2024年・すこやか薬局杯将棋大会に参加しました・後編

トーナメントは1回戦敗退。まあ仕方ない。気長に頑張るつもりだ。この後は運営の手伝いに回って、くじ引き係を任された。

向こうのテーブルでA級決勝戦の準備が整ったようなので、観戦に向かう。そのステージに立ったのはTakezoクン(小4・初段)とYuheiクン(小4・初段)。まだ幼い顔立ちの2人だが、将棋は辛口で大人顔負けの腕前だ。

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両者とも緊張の中、Yuheiクンの先手でいよいよ始まった。横歩取りの駒組みから一手損角換わりに。この戦法に自信があるような指し回しだ。

20手目に△5四角打。これは攻めも見せながら先手の棒銀の攻めを牽制する攻防の一手。Yuheiクンは負けじと▲4六角を打ち返す。これは2筋の棒銀の攻めのときに▲2四同角が王手になる。お互いが読みを入れた角打で一歩も譲らない展開になった。このときの両者のギラギラした表情がカッコいい。

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お互いに牽制が続く中、34手目の△7二飛にうなる。▲4六角のにらみをかわしつつ△7五歩からの攻めを見せた好手だ。後の△3九角が生じる機会をもつくっていたわけだ。

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後手が馬をつくってから、先手は困った様子だった。あやを求めて抗うが、終始冷静な指し回しに苦戦する。ついにTakezoクンはしっかり読み切って踏み込んだ。一直線の読みの速さに感服した次第。

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Takezoクン、優勝と三段昇段おめでとう!次回からS級だね。準優勝のYuheiクンも二段に昇段、おめでとう。おれもこの子等のように強くなりたいと思う!

Sクラス優勝は沖縄の大会に初参加のOgtaさん。この方は沖縄に転勤でやってきたそうで、なんでも東北地方では実力者とのこと。これから代表派遣クラスの台風の目になりそうだ。観戦する我々にとっては新たな楽しみが増えた。

今回も楽しい大会だった。協賛して頂いたすこやかグループの薬正堂さんと運営の連合会の皆様に感謝申し上げます。選手の皆様もお疲れ様でした!

おわり

*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落として加工しています。どうぞご了承ください。

2024年9月 2日 (月)

2024年・すこやか薬局杯将棋大会に参加しました・中編

おれの将棋。初戦の相手は、前回の大会で準優勝した学生さんとTパパから聞いて、戦う前から落胆気味。だが目の前に彼は現れない。対局時計を押して10分過ぎるのを静かに待つ。出入り口で人の気配がするたびに、そわそわして落ち着かない。やっとブザーが鳴ってほっとした。A級入りして初めての勝ち!(とカウントしていいのか?)。

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予選2戦目はHanashiroさん(一般・Wars初段)と。相居飛車の将棋。早繰り銀で攻め立てたが、相手の角出をうっかりして、桂・香を取られる。以降はじり貧に。

決勝トーナメント進出をかけて3戦目はKinjyoさん(一般・二段)と。彼のノーマル四間飛車に居飛車エルモ囲いで挑む。この作戦が功を奏して、相手の飛車を抑え込むことに成功。後は一手一手と寄せるだけ。事実上のA級初勝利だ!

決勝トーナメント1回戦はTakezoクン(小4・初段)と。「この子強いよ!」と浦添の獅子王さんにプレッシャーを掛けられる。さっきの対局に勝った興奮もまだ残っていたので、いけるんじゃないかと武者震い。
相居飛車の将棋は角換わり。こちらの棒銀に△5四角をセットされたときにも慌てず、▲3八角を用意する。(△5四角▲3八角)▲2四歩△同歩▲同銀△2七歩▲同角△2四銀▲5四角△同歩▲2四飛△2三歩▲2八飛で、さあ第二ラウンドの開始だ。しかし、数手後に飛車先突破を目論んだ銀打を空振りさせられて、徐々に形勢を損ねてしまう、泣。

Takezoクンは秒読みに入ってから、どんな局面でもギリギリ30秒まで考える。
彼のそんな指し方を見習わなければいけないと思った。飛車先突破をとうとう許して、じわりじわりと迫ってくる寄せに、絶望的な時間をただ耐えるだけだった。

この勢いに乗って、Takezoクンは決勝戦へ進んだ。

つづく

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*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落として加工しています。どうぞご了承ください。

2024年9月 1日 (日)

2024年・すこやか薬局杯将棋大会に参加しました・前編

本日(9/1)、沖縄市の市民会館(中ホール)で第4回すこやか薬局杯沖縄王将戦が開催された。先月のしんぶん赤旗大会を休んだので、2ヶ月ぶりだ。朝から強い日差しが照りつけて、まだまだ真夏のような空が広がっている。厳しい残暑で9月もスタートした。

午前9時過ぎに会場入り。関係者に交じって選手や父兄も設営の準備をするのはいつも通り。今日もあっという間に整った。

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すこやかグループの薬正堂さんがスポンサーとなって行われる本大会には、120人を超える申し込みがあったそうだ。参加費無料ということと賞品が豪華なので、人気の大会も4回目になる。

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開会式で、薬正堂の宮城部長さんは「40周年を迎えた弊社をよろしくお願いします。普段の実力を発揮して頑張って下さい」とご挨拶。ロビーでは健康相談コーナーを設けているので、管理栄養士さんにいろいろご相談下さいとの案内もあった。

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つづく

2024年8月21日 (水)

2024年・すこやか薬局杯将棋大会ありますよ

来る9月1日(日曜日)に沖縄市の市民会館(中ホール)で第4回すこやか薬局杯沖縄王将戦が開催されます。S~D級のクラスで行われます。8月25日(日曜日)までに支部連合会のHPから申し込んで下さい。事務局に確認したところ「C・Dクラスは満席。その他のクラスも残りわずか」とのことでした。

賞品が豪華な人気の大会なので、今年も大いに盛り上がるでしょうね。しっかり練習して、入賞目指して頑張りたいと思います。

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去年の様子

*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落として加工しています。どうぞご了承ください。

2024年8月11日 (日)

寄稿:2024年・しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました

本日の大会に行けなかったのですが、我が支部の会員のご協力で大会記をアップできました。

浦添の獅子王さん:

親子で琉球支部に入会しています。支部長のブログのお役に立てれば幸いです。

本日(8/11)は沖縄市の中央公民館で開催されたしんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました。A級のみ参加者が9名と少なかったのですが、その他のクラスは満席でした。

事前にアナウンスされた通り、会場の使用時間の制約上、全クラス10時から一斉スタート。開会式もなく、すぐ対局開始となりました。

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おれの将棋。B級をそろそろ卒業したいのですが、毎回、難敵が現れて残留しているのが現状です。予選初戦は小学生でした。こちらの四間飛車に右四間で対抗されるが、桂馬を駒得して優勢に。今回のルールは持ち時間が5分と短かいせいか、焦ってしまったのでしょうか。成れないところで角を馬になってしまって、こちらの反則勝ち。
2局目は年配の方。居飛車穴熊を目指してきたので、穴熊に組ませないように指しました。一進一退の攻防でしたが、こちらの美濃囲いを下段から攻められて負け。

決勝トーナメント進出をかけて3局目は中学生と。この勝負は中盤で駒得してそのまま押し切って、持ち駒に金を余しての勝ちでした。

トーナメント1回戦は小学生と。中盤まで優勢と思っていましたが、相手玉をスルスルと逃がして入玉されました。秒読みの中で手が見えずに惨敗でした。初段が遠すぎる!
代表選抜の優勝は強豪のChibanaさん。彼の強さにあやかりたいものです。

C級に出場した息子は予選敗退。親子共々ゆるりサークルで鍛えて、次回のすこやか大会で巻き返しをはかりたいと思います。選手&運営の皆様、お疲れ様でした。

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ぷりうす:寄稿ありがとうございます。写真提供はAbeさんです。ありがとうございます。次回はすこやか大会ですね。明日から募集が始まります。

本日は将棋大会だったが

しんぶん赤旗大会にエントリーしていたが、4日前にやむなくキャンセルした。微熱や咳の症状からはとうに回復しているが、倦怠感がなかなか抜けない。中部の会場まで行くのが億劫になっているので、まだ本調子とは言えないのだろう。

9月の大会までにはしっかりと治しておきたい。完治祝いに買っておいたビールはまだ飲めそうもない。

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2024年7月27日 (土)

2024年・しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会ありますよ

来る8月11日(日曜日)に沖縄市の中央公民館で第59回しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会が開催されます。代表選抜~D級の全クラスが行われます。

8月4日(日曜日)までに支部連合会のHPから申し込んで下さい。事務局に確認したところ「C・Dクラスは満席。その他のクラスもお急ぎ下さい」とのことでした。

本大会はいくつか変更点があります。たとえばC・Dクラスは通常は午後に始まりますが、今回は「全クラス午前10時対局開始」です。連合会のHPで開催要項を今一度ご確認下さい。

当日はスムーズに進行できるように、選手やご父兄の皆様は設営の準備や撤収にも協力しましょう。

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去年の様子
*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落として加工しています。どうぞご了承ください。

2024年7月22日 (月)

「龍と苺」第16巻を購入しました

竜王戦の決勝トーナメントを勝ち進んで、苺ちゃんはついに山野辺竜王に挑む。本気で打ち込めるものがないと日々退屈していた少女には、とてつもない将棋の才能が隠されていたわけだが、最初から最強ではなかった。地道に努力しているところや読者の想像を超えた駆け引きや心理戦で勝利する人間ドラマがおもしろく、毎週水曜日のサンデーうぇぶりの更新を心待ちにしていた。

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いよいよフィナーレが見えて、ここまでくると苺ちゃんが竜王位を獲得するのは間違いない。どのような結末を迎えるのかと次巻も楽しみだ。

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2024年7月17日 (水)

7月13日のゆるり将棋サロン

うだるような暑さが続いて少々バテ気味だが、ゆるりサロンへ。

前回、いいとこなく負けたHirotakaクン(五年生)に再挑戦。この日のために棒銀対策を復習してきたのだ。彼の巧みな攻めをギリギリで受け止めて、飛車先突破だけは許すまじと気迫で指した。初段の意地を見せることはできたかな。

さて、8月大会の申し込みも一昨日から始まった。ちょっとずつ将棋の時間を増やしていこう。

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2024年7月 7日 (日)

七夕~短冊に願いを込めて~

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猛暑が続く毎日ではございますが、お体を大切に過ごされますようお祈り申し上げます

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