２０１７年・新春将棋大会に参加しました その３

２連勝で予選突破したので決勝トーナメント1回戦のシード権をもらえました。優勝するにはあと５回勝たなければいけないので、試合が１つ減ることはありがたいですね。初老の身に連戦は体力・気力ともきついものがあります。この日のＢ級は大会によく来る仲間がほとんど予選敗退しており、「おれ２連勝だ」とお昼休みに彼らに自慢できました、笑。

決勝トーナメント２回戦でＢ級の番人のＴさんと当たりました。開始前に「ぷりうすさんと当たるなら４×４角戦法の勉強をしておくべきだったなあ」とぼやいてみせる。「今は飛び出し角戦法って名前に変えた」と言ったのが余計だったようです。

「ならもっと研究してそうだから」って、彼は飛車先を伸ばしません。Ｔさんが選んだのは飯島流の引き角戦法。しまった、これの対応策をすっかり忘れていました。師匠ノートに詳しく書いていますが、最近読んでいません。中盤で馬を素抜かれてしまう悪手が出てしまいました。向こうの５五の馬が大いばりだったので、ここで投了しました。Ｔさんは持ち駒を集めるだけ集めて攻め込むタイプなので、ここから逆転するのは難しい。うっかりミスが出るようではおれの将棋もまだまだ。記録的にはベスト１６だが、決勝トーナメント１回戦負けと似たようなものでした。悔しですが、また頑張るしかありませんね。

結局、Ｔさんも次戦で負けて、彼に勝った方が優勝しました。初参加の方だったような気がしますが、どうでしょう。まだ続きますのでお付き合い下さい。

午後から山本真也六段の指導対局も始まりました。