昨日(9/15)はシネマ・パレットで上映中の「泣き虫しょったんの奇跡」を観てきました。奨励会退会を経てサラリーマンからプロ棋士になった瀬川晶司五段の自伝的作品を映画化したものです。
この日、沖縄で安室ちゃんのラスト・ライブが行われました。モノレール駅では彼女の曲が終日流れており、街ではアムラーも多く見かけました。那覇の街は安室ちゃん一色でしたね。新聞社の壁面を飾った巨大スクリーンの前で記念撮影をする観光客やファンがたくさんいました。
安室ファンで有名な瀬川さんも来沖されてたようですね。ステージの安室ちゃんを観て、泣き虫しょったんは号泣したのでしょうか、笑。
瀬川先生のプロ入りまでのいきさつは原作本や「棋士 瀬川昌司(日本将棋連盟)」で読んでいましたので、映画のあらすじは知っているようなものでした。2時間を超える長丁場でしたが、最後まで飽きずに楽しく鑑賞できました。小道具やその時代のファッションも忠実に考証して再現されており、丁寧に制作されているなと感じました。対局シーンで使われたBGMがとても良かったですね。
編入試験の第四局では、中井広恵女流六段との対局がありましたが、その中井役を演じたのが谷口由紀女流二段でした。かなり派手な衣装でしたが、むろやんよく似合っていました、笑。これも映画ならではの演出ですね(中井女流が実際にお召しになっていたのは、黒か紺?の地味な落ち着いたジャケット)。映画でも本人役で登場した第二局の神吉先生のお召し物は、ど派手なピンクスーツでしたが、実際の編入試験でも同じ色の物を着用されています、笑。
少年時代から続く親友との友情、家族や仲間の暖かい応援、そして何よりも瀬川さんのプロへの夢が詰まった映画です。1日の上映回数が減ってきましたので、まだの方はお急ぎ下さい。
PS/行方さんも出演しているそうですが、探せなかった。