VS
昨晩(10/3)はTパパと初めての研究会。Skypeは使い慣れているということで、出来そうだ。プロ棋士がやる1対1での研究会、通称、VS(ブイエス)。それを真似て、なんだかかっこよくないかい。
約束の時間に24で対局。互いが振り飛車党なので今回も相振り飛車になったのは必然。たいていは美濃囲いや金無双にするのだが、これではいつもと同じになってしまう。やったことのない穴熊を試した。

手詰まりが出て、我慢出来ずにばっさりと大駒交換するのが級位者らしいとこ。そしてどうなるかと読み切れないで行うのもご愛敬。ぷりうすの△6七飛車打ち(56手目)でパパはしびれて大長考(8分)に沈んだ。ここでは▲1一角成りだと予想したが、指した一手は守りを固める▲5八金左。取れる角を取って、角・銀交換の駒得で不満はない。
優勢だと過信して攻め急いでしまい、もつれてしまった。最後は反発くらって負け。しかし結果は二の次。VSはここからが大事なのだ。Skypeを起動して、この棋譜をソフトにかけて二人で検討を始める。まず気になったのは、あの56手目。ソフト推奨の一手は▲1一角成で、まだ互角とのことだった(*ちなみにレベルの高い手は指せないと言うことで、棋譜解析は「初段」に設定しています)。
▲1一角成△6九飛成▲3八金と進んでも評価値は互角。へーそうなんだと二人で感心してた。他に気になったいくつかの局面の変化を精査(!)したら、2時間を超えていた。
リアル道場での級位者同士の感想戦は、終盤戦の詰む詰まないの局面をさらっとおさらいしてお終いになる。それは双方が棋譜を正確に再現できないせいで、仕方ない。でも、パソコンを使えば納得できるまで行えるのは良いところ。このやり方でVSを続けようとの結論で、また来週。
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オフシーズン?も、努力されてますね。
こちらも大会はまだ無理ですが、支部単位の研究会と🆚は徐々に再開してます。
つくづくネット環境があるのは便利な時代になったと感じますね。
投稿: shimada | 2020年10月 5日 (月) 11時03分
ご無沙汰、お元気ですか?
そちらの将棋事情やエッセイなんてのもたまには寄せて下さいね。
投稿: ぷりうす | 2020年10月 5日 (月) 12時24分