大会

大会の様子をお伝えします

2023年10月29日 (日)

2023年・朝日アマ将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました

本日(10/29)、沖縄市の中央公民館で第46回朝日アマチュア将棋名人戦沖縄県大会が開催された。先週に引き続いて今日も大会だ。あまり時間はなかったが、先手中飛車の対策の準備はやった。てっちゃんの将棋講座で解説された指し方に感動して、何度も並べた。もう三間に飛車を振らなくて居飛車でも大丈夫。

このところ秋晴れが続いて、空気も爽やか。会場の向こうの小学校は運動会だ。今日は行事のある学校が多く、子供達の参加は少ないそうだが、たいていこんな時はガチ勢ばかり。

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開会式の挨拶は副会長の米谷さん。「絶対に勝つという気持ちで、各クラスのみなさんは優勝を目指して頑張ってください」とご挨拶。いつもより参加者は少ないが、精鋭揃いという感じだ。

おれの将棋。予選1回戦はAoi君(3級・中三)と。この子とはよくあたる。中飛車党の彼への準備は万端だ。「さあ攻めて来い!」とてっちゃん流の中飛車対策を発動するが、5筋の歩をなかなか突かないし、角道も開けてこないで、もりもり駒を盛り上げる。いつもの差し回しとは違うと気づいた頃には、こちらの作戦負けのようだった。代表戦に出ている棋友に後で訊いたら、おそらく風車戦法だと思うとのこと。こんなマイナー戦法って知らないよ!

2回戦はShimanoさん(1級・一般)と。見慣れない方だったので尋ねると、一年ぶりに2回目の出場とのこと。この勝負は角換わり。相手の飛車を封じ込めて、中盤まではいい感じ。終盤で飛車馬交換に応じたのが良くなかったそうだ。30秒将棋に入ってから、読みが足りない。ええい、ままよ!と指していては勝てないのだ。

今日も2連敗で予選敗退。そういえば、開会式で米谷さんが「真剣に丁寧に指すように」と言っていたではないか。不甲斐ないので、他の対局を見届けずに早々と会場を後にした。

実はこの記事が900本目。「優勝して初段になりました!」と書く予定だったが、残念。
棋力も体力も少ししんどくなっているが、頑張りたい。
いつも読んで下さる皆様がいるから、ブログを続けられている。引き続き、どうぞよろしく!

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*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としてイラスト加工しています。ご了承ください。

2023年10月23日 (月)

2023年・八重瀬町観光物産協会長杯将棋大会に参加しました・後編

おれの将棋は終わったが、周りは大熱戦。

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お弁当タイムにご当地キャラ、やえせのしーちゃんが応援に来てくれたぞ。

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本大会、棋友のほとんどが決勝トーナメントへ勝ち進み、仲間はずれになったようで悔しい限り。彼らの応援に回りたいが、出口先生の指導対局の順番がやってきた。なんでも、おれより早く受付けした方々は、まだ試合があるそうだ。やったね!

希望の手合いを訊かれて「4枚落ちの激辛モードでお願いします」とご挨拶。時間に追われて不本意の手が多かった今日の対局を反省しながら、じっくり考えて指そう。

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いよいよ雲行き怪しくなり、詰めろの1二銀打ちのおまじない。出口先生はゆったりとした手つきで3六桂打ち。これ、詰んでいるの!? 感想戦で「緩手が3つほど。悪手はなかった」と褒めてもらえた。出口先生、ありがとうございます。トーナメント戦を敗退した棋友から、指導対局を受けたことをうらやましがられたので、今日はこれで良かった、笑。

大いに盛り上がった大会だった。主催して頂いた、八重瀬町観光物産協会に感謝。ぜひまた来年もお願いします!

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おわり

 

2023年10月22日 (日)

2023年・八重瀬町観光物産協会長杯将棋大会に参加しました・前編


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本日(10/22)、八重瀬町の南の駅やえせで第1回八重瀬町観光物産協会長杯将棋大会が開催された。さわやかな秋晴れで、今日は絶好のドライブ日和だ。道も空いており、意外と早く到着。勝利のⅤ字ガジュマルの前で記念撮影。今日は勝てますように。

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八重瀬町観光物産協会さんが主催する初の大会に77名が集まった。会場は観光拠点施設、いわゆる道の駅。ここの2階ホールで行われる。主催者を代表して石川さんから、「ようこそ八重瀬町へ!日頃の練習を発揮してぜひ頑張って下さい」と激励を受けた。来賓として日本将棋連盟からお招きした出口若武六段は「沖縄は2回目。本日はどんどん指導対局を受けて楽しんでほしい」とご挨拶。

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ぷりうす出遅れてしまい、指導対局の受付用紙に名前を記入したが、後ろのほうだった。自分まで回ってくるか心配だが、厳しそう。

恒例のおれの将棋。予選1回戦は道場に通うReiクン(小6・3級)と。この子とは初めてかな。角換わりの勝負は、王様の場所が悪くて王手飛車をくらう。勉強不足を中盤あたりで感じていたので、負けても悔いないし。2回戦はHiroクン(小6・2級)と。彼の相懸かり棒銀の攻めは完璧に阻止して、中盤まで100点。だが終盤で紛れてしまった。おれの寄せが下手すぎるのだ、泣。

この日の将棋はこれで終了。最近は予選2連敗ばかりで、非常にまずい。

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つづく

2023年10月 1日 (日)

2023年・すこやか薬局杯将棋大会に参加しました

本日(10/1)、沖縄市の市民会館(中ホール)で第3回すこやか薬局杯沖縄王将戦が開催された。

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本大会はすこやかグループの薬正堂さんがスポンサーとなり、参加費無料で行われる。大変、ありがたい大会なのだ。副賞も豪華で各クラスの入賞者には盾も用意されている。子供達はステージ前に並べられた賞品を熱心に眺めていた。開会式では知念専務から「これからも可能な限りサポートしていきたい」とのうれしいお言葉を頂戴する。

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おれの将棋。予選1回戦は支部の仲間の獅子王さん(1級・おじさん)と。前に当たったときは相振りで勝ったが、今日は居飛車・左美濃で彼の四間飛車と戦いたい。課題を持って挑むのだ。将棋は持久戦模様で進んだが、ここまで上手く指していた(はずだ)。大駒の捌き合いはこちらに分があったと思うが、終盤でついうっかりが出てしまって、泣。

予選2回戦は道場に通うAoi君(3級・中三)と。中飛車党のこの子とは何度か戦っている。中飛車には三間飛車と決めているが、夕べのネット対局で居飛車にして勝ったので試してみたい。しかしそれが失敗のもとだった。実戦不足が露呈してしまった。本日の将棋はお昼前にあっけなく終了。

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ロビーで薬正堂の保健師さんによる食事指導や健康チェックがあったので、InBody測定をお願いする。体脂肪量が多く、有酸素運動を積極的にやるようにとアドバイスされた。ただ、筋肉量のバランスがとても良いと褒められたのはうれしい。日頃のジム通いの効果が出ているのだ。あとは将棋筋肉をもっとつけるようにしたい。

*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としてイラスト加工しています。ご了承ください。

 

2023年9月10日 (日)

2023年・イオンモールこども将棋王決定戦・沖縄大会の応援に行きました

本日(9/10)、北中城村のイオンモール沖縄ライカムでイオンモールこども将棋王決定戦2023沖縄エリア大会が開催された。初級・中級・上級の各クラスにそれぞれ22名、7名、13名がエントリーした。

道路が混んでいたが、開会式直前に会場へ到着。アクアリウム前の広場は選手や父兄、ギャラリーでいっぱいだった。主催者から「将棋文化のさらなる発展に協力したい。普段の力を出して頑張って下さい」と選手は激励を受けて、いざ対局開始。

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初級クラスの参加者は、ほとんどが大会で見かけない子ばかりで、初心者が多かった。初めての大会では、マナーやルール、雰囲気など知らないことばかりで不安かと思うが、このイオンの大会は、初めて参加する大会に適していると思う。中級クラスの申し込みが少なかったのは、残念だった。

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さて、上級クラス。ここで優勝すると、天童で10月に行われる全国大会に出場できるということで、やはり大会常連の強豪が集まった。予選はスイス式の3回戦で行われるので、1敗も出来ない過酷な勝負だ。
栄えある優勝は、今年の倉敷王将戦に出場したKiriyaクン(小5・四段)だった。お父さんからは、「何度か負けている内容の局面もありましたが、どうにかよい結果になりました」とのメールが届く。全国大会でも頑張ってほしい。

 

2023年8月21日 (月)

2023年・しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました・後編

早々と終わったときは運営のサポートへ回る。猫の手を借りたいほど事務局は忙しいので、雑事の手伝いをしてくれるだけでも助かるそうだ。我が子の応援に来ている親御さんもぜひご協力を!

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いよいよ、B級の決勝戦。勝手におれのライバル(!)に認定しているKentoクン(小2・1級)とKoki君(高1・3級)の対局が始まる。ちびっ子はいつもより緊張している様子で、終始無言。勝てば待望の初段の認定を受けるので、無理もないか。

先手のKentoクンは居飛車・矢倉に構える。対するKoki君は居飛車のようだが、まだ分からない。彼は相手の陣形を見据えて、どのタイミングで角道を開けるか、どこで飛車を転回させるかと、考えている(以前、彼と対局したときには、駒がぶつかった時点で作戦負けした、泣)。

後手は右四間飛車に組んで、△6五歩と仕掛けた。これに先手は指し違いの▲7五歩と反発。いよいよ開戦だ。

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ここから△6六歩▲同銀右△6五桂▲7四歩△7七桂成▲同銀に△8六歩と進んだが、この手が緩手だった気がする。先手に待望の▲7三歩成を許してしまった。

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△8六歩とせず、△6六歩はどうだったか?先手がこれを取ると、2枚替えは出来そうだし、▲5七金とかわせば、△6七銀を打ちこむ。Koki君もここで時間を使っていたので、この手も考えていたと思うが、持ち時間が短い将棋では仕方ないか。以降は、王手は追う手のような展開になり、先手玉はするすると逃げ切った。

Kentoクン、優勝と初段認定おめでとう!勝った直後はあまり顔色は良くなかったが、しばらくすると元気に遊んでいたので、大丈夫だろう。

急用が入ったので、そっと会館を後にした。今日の将棋はさえなかったし、ライバルも上のクラスへ行ってしまった。会館の正面に建つ「みどりの風」のモニュメントは、希望に向かって建つ乙女像。初段という目標に向かってくじけずに頑張りたい!

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おわり

 

2023年8月20日 (日)

2023年・しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会に参加しました・前編

本日(8/20)、北中城村の中央公民館で第58回しんぶん赤旗将棋名人戦・沖縄県大会が開催された。初めての会場である。カーナビにここの地名の仲順(なかじゅん)と打ち込むが、出てこない。後で知ったが、「ちゅんじゅん」と読むそうだ。沖縄の地名は難しい。

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さて、大会である。代表クラスを除いて参加者はいまいち少なかった。夏休みで旅行や里帰りが多いとのこと。少人数のときはチャンスのように思えるが、やって来るのはガチ勢ばかり。どのクラスにも強い常連の選手が集まった。

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開会の挨拶は、副会長の米谷さん。「勝負は相手が誰であっても全力を出してください!」と選手を鼓舞した。

おれの将棋。初戦はKotaroクン(小4・3級)と。先日の道場で、感想戦でも負けた相手である。勝つイメージがわかないので、「そろそろ夏休みも終わりだけど、宿題はぜんぶ済ませた?」と盤外戦を仕掛けてみたが、優等生の彼には無意味な揺さぶりにしか過ぎなかった、汗。
おれの居飛車穴熊と四間飛車美濃の戦い。がっちりと囲って、いつでも来いと構えるが銀の往復運動で手待ちをされる。しびれを切らしてこちらから仕掛けたのが、あまり良くなかった。お互いが仕掛けるタイミングを牽制しあっては、いつまでも始まらないよと感想戦で問うと、「時間が掛かっても、それでいいと思います」ときっぱり。自分から絶対に崩さないという強い意志で臨まれては、この勝負、勝ち目はなかった。

次戦はTomohiro君(中2・3級)と。これまで彼とは勝ったり負けたりだったかな。これは角換り。歩を2枚集めて端攻めを敢行していい感じ。だが攻め急ぎ過ぎたようで、息切れしてしまった。しばらくして彼の反撃が始まり、2連敗で予選敗退。

今日は技術というよりも精神力が弱かった。夏バテの将棋だった、泣。

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つづく

2023年8月18日 (金)

寄稿:2023年・高校竜王戦の応援に行きました・後編

Tパパ:

天気にも恵まれた二日目! トーナメント1回戦は午前7時40分にスタート。戦型は相居飛車。終盤で攻め合いとなり、詰まないことを見切って踏み込んで勝利。これでベスト13へ進出。休む暇もなく2回戦へ。これも相居飛車。詰むや詰まざるやの展開となり、息子が詰めろをかける。私の第一感は勝ちと思いましたが、相手の方に巧みに詰まされてしまい、2回戦で敗退。残念でしたが、最後の対局も自信をもって指しており、良くやったなと思いました。

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大会を終えて。高校竜王全国大会へ出場するのは今回で最後となるので、悔いを残さないように一手、一手大事に自信をもって対局に望もうと息子と話していました。
実際、予選から厳しい相手との対局ばかりでしたが、堂々と指す姿が印象に残っています。

学生大会はこれで終わりましたが、一般大会でも代表を取ることがこれからの目標のようです。地道な努力を続けて、県代表常連の方々の厚い壁を乗り越えてほしいです。

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おまけの写真。決勝戦は羽生先生と藤井名人による豪華な解説でした。

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おわり。

お疲れ様でした。台風6号で高文連大会を辞退していましたが、今度は無事に参加出来て良かったですね。大人になっていくTakuma君のこれからに期待しています。

*画像は画質を落としてイラスト加工しています。ご了承ください。

2023年8月17日 (木)

寄稿:2023年・高校竜王戦の応援に行きました・前編

Tパパの息子さんが5月に行われた第36回全国高等学校将棋竜王戦沖縄県大会で優勝して代表に。8月16&17日に福岡県・福岡市の電気ビル共創館でその本戦が行われました。同行したTパパのレポートです。

Tパパ:

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高三の息子にとって最後の出場となる高校竜王戦(8月16.17日開催)に、お盆休みの帰省ついでに応援に行きました。選手は各都道府県代表と昨年の優勝者。それに5名の招待を加えて計52名でしたが、台風7号の影響で参加出来なかった選手が数名いました。

初日は開始が遅れましたが、16時半に羽生会長の合図で一斉に予選リーグが始まりました。

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息子の1局目は対抗型の戦型。お互いにいい勝負のまま終盤に入り、最後は玉の固さを活かしてなんとか一手差勝ち。2局目は相居飛車の戦型で進行。中盤で上手く指せたみたいで、なんとか勝つことが出来て、2連勝で予選通過。決勝トーナメントは明日行われます。

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王位戦第4局を終えたばかりの藤井竜王名人も会場へ来られるそうで、緊張せずに伸び伸び指してほしいですね。

つづく

 

*画像はイラスト加工しています。関係者の皆様、ご了承ください。

 

2023年7月 2日 (日)

2023年・アマ名人戦・沖縄県大会に参加しました


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3ヶ月ぶりの一般大会は、朝からお腹が痛かった。先着32名のB級は早々に定員に達し、1級が多いとの噂を聞いていた。過酷な勝負が予想される。先月は猛烈に忙しかったせいで、将棋の勉強がほとんど出来なかった。緊張に押しつぶされそうだが、将棋から逃れるわけにはいかないのだ。

おれの将棋。コロナが増えていることもありB級の参加者は28名だったが、どなたも強そう。本日は運営の都合上、5分30秒ルールで行うとのこと。

予選一局目はNakaoさん(1級)と。この方、道場でめちゃ強い。大会で優勝していないだけで、その実力は有段クラス。案の定、簡単に潰されて負け。手も足も出なかった、泣。
3人リーグなので自動的に不戦勝をもらえて、1勝1敗。トーナメント進出を掛けてUezatoクン(小3・4級)と。彼が慣れてないであろう「陽動袖飛車」を試してみよう。youtuberのなるるさんの将棋実況chで紹介されていた作戦なのだ。これは定跡通り(?)にうまく指せて、トーナメント進出!

一回戦はKota君(高1・1級)と。彼の先手中飛車に三間飛車に構える。序盤はうまく指したが、ちょっと油断してしまった。あそこでは1歩を節約すべきではなかった。あまりにも恥ずかしいので、もう書けない、泣。

勝ったKota君は、あれよあれよという間に居並ぶ強豪を破って優勝した、おめでとう!
おれの成績を気にしている支部の仲間に「優勝する子には勝てないよね~」とLineすると、「実質、準優勝ですね!」と返事が返ってきた。

さて仕切直しだ、来月は頑張ろうと思う。選手と運営の皆さん、本日はお疲れ様!

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*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落としています。ご了承下さい。

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