未知なる強豪現る!
先日のアマ名人戦沖縄県大会の続きです。
早々と予選敗退してしまいましたが、B級の準決勝戦と決勝戦をしっかり観戦して勉強しました。他の子はこの日はもう終わったと、はしゃいでいたようですが、一緒に遊びませんでした。次の戦いはもう始まっているのですから、笑。
引き続きS級の試合も観戦しました。一度も大会でみかけたことのない青年が準々決勝戦に残っていました。どれほどの腕前なのかと興味惹かれ、この方の対局を見ることにしました。ちょうど終盤でした。6五桂打ち、次に8六桂打ち、さらに2手後に7六桂打ちから、一気に寄せ切りました。秒読みのなかでの桂馬の乱れ打ち、かっこいい!
激指先生と遊んでいると、こういう風に詰まされることがよくあります。この方、ソフトとばかり将棋しているのかなと気になりました。青年の準決勝戦も引き続き観戦しました。先手を取った青年は居飛車でいくのか振り飛車でいくのか、手の内を見せないように駒組みしていきました。<5行削除しました>で、後手のアマトップの方が勝利したのでした。
試合直後でちょっと疲れているようでしたが、青年とお話しできました。大会に来るのはかなり久しぶりで、いつもは将棋倶楽部24で指しているそうです。ぷりうすの師匠のレートより500も上でした。ネット対局で人と将棋したら、次は将棋ソフトのApreyを起動してPCと対局する。それを交互にやって、自分の感覚を磨いているとのこと。
さっき、あの作戦をとったのはなぜ?と質問したら、「居飛穴に組ませたくなかった。あれ、いけなかったでしょうか?」と逆に訊かれました。作戦としてダメだったのか、アマトップのSさん相手に挑発的な手が失礼だったのかと、どちらの意味で尋ねたのかよくわかりませんでしたが、「コンピューター風でかっこよかったですよ」と答えるとほっとしたように見えました。
役員の方にお願いして、彼の今日の棋譜をコピーさせてもらいました。それを盤面に並べたところで、ぷりうすの実力ではわかるわけがないので、激指にデータを入力して棋譜解析させました。棋力は「七段+」を指定。Skypeを起動して師匠を呼び出して、双方で画面を見ながら、いろいろ検討しました。決して青年の指し方や作戦の方針がコンピューター風というわけでなく、強い人間が自然に指しているように見えるというのが師匠の見解でした。
なるほど、そういうものなのか。さっき途中まで書いてたブログ記事を読みあげると、技術の部分はカットしたほうがいいよと苦笑いされたので、ここに掲載できなくなりました、恥ずかしい。
これからも隠れた強い人がもっと大会に参加してくれますように。沖縄の将棋ますます盛り上がって欲しいです。
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