たまには温泉14
先月、鹿児島の日置市湯田で開催された将棋大会に行ってきた。もうひとつの目的は、「ホンモノ」にこだわって選定した温泉を紹介する「九州八十八湯めぐり」に選出されている田之湯温泉へ行くこと。
大会の当日は早起きして、身を清めて湯の中で精神統一せんと田之湯温泉へ向かう。路地を抜けると、昭和の時代に建てられた年期の入った建物を見つけた。おれと同い年の昭和37年創業とのこと。
ガラス戸を開けて浴室に入ると、あちこちから「おはようー」と挨拶の声が掛けられる。朝風呂をこよなく愛する常連さんでとても賑わっていた。地元民に長く愛されているのがよく分かる。近所なら毎日でも通いたい。後から入ってくるお客さんに、常連さんと一緒になって「おはようございまーす」とおれも大きく声を出した。
蛇口やタイルを含めて設備もかなり老朽化しており、昭和時代にタイムスリップしたようだ。浴槽は「熱め」と「普通」の2つに分けられて、泉質は単純硫黄泉で完全な掛け流し。泉温が高いと言われているが、この日はそこまで熱くなかった。
こちら湯之元の田之湯温泉は日本朝風呂党本部と銘打っており、今回、早朝に来られて、とても満足。
« 2024年・朝日アマ将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました・後編 | トップページ | 2024年・八重瀬町観光物産協会長杯将棋大会ありますよ »
「温泉」カテゴリの記事
« 2024年・朝日アマ将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました・後編 | トップページ | 2024年・八重瀬町観光物産協会長杯将棋大会ありますよ »
コメント