△4四歩をぱくっと食いたい!
こちら先手で▲7六歩に△4四歩と指された。うぬっ?っと相手の顔を見るとニヤっとされる。奇襲戦法の"パックマン"だ。この出だしだけは知っていた。序盤の変わった手には対策を知らないとヤケドするので、その歩を取らずに3手目を▲6六歩として穏やかに始めようよと相手を軽くいなした。
"4四歩パックマン"というネーミングは秀逸ですね。△4四歩をただやんとぱくっと食べさせるから、パックマンということでしょうか。こちら1980年初頭にゲームセンターでインベーダーゲームやパックマンで遊んだ世代なので、この名前を懐かしく聞きました。
パックマン戦法についてよく知らなかったので、youtubeやニコニコで解説動画をいくつか見ました。△4四歩を取ったはいいが、この後、受け方を知らなかったり間違ったら、一発でやられてしまう。以前なら大会用の一撃必殺技として勉強したはずですが、ただいま師匠に奇襲厳禁!!と命じられているので採用できません。自分からは仕掛けないが、相手の挑発には乗りたいな。「なにこれ、ただやん」と言って、△4四歩をノータイムで取り、こちらから逆にかかってきなさいと挑みたいのです。
さあ勉強しよう。
先手11手目の7七飛打ち、ここまでは基本の定跡です。次に後手は3三桂と跳ねて攻めてきます。ここから▲9六歩△7七角成▲同銀△4五桂と進む(はずですよね!)。
先手はここで▲4八銀または▲5八飛の選択があります。いずれにしても後は力戦形のがっつりよっつに組んだ勝負になるようです。相手の誘いに飛び込んで勝ったら、最高に気分いいだろう。引き続き対策を掘り下げようと思っています。
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