或るアホウの一生 3/トウテムポール
待ちに待った第3巻が刊行されました!前巻が出たのは昨年の10月でしたので、ほぼ1年ぶりです。年に1巻というペースですが、今回は買うまではらはらさせられました。
昨年、掲載誌の雑誌ヒバナが休刊となり、連載も打ち切られてしまわないかと心配していました。その後、マンガワンというWeb上で継続されることが発表され、安心したのですが、しかし、電子書籍が当たり前の時代ゆえ、今度は紙の本としてちゃんとコミック化されるのかと余計な心配をする始末。
とにかく良かった、第3巻(小学館)が先ほど届きました。いま、いちばん楽しみにしている将棋マンガなので、最終話までずっと続くことを願っております。
第3巻では、主人公の瞬くんが晴れて高校生プロ棋士になった後のお話なのですが、いきなり活躍すると思いきや、初めて経験する仕事と学業にあたふたしながら迷走しています。また、生涯のライバルになる子の過去も明かされました。1.2巻で仕込んだ種がやっと芽が出てきて、これからどんな風に展開していくのかと期待が高まります。
現実の世界では、史上最年少の中学生プロ棋士が誕生して、デビューから29連勝という大記録を立てたりと、スーパー聡太クンがマンガのストーリー以上の大活躍を見せてくれました。今年は、現実がマンガの世界を越えたなと思わせる一年でしたね、笑。
このマンガの主人公の瞬くんは、なんだか実際にいそうな新四段のようで、にくめなく微笑ましくありますが、これから成長していく姿を見守っていきたい。とにかく期待を裏切らないお勧めの将棋マンガですので、ご一読下さい。
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