苦手なのは小学生
大会で初級者クラスに参加するのはだんぜん小学生が多いので、対局する機会も多い。散々こてんぱんにやられ続けたせいで苦手意識まで植え付けられてしまった。
低学年のちょっと生意気そうな男子の戦法はたいてい居玉のまま棒銀で突っ込んでくる。ショッピングセンターで周囲を気にせず走り回るあの感じかな。ぶつかって怪我するわけにいかないので、必死にかわす。それが2枚銀ではなおさら危険だ。でも結局、相手の暴走棒銀を止めきれずに自陣に進入させてしまい、負ける、泣。
めがねで賢そうな高学年の男子も苦手だ。終盤の入り口で、暗算するみたいにいきなり指をはじき出す。脳が高速計算機仕様になっているのだろう。10数手先に詰みがあると見つけたのかなと、びびってしまう。こちら3手先を読むのに必死なのに。
女子も苦手だ。みんな仲が良いので「あのおじさん振り飛車しか指せないよ。だったら角道を開けずに鳥刺し戦法ね」って具合に、こちらの情報が事前に伝わってしまっている。
とまあ多くの小学生に追い抜かされてしまったが、まだまだ頑張る。
いちばん楽しいのはおじさん同士だね。「まぐれで勝ちましたけど、いや、お強い!」って感じでエール交換する。感想戦の後で「お近づきのしるしに一杯飲みに行きましょう」って展開になるともっと素敵だ。
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