映画 聖の青春 見てきました
南風原町のサザンフレックスで上映中の「聖の青春」を見てきました。大崎善生の同名の原作本は、息子が将棋を始めた頃に、同じサークルに通っていた子の親御さんから薦められて、涙ぼろぼろ出しながら読みました。さらに振り返ると、将棋に興味もなかった30代の頃にTVで村山聖の対局姿を見た記憶もあります。彼の病気のことなどまったく知らなかったので、やけにぽっちゃりしている棋士もいるんだなあという程度の印象でした。
原作本では師匠の森信雄と村山聖の交流が主軸で書かれていましたが、映画では大阪での師匠と過ごした時代はさらっと流して、羽生善治を追って上京してからの青春というか羽生へのラブレター的な想いがメインに描かれていました。
(大崎と森が夜道を歩いていて、村山少年とばったりでくわした)
師匠は「手だし」と命令。おずおずと差し出した弟子の右手を優しくさすり「まあまあやなあ」と師匠が言うと、村山君は何も言わずに今度は左手を差し出すのだった。大阪の凍りつくような、冬の公園で私は息を飲むような気持ちでその光景を見ていた。人間と言うよりも、むしろ犬の親子の愛情のようだった。理屈も教養も、無駄なものは何もない、純粋で無垢でそして崇高な愛情そのものの姿を見ているようだった。
この箇所は、原作本で一番美しい場面だといまでも印象に残っています。このシーンを映画でどのように表現しているのかを楽しみにしていたのですが、残念ながらありませんでした。
でも、それで良かったのかもしれません。村山ファンが自由に想像できるシーンとしてとっておいてくれたわけですから。原作本と映画の内容はいくらか異なってます。演出上、実話と異なるシーンもいくつもありますので、この映画だけで終わらずに原作本も読むことをおすすめします。

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良く見たらわざわざ問い合わせして頂いたんですね。ありがとうございましたm(__)m
投稿: kondou | 2016年12月 1日 (木) 13時04分
あー、やはり厳しいですね。客入りが悪ければ打ち切りは仕方ないですが…将棋好きでない方にも是非見て欲しい良い映画なんで勿体ないです。
沖縄の皆さん、見に行ってくださーい!
投稿: kondou | 2016年12月 1日 (木) 12時09分
映画館に問い合わせたら、あと1~2週間を目処に判断するそうですが、現時点では決まっていないそうです。他館での移動上映はないそうです。
投稿: ぷりうす | 2016年12月 1日 (木) 10時31分
おはようございます。
この映画、絶対見たいです。
来年までやっているでしょうか?
大会翌日の午前中に行く予定ですが。
DVD発売までなんて待てないです。
投稿: kondou | 2016年12月 1日 (木) 08時29分