10月1日に新世界の朝日シアターで行われた関西棋士が多数参加した席上イベントを観覧してきました。

出演棋士も豪華で、久保利明王将・菅井竜也王位・谷川浩司九段・ 内藤國雄九段・脇謙二八段・畠山鎮七段・ 都成竜馬四段・大橋貴洸四段・里見咲紀女流初段 山口絵美菜女流1級の皆さんでした。総合司会は絵美菜さんが務めていらっしゃいました(可愛い)。

開会式のご挨拶

都成竜馬四段VS大橋貴洸四段の目隠し脳内将棋からイベントスタート。決着が早く付いて時間が余ってしまったので、急遽、都成VS菅井戦も行われました。得した気分。

トークショーに内藤九段が登場しました。お元気そうでなにより。お題は「阪田三吉から藤井聡太まで、関西棋士を語る」でした。内藤九段のお話に会場は大爆笑の嵐でした。
本日のメインイベントは、久保利明王将VS菅井竜也王位の特別対局。解説は谷川浩司九段と里見咲紀女流初段(きれい)が担当しました。この対局では、次の一手問題も行われましたが、ぷりうすは1問目で撃沈しました、嗚呼。

本対局、第58期王位戦七番勝負の第5局(羽生VS菅井)と出だしがそのままでした。
久保王将が菅井王位に訊きたいことがあるということで、この形へ誘導したように進んでいきました。
▲2六歩△3四歩▲7六歩△3二金▲2五歩△3三角▲同角成△同金▲6八玉△3二飛と進みました(この戦法を試してみようかな)。

ここから王位戦での棋譜とは枝分かれしていきましたが、菅井先生のお話ではこの戦法の特徴は、3三の金が四段目まで出てその頭を歩で押さえれば作戦勝ちという見解でした。他の棋士から、いやいやそれはないと異論が続出。3ヶ月経てば分かるとの菅井大局観でしたが、久保王将は半年経っても分からないと、和気あいあいと楽しみながら、感想戦は進みました。
対局の結果は88手まで菅井王位の勝ちでした。この棋譜用紙(のコピー)は帰りに全員が頂けたので、ラッキー。
初めて席上イベントに参加しましたが、想像していたよりも楽しくてあっという間の4時間でした。こういうの沖縄でもやってほしいなあ。
チャリティー物販コーナーで菅井王位の色紙を購入。出演棋士の皆さんがお客さんを見送るロビーで菅井王位と2ショット記念撮影しました。今回の大阪ひとりツアーとても楽しかったです。