VS13
南の島と言えどもこの数日間は寒かった。目覚めたら久しぶりの快晴。こんな日は散歩するに限る。空気は冷たいが、風はないので、海まで行けそうだ。

約束の時間になってもTパパが24にやってこない。こちら「先約待ち」にして30分待つ。とうとうしびれを切らして「また来週」とメールを送ったら、ゴメンゴメンついうっかりでしたと、慌てた電話が掛かってきた。
第1局は遅刻によるTパパの負けだねと宣言して、2局目を始めた(連盟のルールでは、1時間の遅刻で不戦敗のようですね、汗)。

74手目に3七角成。これで左右挟撃の体勢はほぼ整ったと勝ちを確信したが、今こそとばかりにTパパが▲3四歩と玉頭から襲いかかり、11手後に討ち取られてしまった。惜しい勝負だったと悔しがったが、激指初段先生の見解では、この74手目辺りにはすでに先手優勢の+2000だったわけで、全然惜しくもなかった。Tパパもこの局面では勝ちを確信していたとのこと。

この勝負、ソフトで振り返ると43手目の▲7四歩あたりからじわりじわりとポイントを稼がれていた。ここから先もTパパの歩の手筋に翻弄されてばかり。指し始めた居飛車は封印して、次回は振り飛車を指すと宣言して、また来週。
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43手目の局面は〇4銀・73桂から75歩と仕掛けていったのですね。
「74歩が残るからいってはダメ」の典型的な形です。
ぷりうすさんの方は受け身(42角)なのに攻めてるから、全体のバランスが悪いかも
しれませんね。先手の形が58金なので△53角にして▲35歩に△45歩を見せれば
それはそれでな気もしますし、ただ64銀で待機とかいろいろありますけどね。
急ぐべき手・急がなくていい手の判断を磨くと良いのではないでしょうか。
この局面でいえば73桂がそうで、玉の囲いを矢倉にするのか、片矢倉にするのか。
14歩も急がなくていい手ですね。
投稿: 通りすがりの… | 2021年1月12日 (火) 10時16分
ご指摘の通りです。居飛車の囲いの発展のさせ方をマスターことが先だと、汗。
投稿: ぷりうす | 2021年1月12日 (火) 10時22分