寄稿:第112回職域団体対抗将棋大会に参加しました
一つの会場に2千人以上の選手が集まる大規模な将棋大会だということだけは知っていましたが、このたびSさんが参加されるということを聞いて、大会記をお願いしました。
寄稿:Sさん
11月23日に内閣総理大臣杯・第112回職域団体対抗将棋大会(以下、職団戦)が東京体育館にて開催されました。この職団戦の概要は春と秋の年2回行われる5人制団体戦で、同一企業か団体でのみ参加が可能です。
クラスは一番上がS級で以下AからFまでの7クラスに分けられており、初参加のチームは必ずF級からスタートとなります。
各クラスの上位入賞チームが上のクラスに昇級する一方、初戦敗退かつ初戦敗退チームを対象とした慰安戦の初戦でも負けると降級の対象となり、このシステムはプロの竜王戦と似ているかと思います。
我が企業は去年の春から有志で参加しており、去年の秋と今年の春と3回連続でクラス優勝・昇級を果たしております。よって今回はC級での参加となり、私は初出場となりました。よく「北は北海道から南は沖縄まで」と言われますが、今回はチームメイトに北海道の選手もいたので、この言葉がリアルなものになりました。
C級の参加チームは64チーム(1チームは不戦敗)で、優勝には6回勝つ必要がありました。初戦から5-0、4-1、4-1と順調な滑り出しで(ただ2戦目で私がチーム初の黒星を喫しました)、準々決勝の戦いが大一番と感じておりました。というのも、相手チームとは前回のD級準決勝戦で当たっており、3-2でギリギリ勝った相手だからです。しかしここも4-1で制すると準決勝・決勝と制して4大会連続の優勝を決めました。結果的に悪くても4-1で、C級優勝はまだ通過点のような気もしました。
私は決勝戦以外は全て大将として起用され、一度負けてしまいましたがそこから立ち直ることができたのは収穫でした。毎回の参加は厳しいのですが、S級まで上がれれば、また参加したいですね。
今年一年を振り返ると(早いと言わないで下さい、笑)自分にとって非常にいい年でした。新春将棋大会での優勝から始まり、支部名人戦と久留米王位戦で県代表になり、その派遣大会でも共にベスト4進出。そしてこの職団戦で締めくくりの優勝!!
おっとっと、まだ大事な対局が残っておりました(汗)。そうです、豊田杯王位戦の3番勝負です。初戦負けて厳しい状況ですが、なんとか巻き返して本当の意味での有終の美を飾れたらと思います。
Sさん、どうもありがとうございました。いよいよ本日の午後2時から第2.3局の開始ですね。私も那覇マラソンの区間を迂回しながら、応援に駆けつけますので頑張って下さい!
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