« 映画「泣き虫しょったんの奇跡」を観てきました | トップページ | 振り飛車なんてこわくない »

2018年9月21日 (金)

リボーンの棋士/鍋倉夫

将棋漫画の「リボーンの棋士」を読みたくて、週刊スピリッツ(小学館)の定期購読を始めました。

Reborn_3


主人公は奨励会を年齢制限で退会した青年です。挫折から立ち直ったつもりでしたが、将棋への想いを断ち切ることが出来ずに、悶々として暮らしていました。あるきっかけから、「やっぱり将棋は楽しいです!!」と再び、目覚めることになりました。町道場で根暗な元奨の友人と再会したり、親が奨励会受験を許さなかった現役アマ王者が登場してきたあたりから、彼らとの絡みでストーリーが膨らんできました。

第3話から棋譜監修に鈴木肇の名前が記載されるようになりましたが、その鈴木さんは先日の第72回アマ名人戦・全国大会で優勝された方です。元奨励会員で、現在は神奈川県内で将棋教室を開催されています。「リボーンの棋士」の主人公と鈴木さんのイメージがどことなく重なってしまいますが、今後の展開が益々楽しみです。今月下旬には、待望のコミック第1巻が出ます。

第10・11話で三段リーグの紅一点と練習対局の場面があります。主人公の先手で、▲7六歩△3二飛▲2六歩に対して△3四歩という、セオリーを無視した手を指されて、主人公が考え込みます。この続きとして以下の場面が描写されますが、ここでうん?悩んでしまった。

Reborn_kifu_2



「飛車があった場所に、角が...」「飛車と角が入れ替わった...?」とセリフがあるのですが、どうしてこうなったのか、そこまでの手順が分からない。息子に「この画って、ミスってない?」と訊いたら、そんなことはありませんでした。

(△3四歩の局面から)▲2二角成△同飛▲6五角△7四角▲同角△同歩▲5五角△8二角▲2二角成△同銀という手順で進んだら、この局面になるそうだ。この△3四歩は数年前に管井先生が指していて、初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二飛という手順もあるとのことでした。その4手目△3二飛戦法を今年も管井先生が採用して勝利していることを教えてもらった(対行方八段戦・2018年5月)。なるほどなあ。これを知っていたら、このシーンで悩むことなく、にやっと楽しめたのですね、汗。

「リボーンの棋士」が将棋ファンに支持されて、長期連載されるように応援しています。

« 映画「泣き虫しょったんの奇跡」を観てきました | トップページ | 振り飛車なんてこわくない »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
なかなか面白そうですね。(同時期に始まった紅葉の棋節は打ち切りみたいですが)
しかし将棋まんがは、ほとんど奨励会がらみですね。
最近買ったのはほとんどそうでした。物語にしやすいんでしょうね。
最近始まった渡辺明監修の江戸時代くらいの設定のやつが面白そうでしたよ。
麻雀マンガ描いている作家さんのです。タイトルも覚えてませんが。
是非、見てみてくださいませ。
燃えろ一歩を越えられるのか?(笑)

渡辺明監修のマンガは宗桂でした。哲也という有名麻雀マンガ描いてますね。

後、将棋指す獣というマンガがコミックパンチのWebで3話まで無料で読めますよ。
なかなか面白かったです。こちらも是非に。

すべてチェックしていますよ、笑
最近、昭和のぶっとんだ将棋漫画を見つけたので、これはまたの機会に紹介しますね。

さすがぷりうすさん(笑)
しかし5五の龍以上の昭和のぶっ飛んだマンガがあるのでしょうか?
楽しみです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/603512/67191618

この記事へのトラックバック一覧です: リボーンの棋士/鍋倉夫:

« 映画「泣き虫しょったんの奇跡」を観てきました | トップページ | 振り飛車なんてこわくない »