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2018年6月14日 (木)

四段昇段の記セレクション

将棋世界7月号付録の「四段昇段の記セレクション」を読了しました。

三段リーグ戦を勝ち抜いて、プロ棋士が新しく誕生したときに「四段昇段の記」が掲載されます。年2回楽しみにしている記事です。1992年から始まり、今回の付録にはこれまで登場した棋士26人分が再録されています。

全体的にはプロ棋士になれたという感極まる喜びよりも、対岸の見えない暗黒の海を泳ぎ切ってやっと無事に辿り着いたという虚脱感を感じさせるものが多いように思いました。三段リーグをもうやらなくていいという安堵感なのでしょうか。その中には少しのミスくらいで楽に泳ぎ切った強者もいましたが。自身の将来が決定した時の読み応えのあるものばかりですので、ぜひどうぞ。

 

さて、今年も8月中旬に奨励会の入会試験があります。県内からも数名が受験するようです。10代前半の子供達が自分の夢を実現するために、難関に挑む勇気とチャレンジ精神にエールを送ります。ぜひ頑張って下さい。

 

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