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2019年7月21日 (日)

星野良生四段にインタビューしました・前編

5月26日に開催された文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦の審判長として来沖された星野良生(よしたか)四段へインタビューしました。星野先生は「超速▲3七銀」の創始者として升田幸三賞を受賞されています。幼い頃から奨励会に入るまでを中心に質問いたしました。2回に分けて掲載します。
*なお本記事は、事前に星野先生に目を通して頂き、ご了解のうえ掲載いたしております。

Q:将棋をはじめたきっかけは「5歳の時に買ったオセロの裏に将棋盤があって興味を持ったことから」ということですが、その時に、どなたが手ほどきしましたか?

  祖父と母が駒の動かし方を知っている程度で、それほどレベルは高くありませんでした。家族に将棋が強い人はまったくいませんでした。

Q:それからずっと将棋に関心を持ち続けていたのですか?

  特に強い情熱があったわけではありませんが、続けてはいました。

Q:他にはどんなことに興味や関心がありましたか?

  スポーツは大好きでした。クラブ通いしていたわけではありませんが、夏休みは将棋のない日はずっとサッカーとか、外遊びをしていました。あとカードゲームもしましたね。

Q:どのような性格のお子さんと言われてましたか?

  どうなんですかね(笑)。将棋に関してなんですが、ずっと支部に通っていたのですが、最初はまったく勝てなくてもやめませんでした。負けず嫌いというよりも、ずっとやっていればいつか勝てるようになるだろうと考えていました。そのような性格でした(笑)。

Q:将棋道場や将棋教室には通われましたか。それはいつ頃から?

自転車で15分くらいのところにあった支部に小1から通っていました。道場や教室とも違いますので、そこで教わるというよりも相手をしてもらったという感じでした。そこにはおじさんしかいなかったです(笑)。

Q:小学生の頃はどんな将棋の勉強をしていましたか?

  棋譜並べや詰め将棋もちょこちょこやってましたが、あまり好きではありませんでした。基本的には毎週土曜日の4時間、支部でしっかりと将棋を指すことがメインでしたね。

Q:その頃、周囲には将棋のライバルや友達はいましたか?

  おじさんばかりでしたので、いなかったです(笑)。小学生の県代表を争うレベルになるまでは、いませんでした。

Q:学校ではどのようなお子さんでしたか?

真面目でしたよ(笑)。勉強が好きと言うよりも、テストを頑張るタイプでした。

Q:アマ初段になられたのはおいくつのときですか?

  う~ん、小3くらいだったかなあ。アマ4段は5年生か6年生くらいだったと思います。

Q:プロ棋士を目指そうと意識されたのはおいくつでしたか?

漠然としては、将棋を始めたくらいの頃からありました。ただそれに向かって特別な努力をしていたわけではなく、憧れとしてありました。

続く

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