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2018年10月30日 (火)

寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました④

ランチの時間が終わると、「知っとこ!竜王戦&指導対局」の時間です。プログラムの半分が島九段のトーク、半分が指導対局という形で行われました。私は佐藤九段と飛車落ちで対局することになりました。かなり緩めてもらったので、気持ちよく勝たせて頂きました。

1日目の最後は能楽堂に戻り、午後4時半から6時の封じ手まで観戦します。開始時と違い、マスコミはもうおらず、そこには、羽生竜王と広瀬八段、記録係の3人だけでした。初手の時とは違い、会場に入った瞬間、尋常でない空気間、両対局者から発せられる圧倒的な存在感、ただごとではない神聖な雰囲気に飲み込まれてしまいました。

 

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最前列のベスト・ポジションに座ることができて、目の前で起きていることが、あまりにも非日常的で目をそらすことが出来ず、息をするのも気を遣うほどの緊張感を味わいました。
数十名が観戦しているにもかかわらず一切の音がせず、時折対局者の扇子の音、コップに水を注ぐ音しか聞こえてきません。まるで2人しか存在しないかのような空間でした。1時間半の観戦でしたが、一手も指さずに羽生竜王の封じ手となりました。

 

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長かったという感覚は無く、羽生竜王と広瀬八段と同じ空間にいられたことに感謝で胸がいっぱいになりました。明日、いよいよ決着がつきます。

 

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