コンピューターの指し手?
先日のネット対局での最終盤の攻防の場面です。相手の厳しい攻めをあたふたしながらどうにかしのいで、やっと待望の手番がまわってきました。こちらも王手かけ続けなければ負ける気がして、詰みまでは読めないけど次の一手を指しました。それが74手目の△2七桂打ちです。
以下のように進行しました。△2七桂打▲同歩△2八角打▲同玉△2七歩成▲同銀△同香成▲同玉△2六飛打▲投了
やった。勝った。とてもうれしい。いつもなら自玉も守りながら、攻めにも使える一石二鳥の6九飛打ちを選んだはずだけど、この日はさえていたのでしょう 笑。
激指先生に"好手!"とほめてもらいたくて、棋譜解析と検討してみました。ソフトも同じ手順示すかと思いきや、74手目に選んだ手は△4八銀打ちでした。うん? コンピュータはそう指すのものかと詰みまで進行してみます。
△4八銀打▲同金△5九飛打▲4九銀△2七桂打▲同歩△2八金打▲同玉△2七歩成▲3九玉△2八とまで
なるほどねえ、これがコンピューターの手かと感心しました。
息子の帰宅後にこの局面図を見せて「次の一手は?」と訊くと、「第一感は4八銀かな。これで詰みそうだね」と即答された。
ということは人間が気づかないソフトの手でもなかったわけですね、笑。でも勝ったからいいもん。
明日はいよいよプロ棋士とコンピュータソフトとの対局、電王戦の第2局目があります。
最強ソフトponanzaが相手では非常に厳しいと思いますが、山崎叡王にはぜひとも勝ってほしいです。応援しています!
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