都成竜馬四段にインタビューしました・前編
5月7日の学生3大会にゲストとしていらっしゃいました都成竜馬四段へインタビューしました。都成先生が奨励会に入るまでを中心にお聞きしました。奨励会を目指す沖縄の子供達の参考になればということで、快くご了解していただきました。2回に分けて掲載します。
*なお本記事は都成先生に目を通して頂き、ご了解のうえ掲載いたしております。
Q:将棋をはじめたきっかけは「父と兄が指していたのをみて自然に覚えた」ということですが、それはおいくつのときですか?
A:4歳でした。父が将棋がとても好きな人なので、兄に教えていました。二人が楽しそうだったので、自分もいつの間にか加わっていました。
Q:ご家族は将棋が強かったのですか?
A:父と3つ年上の兄は、だいたい初段~2段くらいだったと思います。
Q:他にはどんなことに興味や関心がありましたか?
A:外を走り回ることも好きでしたが、将棋を覚えてからは、それにのめり込んでいました。他には手品にも興味を持って、それも覚えたような気がします、笑
Q:どのような性格のお子さんと言われてましたか?
A:ぼーっとすることが多いと。対局中もよそ見することが多いと注意されました。集中力はあまりなかったです、はい、笑。
Q:将棋道場や将棋教室には通われましたか?
A:自分が小一のときに、父がこども将棋教室を始めました。元々教え好きの性格なので、自分と兄に教えていたことがきっかけになったようです。自分よりも年上の子が多くて、教室はにぎやかでした。
Q:どんな将棋の勉強をしていましたか?
A:詰め将棋と実戦が多かったような気がします。詰め将棋は元々好きで、朝、幼稚園へ行く前にも解いていたそうです。
Q:その頃、周囲には将棋のライバルや友達はいましたか?
A:最初のライバルは兄でした。でも自分が小一くらいで抜いちゃったようで。ライバルよりも将棋仲間がたくさんいました。兄と同じ年の高崎一生六段もこちらの教室に通っていましたよ。
Q:学校ではどのようなお子さんだと先生の評判でしたか?
A:この子は将棋の子だと。大会や奨励会のために学校を休むので、もう仕方ないなと、笑
Q:アマ初段になられたのはおいくつのときですか?
A:2年生でした。奨励会を受験するときには四段になっていました。
Q:プロ棋士を目指そうと意識されたのはおいくつでしたか?
A:将来の夢を聞かれたときには、小学校に入る前から漠然とでしたが、プロ棋士になりたいと答えていました。
続く
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