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2019年3月21日 (木)

くすぶりの龍/木村栄志

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昭和の将棋漫画に関心があります。今ではすっかり洗練された将棋の世界ですが、あの時代はまだまだ荒っぽかったようです。
古書店でこの漫画を見つけて、さっそく購入しました。DVを暗示させる表紙の絵で現代ではダメだなと。当ブログには学生さんや女性の読者もいらっしゃるようなので、自主規制して進めます。
「昭和43年、大阪ミナミに”くすぶりの龍”という若い賭け将棋の真剣師がいた」というコピーで始まります。その前に「くすぶり」って何だろうと、その言葉について調べました。「燻り」の意味はというと、”評価が低く、活動も注目されないさま”とか”物事がうまくいかずに停滞すること”です。
これでなんとなく、賭け将棋を生業としながら冴えない人生を歩んできた主人公の物語だと分かります。ちなみに主人公の棋力はというと、元奨三段にはかなわないくらいの設定だそうです。詳しくは、「棋書ミシュラン」さんにありますので、そちらをどうぞ(これはダメだろうというシーンがあるのですが、あちらでもふれてません)。
「生涯を賭けて戦った将棋がある。愛する女のために」とのことですが、実際は、盤外戦術により仇討ちに成功したわけで、感心できる勝ち方ではありません、笑。それでも、因縁の相手を23手詰めで追いつめるシーンは、将棋の勉強になりました。棋譜監修は中田功五段(当時)です。


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主人公の生き様に共感はできませんが、昭和の劇画らしい泥臭いストーリーは懐かしく、楽しく読ませていただきました。

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コメント

初耳漫画です。そそりますね~。中田先生が監修とは…
5五の龍以上の劇画っぽい(笑)

昭和の劇画はジャンル問わずに、いいですよね。

さて、ココログが全面リニューアルされて、障害が出ております。以前より使いにくくなってしまいました。困ったね~。

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