懐かしい将棋大会・その12(2015年・文科杯小中学将棋団体戦・県予選)
小春日和の陽気が続いたが、明日から天気は崩れそう。
◎2015年・文部科学大臣杯小中将棋団体戦・応援に行きました

昨日は小中学生の将棋大会の応援へ。メンバー3人で競う団体戦だ。小学校部門では長田小が本命視されており、3連覇を目指す。長田小は将棋が盛んな学校で有名だ。
中学校部門には6チームが参加。その中で、即席チームが台風の目になるとは誰も予想しなかった。豊見城(とみしろ)中の3人は「思い出をつくるんです。目指すは予選突破!」。メンバーの2人は、2週間前に将棋を始めたばかり。彼らの練習対局を見ていたが、予選突破も厳しそう。
ただリーダーのNa君だけは強豪なので、1勝は確実。すなわち残る2人のどちらかが勝てばいいのだ。そして大方の予想を覆して、チームが決勝トーナメントへ進出したのには驚いた。
4チームでのトーナメントは準決勝戦から。相手は強豪の琉大付属中。決着はいよいよ中堅の結果を待つばかり。琉大付属中の中堅は優勢に進めていたが、ついうっかりが出て反則負け。どんでん返しが起きて豊見城中が決勝戦へ進出した。
最終戦の相手は北谷(ちゃたん)中。豊見城中の先鋒の子は瞬殺負け。中堅の子は王手放置の反則勝ち。大将のNa君は貫禄勝ち。なんと即席チームが優勝した!
表彰状を授与するときの役員の表情は少しぎこちなく見えたが、笑。15級2名と三段1名という、前代未聞の代表チームなのだ。西日本大会には有段者を揃えた学校が多く出場するだろうが、向こうでも神風を吹かせて欲しい。
◎以上は、2015年5月11日にmixiにアップしたものです。強豪を揃えたチームが勝つというセオリーを無視した結果に驚きました。こんなことはそれ以降ありませんがね、笑。西日本大会の結果ですが、小学生部門に出場した長田小チームは上位2チームに入り、後日決勝大会へ進出しました。さて、豊見城中チームですが、やはり予選敗退でした。しかし最高の夏の思い出になりましたね。そうそう、県大会の審判長には中村修先生をお迎えしておりました、懐かしい。

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