寄稿:第38回中学生選抜将棋全国大会に参加して・後編
2回戦はN県代表と。1回戦敗者同士で、ここで負けると予選敗退です。
戦形は相矢倉。中盤まで互角の展開だったのですが、詰めろ飛車取りの目の覚めるような一撃を食らってしまい、あっけなく負けてしまいました。
普通ならここで終了ですが、この大会は翌日の閉会式まで全員参加が義務づけられています。
午後は郷田九段の指導対局を受け、夜は抽選でチームを決めて男女混合団体戦のリレー将棋です。付添人も観戦することができて、とても楽しそうでした。「ああ、若いっていいなあ」、おじさんの独り言です。
その後、エレベーターで好きな棋士で五指に入る佐藤康光会長と二人っきりになった私ですが、緊張して声を掛けることができませんでした。
最終日は、男女決勝戦の観戦(大盤解説付き)~閉会式で終了でした。素晴らしい大会でした。旅館の朝晩のバイキングも最高でしたし、中村桃子女流もとてもキレイでした。
その後は新幹線の時間まで初日にもお邪魔した天童駅にある将棋交流室で再び指しました。ここでも各県の代表の子と指したり、去年のこの大会の優勝者で現在は奨励会員の子と指したり、幸運にもプロ棋士の熊坂学五段に指導を受けたりと、貴重な経験になりました。
「来年もまた来たい!」そうですが、こればっかりは息子次第。負けたら泣いて悔しがったり、旅館の壁を壊すくらいになってほしいが、相変わらず淡々としている。やれやれです。
話は変わって、前週(7/25)に大阪で行われた団体戦の西日本大会は32チーム中3位と頑張りました。宜野湾中は予選を3連勝で突破し、代表校決定戦で全国優勝した広島県代表と大接戦の末1-2で負けてしまいました。こちらは、来年は全国優勝を狙いたいものです。
だらだらと長文になってしまいましたが、お付き合い頂き、ありがとうございました。
Tお父さん、付添いお疲れ様でした。天童青年会議所の皆さんが主催・運営する本大会は他の将棋大会とは違って、格式の高い素晴らしい大会という印象がありますね。息子さんにとっても良い経験になったことでしょう。本大会の出場を目指して中学生の皆さんは頑張って下さいね。
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