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2018年11月26日 (月)

大石直嗣先生をお迎えしました

秋分の日(11/23)に、われら琉球支部は大石直嗣七段をお招きして勉強会を開催しました。

 

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支部に対する一番の特典ですが、1年に1回、日本全国どこの支部にもプロ棋士の派遣を格安で要請することができます。将棋連盟が行っている、このうれしいファン・サービスを利用して、発足1年足らずのわが支部ですが、念願のプロ棋士の招へいを実現しました。初めてのことなので、どのようにお迎えすればよいのか分かりませんでしたが、関西本部のSさんのアドバイスを受けながらついにこの日を迎えました。(西日本の支部は関西本部が担当)。

前日に支部会員数名で大石先生の歓迎会をささやかに行いました。沖縄の郷土料理を振る舞いましたが、お気に召して頂けたようで幸いです、笑。
先生とは来沖するまでに何度か連絡を取り合っていました。真面目で几帳面な性格の先生だなあという印象でしたが、実際にお会いしてお話をすると、その人柄の良さと心配りにも感動しました。会員に難しい読み名の方がいるのですが、帰り際に大石先生が「Iさん、また次の機会に」と挨拶されたことに、本人はとても驚いていました。なんでも初対面の方が自分の名前を一発で覚えることはこれまでなかったということです、笑。

翌日、宜野湾将棋道場の席主のお計らいで道場をお借りして、午後1時から5時まで勉強会を行いました。プロ棋士をお招きすると、たいていは指導対局がメインになりますが、今回は最初の1時間は最近の自戦記を大盤を使って解説して頂きました。事前に「振り飛車党ばかりで、相居飛車とかは誰も分からない 、泣」とこちらの事情を伝えていました。当日、先生が準備したものは、第44期棋王戦予選の藤井聡太六段(当時)を相手にした、大石先生の得意なダイレクト向かい飛車の棋譜でした。

およそ1時間の講習でしたが、ご本人によるご自身の将棋の解説なので、水面下で行われた読み筋や駆け引き等を含めて、とても勉強になりました。その後は恒例の指導対局です。大石先生には三面指しでご指導して頂きました。

 

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勉強会終了後には、前日の歓迎会に来られなかった会員も交えて改めて懇親会を行いました。途中で、翌日に予定されている宜野湾道場支部の指導のために来沖された阿部隆先生と席主もいらしてこれに参加して下さり、とても楽しい宴になりました。(阿部先生のお話は大爆笑ものでしたが、ここには書けません、笑)

大石先生、今回は沖縄まで来て頂き、会員一同とても喜んでおります。またお会い出来る機会を楽しみにしています。どうもありがとうございました!

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コメント

良い企画ですね。
これが年1回あるなら、琉球支部に入らないと損ですね。
羨ましい限りですよ。
この勉強会の成果は、新春大会できっと出るはず!

また、こんなこと言ってプレッシャーかける、笑。
とても楽しかったですよ。

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