大会

大会の様子をお伝えします

2018年9月12日 (水)

2018年・しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました・後編

引き続きB級の決勝戦を観戦しました。宜野湾将棋道場に通うHクン(小5・4級)は幼稚園の頃から知っています。いつの間にかぷりうすと同じレベルまで上がってきていたのですね。対するは高校生のN君(高2・4級)でした。B級には1~4級の棋力の方がエントリーしますが、4級同士の決勝戦とは珍しい。たいていは初段くらいの力のある者同士が激突しますが、この2人は今日は勢いに乗って、ここまで勝ち上がってきました。

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Hクンの居飛車棒銀にN君はゴキゲン中飛車に構えて始まりました。決勝戦で多数のギャラリーに囲まれての緊張感からか、Hクンは攻め急いでしまいました。その隙を突いてのN君の角交換からの5五角の両取りで、あっという間にしびれてしまいました。的確なN君の攻めで、56手まで後手の勝ち。

感想戦でのN君の「今日は実力以上の力を出せて勝てました」という謙虚な姿勢が立派でした。優勝おめでとうございます!Hクンもどんどん強くなっていて、これからが楽しみですね。

県代表クラスのベスト4からは、小学生と中学生で争われました。一気に世代交代が進むのでしょうか。これからも県将棋界から目が離せません。優勝は小5のAクンでした。Aクン、全国大会でも頑張って下さい。優勝、おめでとうございます。

今日も楽しく過ごせました。運営に携わっていただいた役員の皆様にお礼申し上げます。また参加した選手の皆様もお疲れ様でした!

2018年9月11日 (火)

2018年・しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました・中編

久しぶりの決勝トーナメント進出はうれしかった。お昼時間までは他の対局を覗いて過ごしました。午後も試合があるって、なんて素晴らしいのだろう、笑。

ぷりうすとの対戦を所望していたおじさん方ですが、皆さん予選敗退しましたので、対決は次回へと持ち越しになりました。今度、当たるのを楽しみにしています。

お昼を過ぎると、C・Dクラスの参加者も続々来場し、会場はだいぶ混み合って来ました。本日の大会には総勢122名の参加がありました。

代表選抜クラスの予選が長引いたために、午後のスタートが遅れました。ぷりうすは待ちくたびれて、昨日の疲れが出ていました。ときどき猛烈な睡魔が襲って、そのつど軽く体を動かして、眠気を吹き飛ばしていたのですが、気分の冴えない辛い時間帯でした。

決勝トーナメントの1回戦は不戦勝を頂戴し、2回戦から試合が組まれました。いきなりベスト8からの登場でした。(予選2連勝と不戦勝を含む2勝は価値が全然違うので、後者にはシード枠を与える必要がないというのが持論ですが、今日は気にしない、笑)。

記念すべきベスト8の試合は30代のYさん(3級・四間飛車が得意)と。3手目に角交換して、おまけに角成りまで出来ました。これは短手数で快勝できると思い込み、自陣の整備を後回しにして攻め込んだ。しかし、相手の粘りにだんだん雲行きが怪しくなり、ついには馬を消されてしまった。そこから玉形の差が出てしまい、負けてしまった。呆然。感想戦でYさんに「序盤のうっかりに気付かなくて助かった」と、指摘された。自宅に戻ってから、この局面での評価値を調べると、+1500だと示されて、2度へこんだ、泣。
   
今回はほんとうにもったいなかった。落ち着いて、しっかりと戦うことができれば、入賞も出来たであろうのに。次の大会には、眠気覚ましの強力ドリンクを持参していく。

つづく

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午後の部の様子

2018年9月10日 (月)

2018年・しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました・前編

昨日(9/9)は、沖縄市の老人福祉センター・かりゆし園で開催された赤旗名人戦・沖縄県予選大会に参加しました。
前日の夕方に仕事のトラブルが生じてしまい、睡眠不足の状態で試合に臨むことになりました。
この日は「曇り、所により雨」という予報通り、会場に向かう高速道路の途中途中では激しく雨が降っており、天気にはあまり恵まれませんでした。また、会場も那覇からかなり遠いので、どちらかというと大会の常連さんばかりが目立ちました。

受付時に「泣き虫しょったんの奇跡」の割引券を頂きました。サラリーマンから将棋のプロになった瀬川晶司先生の自伝的ノンフィクションを映画化したものです。沖縄ではシネマライカムとシネマパレットで上映中ですね。観に行かなくちゃ。

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さて、おれの将棋です。B級には20名のエントリーがありました。いつもよりだいぶ少ないので入賞が狙えそうです。ぷりうすと戦いたいおじさん方は予選リーグでは別ブロックへ振り分けられて、「決勝トーナメントで待っています!」とエール交換しておきました。おれは3人リーグで、さっそく不戦勝1つをぽけもんゲット。次は、30代の兄弟対決の勝者の方と当たります。居飛車とノーマル四間飛車の戦いをしっかりと観戦させて頂きました。勝者のお兄さんといよいよ対決です。メモを取っていたので、「もしかしてブログの方ですか?」と訊かれました。「自分はこのブログを読んで、大会に参加するようになったんですよ」と言ってくれました。

「ぷりうすの将棋」は大会情報を発信するだけでなく、大会の楽しさやその様子を伝えたり、強くなくても大丈夫、誰でも気軽に参加して下さいとお伝えできればいいなあと思い、スタートしたので、このようなお言葉を頂けて、今日はもう大満足です、笑。

試合は3手目に角交換して、得意の形へ誘導出来ました。中盤の玉頭戦でむこうの隙をついて勝ち。2連勝(不戦勝1つあるけど)という、初めての快挙で決勝トーナメントへ進出しました。

つづく(あまり期待しないように)

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開会式の様子

2018年8月26日 (日)

2018年・沖縄県支部対抗戦に参加しました

本日(8/26)、沖縄市の中央公民館にて支部対抗戦が開催されました。我が支部も2チーム出場しました。前々回のブログで「代表クラス2名、S級4名を抱える強豪揃いの支部です」と琉球支部を紹介しましたが、このメンバーでチーム編成するとは一言も書いてません。他の支部が警戒してくれたなら、ひとまず作戦成功です、笑。

実は、お強い方のスケジュールの都合がつかず「私でもよろしいでしょうか?」とそっと挙手してくれた級位者の仲間達と出場しました。支部間の親睦を目的とした大会ですので、今日一日、将棋を楽しみましょう!

12時過ぎに会場入りすると、沖縄で一番の会員数、およそ50名が在籍する宜野湾道場支部の面々がロビーで作戦会議の真っ最中でした。気合いの入れ方から違います。今回は12チームがエントリーしました(他の支部は1~2チーム)。

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「ルールは原則、駒落ち戦。普段、対戦したことのない人と将棋を楽しんで下さい。優勝した支部は、西日本大会へ出場する権利があります」と会長のご挨拶がありました。計22チームが参加しました。

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駆け足で「おれの将棋」です。予選1回戦はTクン(小5・15級)と6枚落ちで。将棋を始めて半年足らずということでした。6枚落ちの指し方なんて知らないのですが、うまく飛車を詰ませて勝ちました。残念ながら、チームは1-2で負けました。

ここで不戦勝1つ頂いて、次戦は宜野湾道場支部のちびっこ軍団と対戦しました。ぷりうすはYクン(小3・10級)と2枚落ちで。序盤早々に端を破られて形勢を悪くしました、泣。ここから数手進んで、Yクンが自陣に飛車を引けば、もう少し粘れたのですが、Yクン、ここでしっかり考えて、飛車を切って、ジ・エンド。一本取られました、 お見事でした。チームは1-2で負けて予選敗退に終わりました。駒落ち将棋もしっかりと勉強しておかねばなりませんね、泣。

夜に別件があったので、ここで会場を後にしました。優勝は宜野湾道場支部さんでした。なんと2位と3位も道場支部が独占しました。さすがです。おめでとう!

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今回も楽しい大会でした。参加した選手の皆さん、お疲れ様でした。運営に携わって頂いた役員の皆様、ありがとうございました。

2018年8月10日 (金)

2018年・アマ名人戦・沖縄県大会に参加しました・おわり

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午後から会場はさらにヒートアップしました。本大会はD級へ参加のお父さんが増えたように思います。これまでは、強いお父さんがお子さんを大会に引っ張って来て、将棋好きにしているようでしたが、いまは逆です。将棋好きなお子さんのほうがお父さんも誘って来るようになりました。良い思い出になりますので、これからもぜひご一緒に!

当支部所属のAさん(一般・三段)のS級の決勝戦が始まりました。対するは、イケメンのGさん(一般・四段)でした。先手の石田流に後手の四間飛車の相振り戦でした。

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自分の指し方とはだいぶ違うので、相振りのスタイルにもいろいろあるんだなあと感心しました。ただ、Gさんの攻めの銀がいくぶん立ち後れているのが気になりました。双方がいつ仕掛けるかと、そのタイミングを見守っていたのですが、なんとGさんに大失着が出てしまいました。午前から始まった大会の5、6回目の試合です。Gさんは、ここで魔が差したのか、ふっと一瞬、集中力が途切れてしまったようでした。

そのあとは一方的な将棋になって、61手まで先手のAさんの勝ち。Aさんは晴れて四段を頂きました。次回からは代表選抜クラスへ出場です。おめでとう!

本大会も楽しく過ごすことが出来ました。ただ、試合の1週間前から将棋の調子が崩れたりとか、なにかとプレッシャーに弱い性格だなと反省しています。次回はもう少しなんとかしたいものです。

運営にご尽力頂いた役員の皆様、ありがとうございました。出場された選手の皆様もお疲れ様でした!

2018年8月 9日 (木)

2018年・アマ名人戦・沖縄県大会に参加しました・後編

今日も午前で終わったおれの将棋。勝負に負けた後は食欲が感じられなかった。砂を噛むような思いで弁当を食べた。だが落ち込みわけにはいかない。午後からは、勝ち上がった方々の対局を覗いて、勉強だ。

向こうのテーブルでは代表派遣クラスの準決勝戦の準備が整ったようです。大学院生のIさん(四段)と小学四年生のSクン(四段)が向かい合いました。
Iさんは2年ぶりの大会出場とのことでした。もう3年前になるのでしょうか。首里公民館の将棋サークルに、大会には出ないけど強い大学生がいるという評判を聞いて、息子と出掛けたことがあります。当時とあまり容姿が変わっていなかったので、すぐに彼だと分かりました。

Sクンは、本来なら昨日に開催予定だった小学生倉敷王将戦へ本県代表として出場しており、今日は欠場のはずでした。倉敷王将戦が、7月の西日本豪雨の被災により来年の1月に延期になったため、本大会への出場となりました。
ぷりうすも倉敷へSクンの応援に行く予定でしたが、キャンセルしていました(被災に会われた方へお見舞いを申し上げます)。

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二人の将棋は、先手のSクンの矢倉に後手のIさんの雁木でした。相居飛車の将棋なので、全然分からない(ここで筆が止まってしまって、昨日は先に進めなかった)。

先手が中盤に敵陣に角を打ち馬となって自陣へ引きました。その10手後に3歩持っていたSクンの小技が光りました。▲3三歩(1図)△同桂▲3四歩△同銀▲2四歩△同歩▲同馬(2図)

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後手は銀取りを防ぐために仕方なく△5二角と打ちました。Iさんもこの局面ではやられたと苦虫をつぶした表情を見せました。「この歩の手筋は勉強になった」と感想戦でもこぼしました。しかし、そこから逆転していくのが彼の強さなのでしょう。自陣角を打たせるための3歩の代償が後々響いたようです。この手の良し悪しは分かりません。棋風の問題なのかと感じています。

今回も「次の一手」問題を作成したかったのですが、この対局では使えそうな局面がありませんでした。Iさんがじわりじわりと駒を盛り上げていき、眠っていた角を最後に目覚めさせるという、彼の将棋のつくりとその構想力が素晴らしかった。

140手まで後手の勝ち。棋譜取り係を務めたTクンも加わった感想戦で、改めて両者の将棋観を知ることができて大変、勉強になりました。奨励会試験を受ける前にこのような負け方を味わったSクンにとっても、良い経験になったかなと思います。お二方、お疲れ様でした。
長くなりましたので、今日はここまで。あと1回つづく。

2018年8月 7日 (火)

2018年・アマ名人戦・沖縄県大会に参加しました・中編

おれの将棋です。

今回のB級(=1~4級)には30人のエントリーがありました。ただいまB級は大混雑しています。とうに初段くらいの腕前の方々もいます。A級へ上がれるのは入賞する2、3人なので、渋滞するのも仕方ありません。強すぎる彼らと予選で当たらないことを願うばかりです。
発表された予選リーグは、Tクンパパとは別ブロックでした。「ぷりうすの将棋」的には、決勝戦で両者が当たるのがドラマチックなのですが、果たしてどうなるかな?

初戦は将棋大会が初めての同年代のおじさんと。級位はないそうです。実力が未知数なので、少しビビリました。駒を並べる手つきがぎこちなかったので、これで安心しました。おれはちゃんと伊藤流で並べましたよ、笑。
対局時計が足りずに、B級は時計なしでスタートしました。秒読みに追われるのが苦手なおれには、これは幸いでした。

中盤で相手の飛車を取ってリードしましたが、王様の周りを金銀でがちがちに固めているので、攻め方が分からない。運営さんが「遅いとこは時計入れますよ~」とプレッシャーを掛けてきました。
あのとき歩を2つ持っていたので、端を攻めて香車をつり上げて、そこに飛車をぶち込めば楽勝だった、と負けた後で観戦していたMさんに指摘されました、泣。

1敗の後の次戦は、同じ支部会員のKさんの息子さん(中一・3級かな)と。身内とは言え、忖度なんてしません。角交換の相四間飛車の勝負をきっちりと勝たせて頂きました。ちょっと得意になって、感想戦をしたりして。席を立ってから、ギャラリーのTさんに「薄氷の勝利でしたね。向こうが頓死筋に気付かなくて良かったです」と耳元でささやかれました、泣。

これで1勝1敗。決勝トーナメント進出を掛けた最後の試合はS高校の将棋部員だった卒業生の方と。彼が強いことは以前から知っています。これも角交換の相四間飛車になりましたが、向こうが一枚も上手でした。こちらの手を全て消されて、完敗しました。

今回は1勝2敗の予選敗退で終わりました。ところで、Tクンパパはどうなったのかというと、彼も予選敗退していました。今回、直接対決の夢は叶いませんでした。

夜遅くにTクンパパからメールが届きました。
「前日、ガチで息子とぷりうすさん対策していました。残念です」
戦うのはお互いにもっと強くなってからね~、笑。

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双方、必死なのだ

2018年8月 6日 (月)

2018年・アマ名人戦・沖縄県大会に参加しました・前編

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昨日(8/5)は、沖縄市の中央公民館で開催されたアマ名人戦・沖縄県大会に参加しました。
南国の強い日差しを受けて、おれと息子とAさんは会場目指して愛車ぷりうす号で高速道路を一気に駆け抜けました。
本大会は台風で1ヶ月順延になっており会場も変わりましたが、3ヶ月ぶりの一般大会だけあって、将棋指したくて指したくてうずうずしていた大勢の皆様の参加がありました(数え間違いしていなければ152名)。

さて、先日の道場にてB級へ昇級したばかりのTクンのパパから「今度の大会ではぷりうすさんと当たるのを楽しみにしています。対戦できたらブログに登場させて」とお願いされていました。受付の順番待ちをしていると、後から肩を叩かれて「同じリーグになるといいですね」とパパにVサインされました。
実はこちらも、Tクンパパの得意戦法などの情報は収集済みなので、負けるつもりはありません、笑。

ただ、道場の子供達の間では、ぷりうすさんと大会で戦えるのは2人しかいないから、なかなかブログに書いて貰えないと聞いています。おれが強くなって、毎回予選突破出来ればもう少したくさんの人と戦えるわけなので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回のラッキーな方はどなたかな?

開会の挨拶や主催の沖縄タイムス社の代表の方の激励の言葉をいただいて、試合開始の時間が近づいてきました。

つづく。

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皆さん少し緊張気味のようでした

2018年6月 1日 (金)

2018年学生大会・沖縄県予選 応援に行きました・後編

もうひとつの激戦区は中学生の部でした。こちらにも一般大会の上位クラスで入賞する腕自慢の有段者が多数、参加しました。ここ最近の大会では小学生の大活躍が目立ちましたが、中学生の彼らも大人の強豪を次々に負かしています。これからの沖縄の将棋界を担っていく期待の若者達です。

決勝戦はRクン(中3・五段)とTクン(中1・四段)の対決になりました。最近めきめき力を付けているTクンでしたが、善戦及ばず残念でした。Rクンの強さばかりが印象に残りました。中学生大会では2度目の優勝になりましたね、おめでとう!全国大会でも頑張って下さい。

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この棋譜も「次の一手問題」用に撮影してたのですが、が~ん、手ぶれしてしまって盤面で再現できません、残念。それでは小学生低学年の部の決勝戦から出題することにしましょう。

駒損で苦しい後手に対してリードを広げる手厚い先手の一手は?

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解答は、▲8四銀。この手の前から、先手は金で飛車を狙っていたので、手の流れとしても自然な一手でした。そして何よりも厳しい。実戦は、以下△8二飛▲7三歩成△同桂▲同銀成となって、飛車も取って先手勝勢になりました。

93手まで先手のKクンの勝ち。優勝おめでとう。ちょっと棋力差のある将棋でしたが、Yクンの「ぜったいに敵陣を突破してみせる」という根性とチャレンジはとても良かった。両君お疲れ様でした。

今年の学生大会は見応えのある将棋が多くて、おもしろかった。他にも紹介したい対局がいくつもありました。学生さんのレベルもずいぶんと上がっており、下からの追い上げも厳しくなるなあと感じました。7月まで大会がないので、この間しっかりと勉強しなくてはいけない。ぷりうすもがんばるぞと!

以上、駆け足で大会の様子をお伝えしました。選手の皆様、並びに運営にご尽力頂いた役員の皆様、お疲れ様でした。

おわり

2018年5月30日 (水)

2018年学生大会・沖縄県予選 応援に行きました・中編

注目すべき対局はいくつもありました。しかし、3つの大会が同時に進行しているので、落ち着いて観戦することは出来ませんでした、泣。

今年の小学生・高学年の部には有段者が7人もいました。さすが彼らは予選リーグを土付かずの2連勝で抜けました。(1人は2勝1敗でしたが)
決勝トーナメントのくじ引きは、支部対抗戦の団体部門のチームメンバーの3人が同じ山に振り分けられてしまいました。いつもは仲の良い3人ですが、今日は遠慮することなく全力でぶつかっていました。

Tクン(小6・四段)とAクン(小5・五段)は2回戦で当たり、Aクンの勝ち。準決勝戦はAクンとSクン(小4・四段)で、Sクンが勝って決勝戦へ進みました。彼らの将棋は内容の濃いものでした。棋譜を残していないことがもったいなかった。今月、久留米王位戦に出場したばかりのSクンには、向こうで学んだ成果を見せてほしい。

いよいよ決勝戦。もうひとつの山からは、先日の文科杯・団体戦の小学校部門で優勝したチームに所属するKクン(小4・初段)が勝ち上がりました。彼は早見え早指しのとても強い子です。

席に付くまでは落ち着きなくふざけた様子の2人でしたが、記録係が着席して対局の準備が整うと、真剣な顔つきで将棋盤に駒を並べ始めました。

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先手Sクンでいよいよ対局開始。角換りの将棋でした。たんたんと駒組みが進む中、Kクンの銀が果敢に攻め込むタイミングを伺っていました。32手目で△8六歩▲同歩△同銀▲8七歩△同銀成▲同銀△同角成と進みました。
この△8七角成に対する先手の切り返しの一手は?

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解答は▲8三銀。これで後手の飛車先を止めて8筋を守ります。ぷりうすは振り飛車党なので、こういう手があることを知りませんでした。この銀打ちを可能にするために、十数手前に▲5六角を指していたのですね。(対局中は何やってんだろ?と思いました、恥)

Sクンはこの手をノータイムで指しました。ここでKクンは長考に沈んでしまいました。
不利になってしまった後手のKクンは、その後も小駒で攻め続けたのですが、以降はSクンが上手く対応して押し切りました。79手まで先手の勝ち。

Sクンはこれで倉敷王将戦への県代表は小1から4年連続の獲得になりました。今度は昨年以上の好成績を収めることを期待しています。優勝おめでとう!

つづく

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