« 寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました⑤ | トップページ | 寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました⑦ »

2018年11月 1日 (木)

寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました⑥

羽生マジック「2四桂馬」。一瞬なんじゃこりゃーと思いましたが、飯島先生の解説で「歩の頭にただで取られる桂馬を打ちましたが、これを取ると広瀬八段の攻め駒が足りなくなり、羽生竜王が有利になる」とのこと、なるほど。

「モンキー・マジック」「油性マジック」「羽生マジック」とありますが、私が一番好きなのが、この羽生マジックなのです。これまで数々ありましたが、後世に語り継がれると思われる一手を見ることができたのは幸運でした。しかし、局面はまだ難解です。

その後、佐藤康光会長と渡辺棋王の豪華な解説がありました。佐藤先生が「こうして、こうして、これで優勢ですか・・・」と言うと、すかさず渡辺棋王が「優勢?どちらが?」との返しに「どちらか?う~ん・・・」と悩む佐藤先生。「どっちなんだ!」と観客の心の声がひとつになったのを感じました。
解説中に佐藤九段がひとつ気になることを渡辺棋王に話していたのが、印象的でした。それは広瀬八段が馬をつくったときに羽生竜王が持ち駒の金で馬を追い払った場面でした。

「羽生さん、棋風変わった?」と渡辺棋王に聞きました。「どうなんでしょうね・・・」と返答。もしかして羽生竜王がまだ進化している?キターーー!!羽生さんの全盛期は実はこれからなのだと感じた瞬間でした。

羽生先生、来期は目指せ八冠王です。

 

Cimg0932s

 

 

« 寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました⑤ | トップページ | 寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました⑦ »

寄稿」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました⑤ | トップページ | 寄稿:竜王戦プレミアム・特別観戦&交流プログラムに参加しました⑦ »