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2020年8月28日 (金)

「龍と苺」はおすすめ

「龍と苺/柳本光晴」の第一巻(小学館)を読了。これはかなり期待できる将棋漫画が出てきました。

「龍と苺」は週刊少年サンデーで5月から連載が始まりましたが、開始早々、ネット上で盤面のミスを指摘されてしまいました。物語の進行上、主人公の苺(中二)が将棋をやらざるを得なくなるという、大事な場面での致命的なエラーでしたので、大丈夫かよ~と心配する声もちらほら聞こえました。

 

2miss

 

コミック化に際して、その箇所をささっとホワイトで修正して、なかったことにしてもよかったのですが、作者は謝罪コーナーを設けて、「今後このような過ちを2度と犯さぬよう、原因を精査し...」と正々堂々お詫びしました。

一昨日に初めて将棋を教わったばかりの14歳の女の子は、将棋好きの元校長との行きがかり上、大会に出場することになり、アマ四段や元奨にも勝利して決勝戦へ進みます。彼女は一手指すごとに強くなるという設定ですが、初心者がこのように勝ち続けるのはありえません。
荒唐無稽なストーリーだと馬鹿にしてしまいそうですが、作者の腕力で一気に最後まで読ませます。会場の描写やそこに集う将棋愛好家にも目が行き届き、しっかりと描かれています。こういうところをおざなりにしていないことが、本格的な将棋漫画として成立しているのでしょう。また、主人公の生意気な物言いも個性的で、魅力あるキャラに仕上がっていますね。

「龍と苺」はまだ始まったばかりですが、これからの展開がとても楽しみです。

 

Ichigo

 

 

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