2019年・朝日アマ名人戦・沖縄県大会に参加しました・中編
前編の記事にコメントを頂きました。
通りすがりさん:
A級6名に対してB級33名は明らかに人数が偏っているので、なんとか各クラスの人数がバランスとれるようにならないですかね。
確かC級やD級は4位以内に入賞したら昇級できるみたいなので、B級でも上位4人は初段認定するとかやらないと、B級が激戦区でA級が人が少ない状態がしばらく続きそうですね。
B級の人も4位以内に入ったら(2位~4位は本人が希望すれば)初段認定出来るように運営側に相談するのは難しそうですか???
ぷりうす:
その日は、貴殿がおっしゃるようなことを議論していました、笑。A級に上がったら、足繁く大会に通わなくなるんじゃないかとも心配しているのです。級位者の目標はやはり初段。それを取ったら、もういいかなあと止めるのではないかと(この辺はA級在籍者にアンケート取りたいですね)。
ただいまB級が激戦区になっているのは藤井ブームの頃に将棋を始めた方がこのクラスに集まってきている影響で、あまり心配はいらないように思います。
B級の方は初段目指して今回こそ勝つぞと燃えているので、決して悲観しているようには見えません。一歩手前に目標が見えているからこそ、参加者も多く頑張りや意地が見られるのでしょう。
「おれの将棋」は悲壮感丸出しの書き方ですが、ネタとして楽しんで頂ければのつもりですから決してめげていませんので大丈夫、笑。
大所帯ゆえ「4位以内に入ったら(2位~4位は本人が希望すれば)初段認定出来るように」との提言はありかと思いますので、これは事務局に伝えておきますね。
すべてのクラスで人数のバランスが取れているのが理想ですが、なかなか難しいんじゃないかと。以前、三段取った方が大会に来なくなると言う「三段問題」というのがありました。県内におよそ100人はいるであろう三段の方の出席率が悪くて、参加しやすいようにと「三段リーグ」クラスが設けられたこともありました。 藤井ブーム以前はD級が5名そこそこの暗黒の時代もありました。
大会には大勢集まるほうが楽しいです。人集めに苦労していた時代からだいぶ様変わりしました。沖縄の将棋界、もっと盛り上がってほしいです。コメントありがとうございました。
つづく
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コメント
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ぷりうすさん、ブログの更新&返信ありがとうございます。
また、昇段規定について、私の意見を事務局にお伝えするとの事、ありがとうございます。
「ず」さんのブログにも「昇段・昇級規定の柔軟な運用が必要かも、と思います。」と書かれてたので是非よろしくお願いします。
私も将棋ファンとして沖縄の将棋界がもっと盛り上がってほしいので、今後も何かいいアイディアや意見があればコメントさせていただきますね。
ぷりうすさんを影ながら応援しています!!
投稿: 通りすがり | 2019年9月10日 (火) 20時34分
ここ十年くらいは分かりませんがA級は昔から人が少なめで子どもにとっては通過点だったような薄いイメージがあります。
私がB級からA級に上がって大会に参加した時はそれほど苦にはなりませんでしたがS級からは厳しさを感じました。
B級が膨れ上がった今をチャンスとしてA級の層を厚くしていけるような改革を沖縄の将棋支部にはぜひとも考えて欲しいところです。
投稿: 糸 | 2019年9月10日 (火) 21時33分
>通りすがりさん
有益なコメントありがとうございました。どのような対応になるのか分かりませんが事務局長さんへ
伝えておきますね。
投稿: ぷりうす | 2019年9月11日 (水) 06時08分
>糸さん
コメントありがとうございます。なるほど、古くからA級は少なかったのですね。初段もらったら、ひとまず落ち着く気持ちは分かります。そこで止まらずに、継続してA級に参加してもらうようにするには、勝負だけでなく、会場で強い方から教わる機会を設けたりとか、いろいろな試みがあってもいいかなと思います。県内の将棋、もっと盛り上がってほしいです。
投稿: ぷりうす | 2019年9月11日 (水) 06時44分
もう5年以上前になりますが私が大会に出ていた時期もA級の人数はあまり多くなく、B級から上がったばかりの人(特に子供)がA級でもすぐに入賞して初段からいきなり三段に昇段というのも結構あったと思います。
初段に上がったからやめるというよりは、A級の壁があまり高くなく、子供の場合だとすぐに三段になってA級から抜けてしまうので、A級の人数が慢性的に少ないイメージがあります。
逆に当時は代表選抜クラスとS級が分かれていなかったので、三段に昇段したばかりの人でも県代表クラスの強豪と同じS級で対局したりする事になるので高い壁を感じて大会に参加しなくなった人が多かったように思います。(※ブログでも触れられている「三段問題」です)
24道場の1000以上あれば三段になれる可能性があったので、そういう人が県代表クラス(24道場の2700ぐらい)と対局となるとさすがに手合い違いで、大会会場に来ているけど、勝てないとの理由で大会参加せずに観戦だけしている三段の方が結構いました。
その時にいろいろ意見を出させていただき、2013年から【三段戦】というものを実施していただいた後に、現在のように、代表選抜とS級に分かれる形になって「三段問題」も結構解消されていると思います。
ただ、初段になったから満足して将棋熱が落ち着くとの人もいると思いますのでそういった人も継続して大会に出てくれるような、試みも是非必要だと思います。私も沖縄の将棋がもっともっと盛り上がるよう祈っています。
投稿: 通りすがり | 2019年9月11日 (水) 08時04分
>通りすがりさん
三段戦の詳しいいきさつをよく知らなかったので、大変参考になりました。ありがとうございます。
これからもいろいろご教示下さい。
投稿: ぷりうす | 2019年9月11日 (水) 11時41分