VS34
真夜中に発生した線状降水帯の影響で、昼過ぎまで激しい雨が続いた。沖縄の梅雨明けはまだ先のようだ。
さて先日のVS。先手Tパパの3手目角交換からの四間飛車に居飛車で対抗。お互いが角を手持ちにしているので、序盤から慎重な駒組みが続く。勝負の結果はぷりすの勝ちだった。Tパパのうっかりがあったおかげである(でもうれしい)。
将棋の強い方を交えての感想戦で「いつでも心に余裕をもって、持ち駒を確認して盤面を広く見て」とアドバイスされた。今回、一番勉強になったところだ(1図)

数手前に駒がぶつかりあって、63手目に▲5六同角とされた局面。垂らしておいた6七の歩が次に取られてしまうので、△6二飛と寄った。だが、これはあぶない手だったそう(本譜はTパパが別の手を指した)。
(△6二飛)▲5三金△6四飛▲5四金引△同飛▲6五角。これを受ける△4三角打としても5四の飛車を取って十分。または(△6二飛)▲5三金△6四飛▲8三角成の変化は、玉形の差で形勢は歴然としている。戻って1図。後手の指すべき次の一手は?
正解は△1五歩。持ち駒と質駒となっている8六の銀で存分に端攻めが行える。それに4八の飛車が玉の逃げ道をふさいでいる。「ぷりうすさん、そろそろいくかな」と期待してたのにと苦笑いされた。級位者の憧れ、それは端攻め。決まるとかっこいいが、たいていは王様を逃がす。なので失敗を恐れてあまりやらない。
2人だけでは、この局面が大事なところだと気付かなかったはずだ。将棋の強い方の参加に感謝して、また週末。
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