夏休みの将棋

一昨日（７／２９）は道場へ行きました。次の大会が日曜日に迫っているので、少しでも多く実戦をこなしておきたかったのでした。ちょうどこの日はＡ２リーグの下半期の開幕日でもありました。リーグ初参加のＣさんから「この前の記事に刺激を受けて参戦することにしました」とうれしい言葉を掛けられました。今回のＡ２リーグにはなんと１２名の申し込みがありました。道場リーグ戦がますます活況を呈しているようです。

この日は子供達と将棋を指しました。最近めきめき上達している小１の子に「お願いします」と誘われました。何級なのかと訊いたら「８級」とのこと。それじゃおじさんの２枚落ちで始めようとしたら、「平手で」と言われました。じゃあ君の先手でどうぞ！と意地を見せました。子供達にカモのように思われているようなのです、泣。

呑気に四間飛車に構えたら、２筋を突破すべく角を引かれた手に、作戦負けに気づいて青ざめました。序盤でやられたと格好悪い負けを覚悟したのです。それでも、指したはったりの一手が効いて勝ててほっとしました。

「ありがとうございました」と彼が去ってからいまの将棋を並べてひとり反省します。ちびっ子が平気でこういう難しい戦法を指してくることに戦慄を覚えたのでした。

しばらくするとこの子が「もう一回お願いします」とやって来ました。負けるわけにはいかないと緊張。結局、さっきと同じ戦法だったので、今度はきっちり完封勝ち。おじさんにはまだまだ勝てないんだと印象づけておきたかったのです、笑。

子供達の成長は早い。半年前までライバルだと思っていた子達の多くに勝てなくなってしまっています。彼らを追いかけるのに精一杯です。
子供達がどんどん強くなっていくのを肌で感じることはうれしいのですが、ぷりうすも強くなりたい。君たちとはこれからも良きライバルでありたいと願っています。