VS61
強い雨が降ったり曇ったりと寒さが続いている。近所の桜は満開だが、今日はぐっと冷え込む。
久しぶりに将棋の強い方がやってきた。「Tパパの指し手が荒いのとぷりうすさんの指し手の方向音痴なところが気になって。今度のVSは感想戦の形式ではなく、思考をオープンにしながら対局してみたら」と提案された。
ということで、昨日は対話しながらの対局となった。なので、勝敗はカウントしないとTパパに前もって伝えておく(3連勝中だからね、笑)。
81道場の特徴の一つは、着手する駒にマウスカーソールを合わせたら、そのマス目の色が微妙に変わる点である。どう指すべきかといくつも候補が出てくると、駒を握っては放したり。その度にマス目の色が変わり、相手にも伝わる。これが今回の指導では役に立った。そういう場面がくると、何を迷っているかと尋ねられて、どういう方針を取るべきかと、ワンポイントアドバイスを受ける。
今回の将棋、もっと注意を払ってほしいところは序盤にあった。Tパパが角交換を目指して開戦を仕掛けた▲6五歩の善悪についての検討だった。

数手進み、この局面になるとどちらが指しやすいだろう。互角だが先手の7七銀は動きにくくなった。

後手はここから△1五歩や△4二金上、△5四歩といろいろ指せる。先手は角の打ち込みがあって、高美濃への組み換えにも苦労しそうだ。
序盤では、開戦する前に相手の手に合わせて動ける形を目指すこと(ここでは▲9六歩や▲7八金)。後出しじゃんけんするような感覚を身につけていくのが大事だと教わった。
Tパパはこれを踏まえて立石流四間飛車を勉強するとのこと。それなら、おれは立石流破りを調べなければいけない、汗。
将棋の強い方の参加に感謝して、また来週。
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