後の王手ラッシュをしのぎながら詰み手順を懸命に考えていたのが、良くなかった。なんと頓死したのだ、泣。

後がないニ局目のお相手はSugitaniさん(一般・初段)と。この方、開会式の前にマイナビから出たばかりの難しそうなタイトルの棋書を読んでいたので、強そうだと身構える。居飛車と四間飛車の戦いのスタート。変則的な駒組みをしてきたので、穴熊に潜ろうとしたら仕掛けられた。ミスしてしまったようだ。一方的にやられてあっけなく予選二連敗。今年のスタートダッシュに失敗してしまった。

つづく

*画像は個人の顔の判別が出来ないように、ぼかし加工しています。どうぞご了承ください。

2025年1月 3日 (金)

2025年・新春将棋大会ありますよ

1月12日(日曜日)に那覇市のりゅうぎん健保会館で第13回琉球銀行杯新春将棋大会が開催されます。1月5日(日曜日)までに支部連合会のHPから申し込み下さい。
事務局に確認したところ、「Sは満席。その他のクラスも残りわずか」とのことでした。

健保会館で行われるのは5年ぶりなので、ちょっとためになる情報を書いておきます。

1.会館内の体育館が会場なので、土足厳禁です。備品のスリッパはありません。足裏から体が冷えてきますので、上履き持参をおすすめします。

2.靴の履き間違えや片方が行方不明になることがあります。履き物はビニール袋に入れて、各自で保管しましょう。

3.年間でいちばん参加者の多い大会です。時間に余裕をもって来場して、混まないうちに受付しましょう。

4.予選を突破して決勝トーナメントが始まるまで、待ち時間が長いことがあります。季節柄、館内は冷えますので、上着や膝掛けを用意しましょう(付き添いの方もお忘れなく)。

5.館内に自販機はありますが、あったかい飲み物を用意しておくのもいいですね。

6.インフルエンザが流行期に入りました。マスク着用はもちろんのこと、こまめに手洗いやうがいをしましょう。

連合会が主催する新年1発目の大会、張り切っていきましょう!

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懐かしの2020年の健保会館

2024年12月28日 (土)

2024年・この一年を振り返って

1月 道場お年玉大会に出場。琉銀新春大会に出場。
2月 支部対抗戦県予選の手伝い。シニア名人戦県予選に出場。
3月 レーティング選手権県大会に出場。久留米王位戦県大会に出場。ついに初段認定!
   宜野湾将棋道場10周年記念祝賀会に参加。
4月 アマ竜王戦県大会に出場。中学生将棋名人戦県予選の手伝い。
5月 高文連囲碁将棋県大会&学生3大会の見学。小中団体戦県予選の手伝い
6月 長岡裕也六段を招いて支部研究会。
7月 なし
8月 なし
9月 すこやか大会に出場。稲荷神社将棋大会に出場。kukuru将棋ヒーローズに出場。
10月 朝日アマ県大会に出場。
11月 八重瀬町将棋大会に出場。将棋フェスティバルin瑞穂に出場。
12月 朝日アマ南九州大会を観戦。


今年は充実した一年だった。なかでも、待望の初段(!)認定を受けたことが1番。実際はまだ4級程度だと思うが、この棋力にふさわしい将棋を指せるように努力する。

初めて県外の大会に遠征して、彼の地の棋友と交流できたのも良い思い出。

一年間に撮りためた写真データを眺めていると、時の速さを感じる。来年も健康に気をつけて楽しく将棋と付き合う。

良いお年を!

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2024年12月23日 (月)

12月22日の宜野湾将棋道場

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昨日とうって変わって真冬の一日。風も冷たく一雨来そう。久しぶりに道場へレッツ・ゴー。

入室すると、今日はおじさん率が高いなあ。というのも、道場第三支部が黒田尭之五段をお招きして、研究会の真っ最中。指導対局が終わった会員は、黒田先生の丁寧な教え方がとても良かったと満足していた。

隅っこの席で、普及指導員のQudo君から相居飛車と対抗型を教わる。手の内がすべて見透かされているようで、勝負形にすらもっていけない。2枚落ちにしてもらえばよかった、泣。

今年の道場はこれでおしまい。来年も棋力向上を目指して通うのだ。

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そうそう、席主から告知を頼まれたので、ご案内。


◎級位者限定の扇子争奪大会
 日にち:12月29日(日曜日)午後2時~ 
 参加資格:級位者

 優勝者には扇子をプレゼント
予約不要(詳細は道場へ問い合わせのこと)


*画像は個人の顔の判別が出来ないように、ぼかし加工しています。どうぞご了承ください。

2024年12月22日 (日)

12月21日のゆるり将棋サロン

日差しが届いて穏やかな冬晴れ。今年最後のゆるりへレッツ・ゴー。

参加者はいつもくらい。初級~中級の小学生が多いが、最近、ネット将棋オンリーの大人の方が増えたように感じる。教えたり教えられたりと、お互いにのんびり楽しむ。これがゆるりの持ち味だ。

前回に続き、今日もChibanaさんが来てくれた。しばらくするとShiromaさんもやってきた。沖縄強豪お二方の参加に「ビッグなクリスマスプレゼントだね!」と主宰のAbeさんにささやくが、彼はかなり緊張している様子だったので、聞こえなかったみたい、笑。

定刻5時になって今年度も無事に終了。お二方も誘って近くのカレー屋さんで懇親を兼ねた忘年会を開いた。「沖縄将棋界を来年も盛り上げましょう!」とラッシーで乾杯!

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2024年12月 8日 (日)

12月7日のゆるり将棋サロン

南国沖縄といえでも冬がやってきた。今日は北風も強く吹いて寒かった。だが、こんな日も仲間はやってくる。

この日は強豪のChibanaさんが初参加。事前にゆるりに行くと連絡を受けていたので、先日の朝日アマ南九州大会の決勝戦の棋譜を持参した。前回のブログに「この棋譜をじっくり並べてみようと思う。意味が分からなければ、お二方に尋ねればよい。親切に教えてくれるはずだ、笑」と書いていたので、これ読んだかな?

まず訊きたかったのは序盤の何気ない局面での指し手の意味。このあたりでいろんな駆け引きがあったことを知る。終盤で「この手ではどうだっただろうか?」と質問すると、即座に「検討したが選ばなかった」と。30秒での読みの量に驚かされる。盤面では現れなかった水面下での駆け引きもたくさん学べた。

その後は4枚落ちの指導を受けたが、あと一歩届かず。ゆっくりに見えるが確実に勝てた手順をレクチャーされて、こういう感覚を身につけないとなあと反省する。

入りはいまいちだったが、初級者が多かったので駒落ちや平手の待ったありルールを楽しんだ。年内のゆるりはあと一回、今度も参加しようと思う。

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2024年12月 2日 (月)

2024年・朝日アマ名人戦(南九州代表決定戦)応援に行きました

昨日(12/1)、豊田塾宜野湾将棋道場で第47回朝日アマチュア将棋名人戦・南九州ブロック大会が開催された。宮崎、鹿児島、熊本、沖縄の各県予選を勝ち上がった8名で南九州ブロック代表の座の一枠をかけて争われた。

例年、熊本開催だが、今年は8年ぶりに沖縄で行われた。全国大会に準ずるブロック大会、後学のために観戦に出かけた。

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この日は国内外から2万人が参加する那覇マラソンの開催日と重なったため、選手が渋滞に巻き込まれないように、連合会の事務局は宿泊先へ選手の送迎をしたそうだ。久しぶりに訪問した道場もリニューアルして、万全の態勢で準備がされていた。

午前10時に開会式。照屋会長は「沖縄で本大会が開催されるのは、とても名誉なことです。盤上での皆様の熱き戦いに期待しております」と激励。事務局からルールや本日のスケジュールの説明が終わって、いよいよ対局開始。負けたら終わりのトーナメント戦なので、どの選手からも緊張感が伝わってくる。

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およそ90分後に1回戦が終了。沖縄勢は次に駒を進めていた(同県同士が決勝戦以外で当らないような組み合わせになっている)。20分の休憩を挟み、2回戦が始まった。この日は、角換わりや対抗型、相振りと様々な戦型を見られた。

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決勝戦は沖縄県勢同士に決まった。禰保さんの四間飛車に知花さんの居飛車。じっくりとした長い駆け引きが続いた。双方の駒組みもやがて飽和状態になり、ここから一気に激しくなる。終盤の寄せ合いはスリリングだった。どちらが勝つか最後まで分からないまま進んで、138手で知花さんの勝ち。新聞社のインタビューに「どの対局も厳しかった。本戦ではベスト8以上を目指したい」と、笑顔で答えていた。

この棋譜をじっくり並べてみようと思う。意味が分からなければ、お二方に尋ねればよい。親切に教えてくれるはずだ、笑。

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選手と連合会の皆様、お疲れ様。12月は大会がないので、モチベーションが下がり気味だが、新春大会に向けて燃えてきた、笑。

*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落として加工しています。どうぞご了承ください。

2024年11月29日 (金)

たまには温泉16

岐阜2日目。将棋大会が終わって岐阜駅に戻った。そこからバスに乗って鵜飼い観光で有名な長良川温泉へ。川に面している温泉宿から老舗の十八楼(じゅうはちろう)さんを選んで投宿。

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お一人様プランなので部屋は山側だったが、日も暮れていたので気にならない(最上階の部屋の窓から岐阜城が見えた)。

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2階のお湯処「川の瀬」に併設されている蔵の湯へ(画像はHPから借用)。蔵造りの浴室に大理石の浴槽がとてもゴージャス。お湯は鉄分を豊富に含むため、大気に触れると徐々に赤褐色に変色するそうだ。神経痛や関節痛、疲労回復に効果があるとのこと。泉温は低めなので加温されているが、少しぬるめかな。控えめな照明が幻想的で、お湯の中で今日の将棋を振り返っているうちに、うとうと睡魔が襲ってきた!

一風呂浴びて、お土産を買いに廊下を歩く途中で棋士の写真や色紙、ポスターが掲示されているコーナーを見つけた。そこで十八楼さんが、過去に女流王座戦や名人戦の対局会場として使用されていたことを知った。第75期名人戦は天彦名人に稲葉八段が挑戦。そのときの封じ手や新聞の切り抜きをじっくり拝見できた。将棋の旅なので得した気分だ。

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翌朝は1階のお湯処「川の音」へ。この日は快晴で、長良川の流れを眺めて露天風呂にゆっくり浸かった。今度は家族で来たい。岐阜に行けてほんとうに良かった。

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将棋と温泉の旅をこれからも続ける。

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