寄稿

2017年8月18日 (金)

寄稿:くらしき王将せんへ出場しました

8月6日に倉敷市で開催された第16回大山名人杯争奪全国小学生倉敷王将戦に沖縄県代表(低学年の部)として出場したSクン(小3)へ大会の感想文をお願いしました。

大会記:Sクン

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台風で1日早く出発しました。大会前日に将棋サミットがあって、さとう名人対すがい先生の対局を見ることができました。

大会ですが、予選の1戦目は角がわりの将棋で、4五桂はねでゆうせいになって勝ちました。次は、横歩取りで4五角を相手がしてきたので、うけきって勝ちました。3戦目は、相手が向かい飛車でしたが、相手の手を利用して有利になって勝ちました。

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決勝トーナメントでは、相手にうまくうけられ、負けてしまいました。この試合が終わった後、こんなにくやしかったのは初めてです。本当にくやしいです。

そのあと里見かな先生としどう対局で飛車落ちで勝つことができ、感想せんでもたくさん教えてもらえました。

くらしきの町はゴミが1つも落ちていませんでした。ゴミ箱が道にたくさんあったからだと思います。

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やはりモモパフェはとてもおいしかったです。

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来年もくらしきの大会に出たいです。

Sクンどうもありがとうございました。それでも全国ベスト8の成績は立派です。これからも将棋を頑張って来年も大活躍して下さい!

2017年8月14日 (月)

寄稿:全国高等学校将棋選手権大会(団体戦)に参加しました・後編

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さて、おれの将棋です(笑)

今年2月の新人全国大会では緊張して力を出せなかったので、今回は落ち着いて指そうと思いました。過去2回は、持ち時間の20分を上手く使えませんでした。

初戦は四間飛車穴熊。四間飛車は将棋を始めた頃から指している僕の主力戦法。穴熊は団体戦の時にはよく採用します。主将としての責任感の表れです。と金をつくって有利になりましたが、相手の穴熊もまだ金銀4枚なので、気を引き締めました。そのおかげもあって、珍しく緩手を出さずに勝てました。

お腹が痛くなり、途中でトイレに駆け込んだ対局もありました。戻ると持ち時間を8分も消費してしまっており、冷や汗。

いつもの自分なら、早く攻めつぶそうと一気の決戦を好んでいましたが、今大会では息の長い戦いで、じわりじわりとリードを広げる指し方を心掛けました。

チームとしては1勝3敗で予選敗退。個人としては目標だった4試合すべてに勝つことが出来ました。久々の大会参加でしたが、うまく時間を使えた上に、自分でも驚くほどに、集中力がありました。

中学1年生のときに始めた将棋ですが、いまでは生活の一部になっています。現在は受験生なので、将棋は一旦休みますが、気分が向いたらふらっと県大会の会場へ遊びに行くかもしれません。その時に「受験勉強は?」と聞かないで下さいね(笑)

2回にわたりお付き合い下さり、ありがとうございました。

2017年8月13日 (日)

寄稿:全国高等学校将棋選手権大会(団体戦)に参加しました・前編

久々の登場! ぷりうすの息子です。

8月3・4日に宮城県白石市で開催された全国高等学校将棋選手権大会に参加しました。
僕にとって3回目の全国大会です。今回が高校最後の大会なので、気合いが入っていましたが、受験勉強もあり、あまり将棋に時間が割けませんでした。出発前の土日に定跡の復習をしようとしたら、夏バテでダウン。県大会や全国大会前に体調を崩すのはいつものことで、メンタル面の弱さは克服したいです。

8月2日朝6時に那覇空港に集合。飛行機~電車~バスを乗り継いで、蔵王ロイヤルホテルに到着したのは午後3時頃。普通なら移動で疲れるはずですが、宮城県は涼しいし、景色が素晴らしい。青々とした田が広がり、山に囲まれた景観は疲れを癒してくれます。その日は、日付が変わるまでチームメイトと練習対局をしました。

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翌8月3日。朝6時に起床して7時半にバスで大会会場のホワイトキューブへ移動。過去2回の全国大会では緊張していましたが、すっかり大会の雰囲気に慣れたせいか、今回はあまり緊張しませんでした。

2月の全国大会の時に同室だったM県とK県の2人はともに団体戦の主将で、彼らは1回戦で対戦しました。すごい縁だなと思いながら、「頑張れ!」と双方に声を掛けました。できれば、僕も2人と対戦したかった。

全国大会で他県の方と友人になれるのは楽しいことですし、全国大会で再会できるのは、すごくうれしいことです。

つづく

2017年8月 6日 (日)

寄稿:小学校将棋団体戦・西日本大会へ出場しました

7月25日に大阪市で開催された文部科学大臣杯第13回小・中学校将棋団体戦・西日本大会に沖縄県代表として出場した東山小チームのAクンに大会記を書いて頂きました。

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大会記:Aクン


大阪の大会が近づいてぼくはとてもきん張していました。でも、大会前日におじいちゃんに「1勝はして来いよ」と励まされたことや、当日におばあちゃんから「深呼吸して落ち着いてやって」というメールをもらって、がんばろうと決めました。そして会場で深呼吸してみると、思ったよりもきん張がとけたので、良かったです。

初戦は駒得して優勢でした。ここで油断して早指ししすぎると負けるかもしれないので、時間をかけて落ち着いたら、自分の将棋が指せました。

2回戦の始まる前もきん張していたけど、お母さんに「自信をもってやっといで」と言われたので、自信がもてて、きん張もちょっととけました。でも負けました。敗因は、王手されて間違ったところに逃げて、詰まされたことです。なので、次はあせらずに、落ち着いてじっくり考えていきたいと思いました。

3回戦は勝ちこして帰ろうと考えていました。お父さんに「プレッシャーも楽しんで来い」と言われたので、あまりきん張は感じませんでした。でも、相手が難しい詰め方をかけてきたのであせったけど、防いでギリギリでした。でもその後すぐ十何手かの詰め将棋をしてきて、防げなくて負けました。次からは解決方法を考えて指したいです。

対局が終わるたびに照屋先生のところへ行き、反省点を確認して次の対局の作戦を教えて頂き、さらに気合いを入れてもらったので、自信を持って対局出来ました。

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この大会でぼくがあまりきん張やプレッシャーを感じないですんだのは、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの励ましの言葉があったからだと思います。
でも、予選落ちはあまりしたくなかったので、くやしかったです。これからは敗因を生かしてもっと強くなれるようにがんばります。

沖縄県代表として戦う事は少しプレッシャーもあったけど、今まで指導して頂いた照屋先生と幼稚園から一緒の2人を信じて戦うことが出来ました。

全国大会はとても良い経験になりました。これからの将棋に生かしていきたいです。応援してくれた皆さんありがとうございました。

Aクンどうもありがとうございました。全国大会ならではのレベルの高さに圧倒されながらも、仲間と励ましあって一生懸命に戦ったことは今後の糧になるはずです。これからも将棋頑張って下さいね。

2017年7月12日 (水)

寄稿:第38回中学選抜全国大会への抱負(沖縄予選編)

8月に天童市で開催される第38回 全国中学生選抜将棋選手権大会へ出場するYクンのお父さんから寄稿を頂戴しました。括弧内はお父さんの心の声のようです、笑。

T口です。息子に代わって代筆致します。

大会前は毎回、R君対策を研究する。今年はゴールデンウィーク5連休の最終日にあたり、持ち時間はたっぷりあると余裕していたら、結局、前日までダラダラ過ごし何もしていないという状況でした。
去年のR君との決勝戦では「角道を止めてくる」という予想が当たり、三間飛車に構えるという研究通りの形になったが、結果は負け。しかし、今回は最近の傾向からして、戦型は○○に落ち着くだろうと読んでいた。○○なら先後どちらになっても戦型は決まっているので、今回は事前研究なしでやってみる(←時間ないし、間に淡路)。

しかし、その夜、たまたま読んでいた昔の「将棋世界」の講座が目に止まった。内容は後手番で居玉のまま攻める超急戦策。もし後手番になって、この形になればこれでいこうと思った。ぶっつけではなく、実はこの戦法は2年ほど前に一度だけ指したことがある。S田さん相手に予選と本戦で同戦法を連取したが、往復ビンタを喰らいそれ以降は採用していないのだが、単純明快な戦法なので当日朝に少し練習すれば足りるだろうと思った。

いよいよ大会当日。いつものように早めに会場へ行き、○○と超急戦の2つの策の手順を確認。やや苦戦しながらも2連勝で予選は通過。本戦1回戦は、受けの強い中一のK君(三段)。強敵で1回戦では当たりたくなかった相手だが、勝利した。(←序中盤までは劣勢で、正直負けを覚悟したが、終盤になんとか逆転勝ち。戦った本人に言わせれば、悪い場面はなかったとのことで、相変わらずの楽観派、汗)。

準決勝戦は、同学年のT君で、前回の対戦で苦戦したこともあり油断ならない相手だが、なんとか勝って、決勝戦へ進出。そこで待っていたのはやはりR君だ。

手番は後手。○○でなく、まさかの超急戦の形に。この定跡は先手有利の結論だが、最新型に明るいR君はプロ棋戦でも滅多に指されないこの定跡は知らないだろうと踏んでいた。案の定、先手有利の定跡には進まず、後手が攻める展開になり、居玉のまま攻めきった。

学生大会では久しぶりの優勝で、望外の結果だが、棋力はまだまだR君には及ばない。全国の猛者達にも遠く及ばないが、目標の予選突破を目指して、何とか頑張りたい。(←頑張らせたい!)

全国大会の結果は大会後に寄稿します!(←予選敗退だと凹んで書かない可能性も、笑)。

前週には文部科学大臣杯の西日本大会(団体戦)もあり、こちらは強力メンバーなので全国優勝を目指したい。

Tお父さんありがとうございました。全国大会でYクンが大活躍するように応援しています!

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中学生はここらへん。

2017年7月 9日 (日)

寄稿:アマ名人戦沖縄県大会・優勝自戦記

こんにちは石垣島在住の石垣です。
今回、県名人戦代表選抜に出場し優勝することができました。
この名人戦で最後に優勝したのは遥か31年前、昭和の話です。。。平成生まれの方にとってはまるでピンとこないでしょうね。あの頃は・・はい、長くなるので止めておきましょう(笑)。

さて今大会をふりかえってみたいと思います。
予選は2局とも序盤早々に飛車角が飛び交う力戦となりましたが、冷静に対処できて2連勝通過。トーナメント1回戦は不戦勝枠で休み。

2回戦からの出場となったのですが相手は優勝候補筆頭のN・Tさん。これまでも何度となく痛い目にあっています。しかし今回は終始落ち着いて指すことができました、対抗形から難しい中盤戦を経て端の攻防で相手に失着があり、その一瞬のスキを捉えて戦いを優勢に進め勝利!最大の難敵を下しました。これで勢いがつきました。

準決勝はここ数年、優勝候補にいつも名を連ねるSさん。矢倉模様の出だしから力戦に。最後はこちらの玉に長手数の詰み筋もあったのですが秒読みの中、詰まない方の王手ラッシュを何とか逃げ切り冷や汗ものの勝利。

決勝戦の相手はこの春大学を卒業したばかりの若手強豪Nさん、こちらも優勝候補のKさんを下しての決勝進出です。相手の中飛車にこちらは居飛車急戦。序盤から駆け引きの多い将棋でしたが、中盤に放った自陣角が思いのほか働き、馬に成った後自陣に引きつけ端から殺到し勝利。遂に念願の優勝を果たすことが出来ました。

沖縄にUターンして早5年目。ようやく一つ、結果を出すことができ少しホッとしています。若い人は知らないでしょうがこう見えて昔はアマ棋界でも少しは・・・あ、昔話はいいですね(~_~;)。

また現在は地元石垣島で子供将棋教室を運営しているのですが、生徒たちにも良い報告が出来ました。
昨今、若手に押され気味の県棋界ですが、今回の結果に触発されオジさん世代が奮起してくれると嬉しいですね。

9月には全国大会があります。まぁ、今更私の将棋がどう変わるも無いですが、本番までにやるべきことを粛々とやって挑みたいと思います。以上、県大会自戦記でした。どうもありがとうございました。

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Iさん ありがとうございました。全国大会でのご活躍も期待しています。頑張って来て下さいね!

2017年7月 6日 (木)

寄稿:八重山からアマ名人戦・沖縄県大会に参加しました

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みなさんはじめまして、八重山支部の井手です。よろしくお願いします。
今回はS級に出場し、なんと準優勝できました。入賞の楯なんて小学生のとき以来なので本当に嬉しいです。決勝戦も序盤はポイントを重ねてたと思うんですが、相手の終盤が強かった。

僕も実は27歳で将棋を覚えたクチなので終盤に難があるんです。子供の頃から将棋を指してる人は詰む詰まないを察知する能力が高いですね。これを身に付けるのはなかなか難しいけど、後学組は後学組なりの上達法があると感じてます。僕が実践したのは定跡本や手筋本をたくさん読むことかな。とにかく序中盤で差をつけて終盤ヘロヘロでも勝つ、これしかない!

今回いちばん嬉しかったのは八重山メンバーの石垣さんが代表選抜で優勝したことですね。実を言うと、彼は先月の八重山大会で優勝できず(内容も最悪)かなり悩んでました。
「人間にはバイオリズムがあって、大会前はちょっと不調なくらいでちょうどいいんだよ(ホントはだいぶ不調だったけど)」と慰めてたのですが、本番ではお見事でした(笑)。石垣さんおめでとう!近々二人だけで飲もうね。

大会後は琉球新報で観戦記を書いてる奥原さんを中心に、強豪がたくさん集まり打ち上げ。会場では声もかけられないようなスターの方たちとの交流が楽しかったです。これがあるから大会に参加してるようなものです。来年はぷりうすさんもぜひ!

最後に告知を。8月6日(日)10:30~石垣市大濱記念館で「八重山将棋まつり」が開催されます。
小学生名人戦・女流名人戦・中学生以上の一般大会A・Bの計4クラス。プロ棋士の高田尚平七段がいらっしゃって、指導対局も希望者は全員できます。観光がてら泊まりがけで将棋ってのも悪くないですよ。毎回飛行機に乗って大会に参加してる僕が言うので間違いありません。当然、打ち上げもセットなのでそのつもりで(笑)。たくさんのご参加お待ちしています!

井手さん 寄稿文ありがとうございました。
日本将棋連盟八重山支部のブログはこちら。大会の詳細は近日中にアップされる予定ですので、お楽しみに!

2017年6月 1日 (木)

寄稿・西日本久留米王位戦に出場しました

第40期西日本久留米王位戦(主催:西日本新聞社)に沖縄県代表で出場されたSさんへ大会記の執筆をお願いいたしました。今回もありがとうございます。

大会記:Sさん

(前略)支部名人戦西地区大会に続いて寄稿させて頂くことになりました。「寄稿・アマ将棋支部名人戦・西地区大会に出場しました」と併せて読んで頂けたら幸いです。

5月14日に西日本久留米王位戦が福岡県の久留米市で開催されました。今回が第40回の記念大会ということで、幸い初出場を果たすことができました。

本大会はトーナメントなので、くじ運が相当大きいと思っていました。強敵を引き当てると一発撃沈(=初戦敗退)の可能性もあります。前回も書きましたが、やはり県を代表して来ているわけですから、初戦敗退は避けたいところでした。

13日に前夜祭並びに抽選があり、沖縄勢は予想通り、残りくじ(笑)でしたが、まずまずと感じました。しかし各県を代表して来ている選手ばかりですので、もちろん、まったく油断はできません。

1、2回戦は比較的にうまく指せて勝つことができましたが、ベスト4入りをかけた準々決勝戦は大苦戦でした。しかしなんとか勝って、準決勝戦で前回の優勝者と対戦することになりました。

この将棋は先行されて反撃、という展開で終盤優勢でした。しかし、秒読みに入った最初の指し手が敗着になってしまいました。帰りの西鉄電車が審判長の豊川先生(孝弘七段)と偶然同じになったのですが、あの時の決め手を指摘して頂きました(笑)もう少し時間が残っていたら...。支部名人戦に続いての準決勝戦敗退となりました。

2大会を通じて改めて感じたこと。それは”将棋は総合力の戦いである”ということです。棋力だけでなく、体力、精神力、また体調管理、持ち時間の使い方、更には指運、etc....。
1日に何回も勝たないといけないので、ただ将棋が強くなれば勝ち進めるとうわけではありません。年齢的にも”勢い”や”若さ”だけで勝てる時代はもう過ぎています。

最後は「将棋」に勝って「勝負」に負けた感じです。今後は「総合力」を鍛え直して、また県大会を戦いたいと思います。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。