詰みまで続けたい
日曜日の道場の順位戦は2勝4敗の成績でした。4つの負けのうち2つは情けないことに必勝形から詰み逃しをしてしまうという有様でした、泣。
1~2月は体調がすぐれず休んでいたので、今年初めての道場になりました。おれがいない間にB2のメンバーの顔ぶれもすっかり変わっていました。下のクラスから上がって来た子が多くなり、まだまだ彼らには負けないはずだと思っていました。しかし、実際は厳しい試合ばかり。小学生の上達のスピードはとても早いのです。
こちらが優勢に進めて、そろそろ投了して欲しいなあと思いましたが、詰まされるまではあきらめないという根性を見せつけられました。局面が複雑になり、秒読みに追われてつい変な手を指してしまうという有様。結局、そこから詰まない形や逆転されてしまうというふうに進んでいきました。
これってネット将棋ばかりしていたからだと思うのです。たとえば次のような局面。
時間は十分にあって、どちらの大駒を切るかと懸命に読んでいる途中で、相手が投了してしまい、即去り。ちょっと待ってよ、ぷりうす、ここから勝ちきれる自信ないよ。まだまだ続くものだと思っていたのですが、ここまでのおれの読み筋を信用してくれたのか、それとも向こうが先に詰み手順を分かってしまったのかなあ。おれもレートが上がったことを単純に喜んで、ここでパソコンを閉じてしまう。しかし、大切なことはここからの将棋を盤面に並べて指し継ぐことでした。
▲5二馬△7一玉▲6二龍△8二玉▲7二龍△同玉▲6二飛△8三玉▲8四金の9手詰めだと激指し先生は指摘してくれましたが、とても指せない。
「分からない詰みより分かる必至」と大平六段もおっしゃっているので、相手には最後まで付き合って欲しかったなあ。最近、24で勝った将棋は優勢になったとたんに相手に投了されることが多くて、最後まで指した対局が少なくなっています。負けそうになったら、リセットして次の試合にいきたいという気持ちは分かるのですが。秒読みに追われながら、必死に考える将棋をもっとやりたいです。これからは道場での対局数を増やさないといけないなと思いました。
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こんにちは。図はリアル対局なら52馬同金62金と進んで、取ったら51飛なのでここで投了図というのが形かと。激指先生は手数伸ばすために逃げたんでしょう。その場合は飛車切らずに84香ですから75の銀が無くても逃げられそうもありません。途中で投了が増えたのは、プリウスさんのレートが上がり、対戦相手が強くなってきたからでしょうね。喜ばしいことだと思いますよ。
投稿: ide | 2018年4月 1日 (日) 19時40分
ideさん コメントありがとうございます。おれもこの手順を読んでいたのだが、笑
投了するタイミングは難しいですね。無駄に粘って形作りになっていないときもあるので
すが、最後に頓死ということも多いのでなかなかあきらめきれない。
投稿: ぷりうす | 2018年4月 2日 (月) 06時44分