第三期・豊田杯王位戦3番勝負を見学しました
日曜日(12/9)は、宜野湾将棋道場で行われた豊田杯王位戦三番勝負の第2局を観戦しました。
ぷりうすも参加している順位戦(ちなみにB2だよ)ですが、今年のA1リーグは並み居る強豪を倒し、岸本さんが見事、優勝しました。1年間を通して行われたリーグ戦ですが、後は未消化のいくつかの対局を残すのみ。いよいよ年の瀬が近づいてきましたね。
今年、道場リーグ戦も3年目を迎えました。宜野湾将棋道場に集う人も増え、盛大にリーグ戦を開催できるまでになりました。一番下のクラス(C3)からスタートしたちびっこの何人もが上のクラスへ進み、これからの成長も楽しみになりました。この中から、県将棋界のトップを目指す会員も出てきてくれるはずです。
さて、初防衛を果たした豊田杯王位の禰保さんに、今年は岸本さんが挑むことになりました。11月25日に行われた初戦では、禰保王位の勝ち。この日、ぷりうすは体調がすぐれず欠席してしまいました。
三番勝負の第2・3戦は12月9日に開催されました。大盤解説には、小林裕士七段をお迎えしていました。午前10時に始まった第2局でしたが、2時間を超える熱戦は禰保王位が勝利し、2度目の防衛を果たしました。最終盤に、岸本挑戦者の勝ち筋があると小林先生が指摘されましたが、秒読みに追われていたため、気付きにくかったようでした。惜しかったなあ、もう1局見たかったです。
両対局者から見えないように置かれた大盤では、指さしと筆談による解説が行われました。無言のままで進行したのですが、意外とそれでも分かりやすく、とても勉強になりました。
両対局者の激闘に感動した余韻さめやまぬ中、自宅に戻ってから、去年の王位戦三番勝負の記録集を久しぶりに読みました。禰保王位の優勝インタビューにこんなセリフを見つけたのです。
「Q:今後の目標をお願いします。
A:とにかく実力をつけて全国タイトルを取ること。また来期の王位戦の防衛です。」
有言実行さすがです。今年の支部名人戦の全国大会優勝と豊田杯王位戦の防衛おめでとうございます!
PS/今年も豊田杯王位戦の記録集を製作します。どうぞご期待下さい。
宜野湾将棋道場王位戦の様子はこちら
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