牧志駅前将棋クラブへお付き合い
一昨日の那覇は夕方から小雨がちらつき、風も強くて寒かった。ところで、去年の1月25日は沖縄本島で雪というかみぞれが観測史上初めて見られて、もっと寒かったのを覚えていましたか?
さて、息子が牧志駅前道場で小2にして三段のSクンとみっちり将棋を指そうと約束をしたそうで、お付き合いして出掛けた。(ブログネタがなくて困っていたのだ)
夕方はさらに冷えて、さすがに常連客以外はいません。約束の5時半にSクン登場。こどもは風の子なので半ズボン姿が微笑ましい。
息子は来月早々の全国大会に向けて、10秒将棋を数多くこなして感覚を磨きたいということだったが、10秒の持ち時間ではSクンのほうが勝ち数が断然多かった。持ち時間を20秒に増やすと結果は逆転した。息子が言うには、10秒ではただ手を動かしていただけだが、20秒もあると読みを入れることができるそうだ。これはおもしろいなと思った。
Sクンのお父さんが言うには、Sクンはその都度の局面をフラッシュで判断して、最善手を指しているという。
これはアルファ碁と同じだ。確か、アルファ碁は自分の手番のときの最善手(=統計と確率から導き出されている)を打ち続けて、結果的に勝負に勝つというソフトだ。そこには碁の定石のプログラミングはされていない。
Sクンは、毎日たくさん将棋を指してたくさん棋譜を並べるそうだ。脳にはあらゆる局面図が記憶されているだろう。Sクンが、もうちょっと成長して棋書まで平気で読むようになったら、恐ろしく強くなるんだろうなあ。
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