「龍と苺」はおすすめ
「龍と苺/柳本光晴」の第一巻(小学館)を読了。これはかなり期待できる将棋漫画が出てきました。
「龍と苺」は週刊少年サンデーで5月から連載が始まりましたが、開始早々、ネット上で盤面のミスを指摘されてしまいました。物語の進行上、主人公の苺(中二)が将棋をやらざるを得なくなるという、大事な場面での致命的なエラーでしたので大丈夫かよ~と心配する声もちらほら聞こえました。

コミック化に際して、その箇所をささっとホワイトで修正してなかったことにしてもよかったのですが、作者は謝罪コーナーを設けて「今後このような過ちを2度と犯さぬよう、原因を精査し...」と正々堂々お詫びしました。
一昨日に初めて将棋を教わったばかりの14歳の女の子は、将棋好きの元校長との行きがかり上、大会に出場することになり、アマ四段や元奨にも勝利して決勝戦へ進みます。彼女は一手指すごとに強くなるという設定ですが、初心者がこのように勝ち続けるのはありえません。
荒唐無稽なストーリーだと馬鹿にしてしまいそうですが作者の腕力で一気に最後まで読ませます。会場の描写やそこに集う将棋愛好家にも目が行き届きしっかりと描かれています。こういうところをおざなりにしていないことが本格的な将棋漫画として成立しているのでしょう。また、主人公の生意気な物言いも個性的で魅力あるキャラに仕上がっていますね。
「龍と苺」はまだ始まったばかりですが、これからの展開がとても楽しみです。

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