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2018年12月16日 (日)

大石直嗣七段にインタビューしました・後編

Q:憧れていた棋士は?

A:谷川先生や羽生先生でした。

Q:小学5年生の時に「森信雄先生の門を叩いた」とのことですが、森先生とのご縁はどういうきっかけでしたか?

A:師匠が主催した大会に出たときに、師匠が私の将棋を見て下さって、そのご縁で声を掛けて頂いて、入門することになりました。

Q:入門の際に師匠に何か言われましたか?

A:「遊びは控えなさい」と。それと「群らがらないようにしなさい」とはよく言われました。仲良くし過ぎると、実際に対局したときにそれが出てしまうと。

Q:奨励会に合格したのは、(何回目で)おいくつのときですか?

A:小6で1発合格でした。

Q:お住まいは大阪なので、関西道場への月2回の通いは負担にならなかったと思いますが、実際はいかがでしたか?

A:小3から将棋会館のセミナーに一人で通っていましたので、問題ありませんでした。大阪在住というメリットは大きかったですね。

Q:将棋の勉強と学校の勉強を両立させるのは大変だったと思いますが、どのようなバランスを取っていましたか?

A:取れていたんですかね?(笑)。学校はできるだけ通って、家に帰ってからは将棋漬けという毎日でした。

Q:沖縄にも奨励会を目指している子がいます。将棋が強いのは当然ですが、どのような性格の子が向いていると思いますか?

A:いろんなタイプの棋士がいるので、性格どうこうではないと思います。地方の子はどうしてもハンデがありますので、強い意気込みは必要だと思います。

Q:そんな奨励会を目指している子に、どのような勉強方法を薦めますか?

A:私は実戦しかやっていなかったので(笑)。今の子はバランス良くやっている子が多いと思いますね。自分にあった勉強方法を見つけることが大切だと思います。

Q:ご父兄へのアドバイスは?

A:う~ん、難しい。うちの両親はやりたいことを自由にやらせて、ずっと応援してくれましたので、その後押しというのはとても心強かったです。

 

大石先生どうもありがとうございました。現在は関西研修会の幹事を務めていらっしゃるということで、棋士を目指す子供達に関する質問に対しては、少し考えて、言葉を選んで回答していました。大石先生の益々のご活躍を期待して、これからも応援します!

 

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お仕事だけの沖縄はもったいないということで、首里城へご案内しました

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コメント

小5でプロが育ててみたいと思わせるのは凄いですね。
森先生は見る目が違うなぁ。

そうですね。非凡な才能を感じたからこそ弟子にとったのでしょうね。
沖縄に大石ファンとても増えましたよ。

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