賭け将棋一番勝負/村岡秀一&北山茂樹
近所の古本屋さんで「賭け将棋一番勝負(コミック社)」を見つけた。1977年に発行された昭和の漫画。ぷりうすまだ中学生だね。
日本中を旅しながら、孤独に生きるさすらいの賭け将棋指し早坂が主人公。どこか風貌はデューク東郷に似ているが、性格はそこまでクールでない。こちらの方は、旅の途中で知り合う困った人を助ける人情家なのだ。
ところで、いつから勝負の決着が着くときに、無言になってしまったのだろう。この漫画では、以下のようなセリフが連発される。
ざっと拾ってみたが、勝敗に迫力が感じられるし、それがどんな詰まし方なのか知りたくなってきませんか、笑。
そういえば、ちょっとニュアンスが異なるが、だいぶ前の将棋大会で小学生とおじいさんの対局でこんなハプニングがあった。おじいさんが王手されていることに気付かずに別の手を指してしまって負けたのだが、「なぜ王手!と言わなかった(教えなかった)のか」と小学生を困らせてしまった。すぐそばに審判さんがいたので、きちんと説明をして事なきを得たが、ぷりうすが小学生のときには「王手!」と相手に知らせていたはずだ。これっていったいいつからそうなったのだろうかと気になり、調べた。
王手の発声[編集](ウィキぺディアより)
指導対局や縁台将棋、初心者同士の対局などでは、王手をかけた側が慣習的に口頭でも「王手」と言う場合がある。ただしあくまで慣習であり、「王手」と発声しなければならないという規定はない。
ということ。それでも、3手一組、こちらの技が見事に決まれば「王手、飛車取り!」とか「8四銀、詰み!」とか言って駒をびしっと盤に打ちつけたいよね、笑。
本日(2/25)は沖縄市でレーティング選手権大会が開催されていますが、風邪が治らず、お休み。大会の様子が伝えられずに申し訳ございません。
« 人工知能の「最適解」と人間の選択 | トップページ | 王将厳流島/村岡秀一&北山茂樹 »
「漫画」カテゴリの記事
- 「龍と苺」第16巻を購入しました(2024.07.22)
- 「龍と苺」はどこへいくのか(2024.03.29)
- 「龍と苺」に惹かれるばかり(2022.10.15)
- 花四段といっしょ/増村十七(2022.07.23)
- 「龍と苺」はどこまでいくか!(2022.06.25)
コメント