VS38
先週の台風6号は宮古島近海でほとんど動かず、沖縄本島では強い雨が長く続いた。晴れていても蟄居の日が続くご時世だが、週末のVSに備えて将棋の勉強など。
Tパパから「今日は相振りでよろしく~」とのメールに、さて困った。この日に備えて準備していたのは、居飛車型の筋違い角戦法だったのだ。
ぷりうすの先手で▲7六歩。Tパパは△3四歩と角道を開けてきた。ここで角交換して▲4五角を打ちたい誘惑に駆られるが、やってしまえば二人の友情にヒビが入ってしまうと躊躇する。このVSが半年以上も続き、当初とは違う方向で進化しつつある現在、この研究会(!?)がさらなる発展を目指すために、今日のところは我慢しよう。▲6六歩と指して自重する(このような葛藤があったことをTパパは知らない)。
今回の相振り飛車での勝負は、終盤で王手飛車を喰らってほぼ負けを覚悟。それでも最後の望みをかけて入玉を目指した。△1一香打▲1三香打△同香▲同銀成△3二銀引の局面が勝負の分かれ道か。次の一手は?

解答は▲2七金。感想戦で将棋の強い人からこの手を指摘される。本譜は、一刻も早く王様を安全にしたいと▲2四龍と指してしまう。結果、3八の金を取られて、Tパパの攻めが繋がってしまったようだ、泣。
次回のVSは二人の対局ではなく、とある大会の決勝戦の棋譜を鑑賞することになっている。新たな企画を取り入れて進む研究会のこれからが楽しみだ。
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