2024年・学生3大会・沖縄県予選の応援に行きました
母の日の昨日(5/12)は、那覇市の牧志駅前ほしぞら公民館で学生3大会・沖縄県予選が開催された。こちらで大会を行うのは初めてだ。大ホールは照明も明るく、椅子やテーブルもまだまだ新しい。今後の利用もありかなと思う。
さて開会式。照屋会長から全国大会における沖縄県勢のこれまでの入賞実績が報告された。「今年の県予選はハイレベルの戦いになると思うが、しっかりと頑張って下さい」と選手に気合いを入れて、いざ対局開始!
本大会は派遣がかかった代表選抜戦なので、派遣クラスやSクラスで活躍している大会常連の学生らが有利なのは否めない。倉敷王将戦の低学年部門には初出場の子供達が意外に多くいた。棋力別ではないのであっという間に終わった対局も多々あったようだ。一般大会では棋力ごとにクラス分けされているので、負けた子もまたチャレンジしてほしい。
午後から始まるトーナメント戦には、やはり大会常連組が駒を進めていた。ここからさらなる激戦を勝ち抜いて、優勝者が決まる。今回、一番注目していたのは高校竜王戦の決勝戦だった。前日の高文連大会で優勝したAsahi君が連勝するか、高校の全国大会で優勝経験がある初出場のR君のどちらに軍配が上がるかと多くのギャラリーの注目を集めた。戦型は中飛車銀冠と居飛車銀冠の対抗形。中盤戦の押したり引いたりの場面では双方がじっくりと時間を使った(自分の読み手はほとんど当たらず、汗)。
ここから一歩抜け出たAsahi君が徐々に優勢を拡大して、昨日に続き優勝を決めた。そばで観戦していたTパパが、「こういう将棋をさせるようにならないと上のクラスにはいけない」とつぶやいた。まったく同感だ。この棋譜をしっかり並べようと思い、記録係に頼んで写真を撮った。
本大会は出場者が多かった割には、スムーズに進行して予定時間より早く終了した。自分が出ていない大会だったが、将棋の構想力はどうあるべきか目が覚める思いがした。選手と運営の皆さん、お疲れ様でした。
*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落として加工していますので、ご了承ください。
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