寄稿:第42回西日本久留米王位戦に出場しました・前夜祭編
お待たせしました。shimada様より久留米王位戦の自戦記が届きました。全4回シリーズでお届けします。
shimadaさん:
この大会には2年前にも出場させていただき、その時は運よく準決勝まで勝ち進みました。終盤まで優勢だったのですが、一手のミスで逆転負け。勝っていれば大分県のHさんとの決勝戦だったのに...。意気消沈した私に、「shimadaさん惜しかったね」と優しく声をかけてくれたのは、将棋界のダジャレ王こと審判長の豊川孝弘先生でした。
あれから、嫁に「代表取ったら久留米旅行しよう!」と意気込んで県予選に挑みましたが、なかなか夢は叶わず(泣)、今回2年越しの約束をついに果たせました。今大会は豊川先生が審判長なので、再会出来ることも楽しみにしていました(去年は中田功先生で、基本交互です)。
大会前日に久留米へ向かい、18時からの前夜祭に出席。しばらくしてから抽選が行われ、今回は沖縄勢から先にくじを引きました。運よく初戦シードになりましたが、シードバックに超強敵が入ると1局しか指せない可能性もあります。
恒例の各選手からの決意表明で、私はなんと、このトリを飾ることになりました。ぷりうすさんから優勝宣言するようにと冷やかされていましたが、これは誰にでも出来ることなので(爆)、却下。全部は紹介しませんが、一言だけ。
「知らない人の方が多いと思いますが、私は全国優勝の経験者であります!」
このスピーチがかなりインパクトあったのか、初戦を勝てば私と当たる方が構えてくれたように見えました(爆)。
その後、二次会へも参加しましたが、大分のHさんはまったくアルコールを口にしませんでした。他の参加者が「珍しい」「なかなかない」と噂していましたが、実はある決意をもってのことのようでした。そのときは、私は知る由もありませんでした。楽しい宴も終わり、ホテルへ戻り就寝しましたが、大会前日の緊張感からか、あまり眠れませんでした。(つづく)
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