道場

2024年5月 8日 (水)

ゴールデンウィークの将棋

GWに観光客が大挙やって来る。リゾートホテルにお勤めの棋友は猫の手も借りたいくらい忙しい!と悲鳴を上げていた。シーミーの時期とも重なって北部方面の道路が混むのは必然だが、クルーズ船2隻の入港で那覇の道路も激しい交通渋滞が予想されるそうだ。車で外出するのは億劫になっている。というのも、1週間前に自動車道の料金所に車が突っ込む大事故があって、その影響で大渋滞に巻き込まれた。高速道路で長く辛い時間を過ごしたのだ。

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3日の憲法記念日は、小禄将棋同好会の棋力別リーグ戦に参加。市営住宅の集会場まで歩いて行ける距離なのだ。なじみの顔ぶれ20名ほど集まって大会は盛り上がった。こちらが勝手にライバル視している初段の子に負けたのは悔しい。相居飛車の勝負は彼の銀の使い方がうまかった。中盤の駆け引きをもっと鍛えないといけない。大会が終わって、この日(?)のために北海道から駆けつけたSさんの歓迎会を居酒屋で行った。将棋仲間となら共通の話題で盛り上がるので、楽しい。

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翌日は、ゆるり将棋サロンへ。クルーズ船は前日の夜に出港したようで、那覇の道路は意外と空いていた。Abe氏主宰のゆるりは久しぶりの参加だ。子供達相手に駒落ち将棋を楽しんだ。帰り際に、常連の方に「道場リーグは参加してないのですか?」と訊かれた。「スタートダッシュに失敗するとやる気がでなくてね」と言い訳をすると、「自分はあそこでいくら負けてもかまわない。大会で勝つために真剣勝負をたくさんしたい。時計にも慣れておきたいし」と笑った。以前の俺ならきっと同じように言ったはずだ。上のクラスへ進んで少し慢心しているようだ。この日(?)のために北海道から駆けつけたSさんを誘って、ゆるりメンバーと沖縄料理屋へ。今日はアルコールは止めて、ごちそうに舌鼓を打つ。

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子供の日は宜野湾道場へ。自動車道の北中ICが混まないか気になったが、意外と高速は快適だった。観光客はGW前半に集中したのかもしれない。子供の日なので、お客さんは少なかった。前々日に負けたYuheiクンに再挑戦するが、やられてしまった。道場に通う子に角換わりで挑むのは早すぎるのか。攻め方のレパートリーが少ないので、もっと勉強しないといけない。その後は、格上の方を相手に平手戦を挑む。負けるのは仕方ないが、終わってからが本番だ。感想戦で手の意味や狙い筋を習って、とても勉強になった。

今月は大会がないので、しっかり勉強しよう。角換わりもやって相掛かりもやってと、だいぶ欲張りだが、頑張ろうと思う。

2024年3月24日 (日)

宜野湾将棋道場10周年記念祝賀会に参加しました

昨日(3/23)、宜野湾市の社会福祉協議会で宜野湾将棋道場10周年記念イベント&祝賀会が開催されて、道場生とその関係者、およそ90名で盛大に祝った。

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来賓に東和夫先生、中村亮介六段、村田顕弘六段をお迎えしており、特に中村・村田コンビはこれまで何度も指導のために来沖している(併せて「道場にプロ棋士現る!」を読むと味わい深いよ)。この日は30面指しのぐるぐる将棋や3分切れ負けトーナメントにも参加してお祝いに華を添えて頂いた。

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東先生の祝辞では、2019年に沖縄で開催された王将戦での尽力に対するお礼と、今後の沖縄将棋界のさらなるご発展を楽しみにしていますと照屋代表へ期待を込めた。

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歓談中に道場のこれまでの歩みがスライドショーで流され、その1枚1枚を懐かしく振り返った。道場は2014年4月にオープンして、初めて行ったのはこの年の7月。ネットよりも新聞や口コミで情報を得る時代だったので、沖縄に将棋道場があることを知らなかった。2016年に総勢70名が参加した沖縄リーグが始まって、頻繁に通うようになったと記憶する。棋力は4級だったが、将棋の面白さがだんだん分かるようになった頃だ。現在の副席主の兼城氏と一緒に道場リーグの記録本3冊と新聞を製作した。
2019年2月の王将戦開催の頃から沖縄将棋界は更に勢いづいた。12月に大塚氏が新席主に就任して平日もオープンすると決まった矢先に、翌年の春からコロナ渦が始まった。
手作りのパテーションを使用するなどして感染対策を徹底し、オンラインを活用するなど創意工夫で子供達への将棋の指導も継続した。現在はコロナ前の賑わいを取り戻している。

10年はあっという間の出来事のように思えたが、スライドショーで流れる当時の写真や新聞・雑誌記事を見ると、決して順風満帆ではなかったことを改めて気づかされたのだ。

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祝賀会のフィナーレは参加者全員がステージに集まって記念撮影。カメラマンが両手でパーをするようにとリクエスト。皆は満面の笑顔でポーズした。これからも道場のご隆盛と照屋代表と大塚席主のご健康とご健勝をお祈り申し上げる次第である。

 

*祝賀会の様子はオキナワグラフ来月号に2ページで掲載されるそうです。
*画像は個人の顔の判別が出来ないくらいまで画質を落として加工していますので、ご了承ください。

2023年12月 3日 (日)

12月3日の宜野湾将棋道場

昨日は久しぶりに対面で将棋を指したのでその余韻がまだ残っている。今日も指したくて、お昼過ぎに道場へ。いつもよりおじさん比率が高いなあと室内をよく見回すと、小林健二九段を囲んでお茶会をしているではないか。もうびっくりしたなあ。

席主に訊くと、道場第3支部でお招きして、さっきまで会員のおじさん方は指導対局を受けていたとのこと。少し離れたところから先生のおしゃべりを楽しむ。

「飛行機の時間までもう少しありますので」と、先生のご厚意できゅうきょ大盤を使って勉強会を行うことになった。本日、道場に来た皆さんは、これに大喜び。

リクエストに応えて、居飛車対中飛車やノーマル三間飛車対策の解説をして頂く。また、居飛車党の棋士が最近、振り飛車をよく指すようになったのはなぜかという、みんなが興味ある話題も取り上げて、あっという間に予定の時間を終了した。

先生は帰り際に、これまで道場にいらっしゃった棋士の写真立てを見て、うちの弟子も結構ここに来ているんだねと目を細めて喜んでいる様子が印象的だった。

小林先生、本日はありがとうございました!

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2023年8月15日 (火)

8月12日の宜野湾将棋道場

利用していたインターチェンジの出入り口の工事に伴って周辺道路はいつも混んでいる。そのせいで道場へ出向くのが億劫になっていた。最近、遠回りのようで実際は早いという抜け道を教えてもらって、2ヶ月ぶりに道場へ。

今度の大会に向けて実戦感覚を取り戻しておきたい。10分30秒の将棋をたくさん指すのだ。
席主にB級に出ている子とさせてとお願いしたら、困ったような顔つきをした。最初はその意味がわからなかった。
まずはKotaroクン(小4・3級)と。彼の三間飛車・美濃囲いに居飛車・エルモ囲いを選ぶ。この子が強いのは前から知っている。丁寧に指しているつもりだったが、大駒を捌きあってからは向こうが一枚も上手だった。感想戦では読む量でも負けており、結果、二度負かされたことになった。

続いてYoshimaru君(中1・5級)と。だいぶ前に対局したときは、居飛車棒金なんて舐めプしてしまい申し訳ない(負けたけど)。
今日は角換わり。こちらの▲5八玉型を見て速攻を仕掛けてきた。まさか易々と陣地を食い破られるとは! 感想戦で彼に指摘されたが、▲6八玉型ならこの仕掛けは成立しないそうだ。要するにおれの勉強不足だ、泣。

青ざめて席主に勝敗の報告をしたが、彼らは大会で入賞していないのでBクラスにいるが、道場ではメキメキ力をつけて今は初段格で指しているそうだ。サボったつもりはないが、こんなに差がついてしまった。いや、子供たちの成長スピードが早過ぎるのだ。

日曜日の大会に彼らはどのクラスに出場するのだろうか。願わくばAクラスに出てほしい。あと4日、ちょっと気合い入れて勉強しないと。

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2023年5月 1日 (月)

4月30日の宜野湾将棋道場

高速道路は割と空いておりスムーズに来れたが、道場のほうは激混みだった。沖縄リーグA級戦の開幕日とも重なって、ほぼ満席の状態。コロナ前の活気が戻ってきたようで、手合い係の席主は大忙し。

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4人掛けのテーブルでは小学生がリーグ戦をやっている。今度の小中学生団体戦に向けてメンバー選抜を行っているとのこと。連合会のHPで本大会のアナウンスがされたばかりだが、すでにチーム編成を済ませた学校もいくつかあるそうだ。

6時を過ぎると学生が帰って道場は静かになる。久しぶりに会ったQ君に新戦法を試してみたが、五段には手も足も出ない。感想戦でこの戦法の陽動型を教わったのは、大きな収穫。手詰まりになりそうなときにどう変化させるか、そのヒントがもらえた。少しずつレベルアップしていきたい。

2023年4月11日 (火)

2023年・アマ竜王戦・沖縄県大会に参加しました・後日談

名札入れの儀式のために道場へ。壁に掛かっている自分の名札を4級から移すのだ。一礼して席主から恭しく札を受け取り、1級のところへ入れた。並びは年齢順ということで、ぷりうすが1級筆頭のようにみえる、笑。

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この日はめでたくてお菓子を差し入れ

大会翌日なので会員は少ないが、熱気を感じた。5月の団体戦で2連覇を狙う嘉数(かかず)中学校の将棋クラブが、あの手はどうかこの手はどうかと研究中だった。

席主と談笑していると「一局いかがです?」と誘われた。チームの先鋒だと自己紹介される。では、おじさんが最新戦法を披露しようと彼の挑戦を受けたが、、、汗。

「ぷりうすさん、やばくないですか!」「こいつの棋力知っています?」「5級なんですよ!!」と対局中に彼らにいじられる。
「昨日の疲れが残っているし、角換わり早繰り金は、まだ知られていない戦法なので、指しこなしてない」と煙に巻いた。

これからは練習と言えども1級にふさわしい将棋を指すように心掛けないといけない。

2023年1月23日 (月)

1月23日の宜野湾将棋道場

だいぶ前に買った相振り飛車の本が見つからない。それを探しながら、書棚を整理せいとん。将棋本の買いすぎで、棚からあふれて床にまで平積みされている状態なのだ。もう読まない将棋世界を30冊ほど抜いて道場へ持っていく。席主が古いバックナンバーを欲しがってたのを思い出したのだ。

久しぶりの道場は、旧正月のせいか、ふだんよりお客さんが少なかった。こんな静かな日もたまにはいい。待ち合わせしていた獅子王さんと一局。彼の大駒を押さえ込んで、序盤はリードしていたが、角金両取りを狙った飛車角交換がうまくいかなかった。そんな上手い返し技があるとは!く~。

さて、今度の日曜日はシニア名人戦。予選突破を目指して頑張りたい。

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2022年11月28日 (月)

11月27日の宜野湾将棋道場

昨日の午後はゆるり将棋サロン。自宅に戻って夜はTパパとVS。そして本日は道場へ。日曜日の大会に備えて将棋漬けの毎日を過ごしているのだ。

午後の早い時間に着いたにもかかわらず、すでに満席。コロナで客足が減少した時期もあったが、このところ道場は大盛況。

道場リーグ戦を2局。B級のライバルのHigaさんと角がわり戦。向こうの飛車を詰ましてリードを奪うも王様を上部に逃がした、汗。手番を取られて返り討ちにあう、泣。
続いて強豪のGaさんと。なんとこの勝負、居飛車穴熊で勝ったのだ。寄せもあわてずに手数はかかったが、丁寧に指せた。勝ち方にも大満足。

しかし、この順位戦は切れてからは一手60秒もあるのでどうにかなった。大会ルールの一手30秒では読むのに時間が足りない。詰め将棋も続けているが、なかなかスピードアップしない、汗。

あと6日、将棋の勉強をがんばろう。

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2022年11月 3日 (木)

10月30日の宜野湾将棋道場

 本日はライバルのTパパと待ち合わせ。終盤力を鍛えることが我らの課題と言うことで、30秒将棋を猛特訓。秒読みに急かされて、不急の一手を指してしまう。大会でこういう緩い手を減らしていかないと、汗。Tパパはネット将棋で30秒の対局を増やしているそうだ。

席主に頼まれて4級の子と対局。相手のうっかりミスで飛車をもらって大優勢。たが、秒読みが始まるとだんだんあやしくなる。詰みがあったようだが、手順前後して負け。後で聞かされたが、この対局は彼の昇級の一番だったそう。だから勝って、あんなに喜んでいたのか。勢いづかせないようにきっちり討ち取っておくべきだった。

11月は宜野湾市の将棋イベントで、12月はすこやか薬局杯と対局が続く。今年中にひとつでも昇級したいなあ。

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2022年10月26日 (水)

10月23日の宜野湾将棋道場

夕べのネット対局の負けが悔しくて、本日は道場へ。日曜日のお昼過ぎは子供達が多くてほぼ満席。なんでも某小学校では将棋が大ブームになっており、道場に通う子が増えているそうだ。

最近、3級になった少年と対局したが、負け。続けて4級の少年とも戦うが、かっこいい寄せを喰らわされて完敗。おれの居飛車が通用しない! 感想戦では、どちらの子にも読みの量で負けていることを知らされる。困ったなあ。ぷりうすのかつてのエース戦法だった角交換四間飛車を学び直そうか。これを指す人も減っているし、案外うまくいくんじゃないかと思うのだが。

さっきの不甲斐ない戦いを観ていたRin君(中一・三段)に「基本に戻って6枚落ちをやりしましょう」と誘われる。負けたら5級へ降級ねとプレッシャーもかけてきた、汗。
やっと勝てたが、改めて6枚落ち定跡をレクチャーされる。一応、これ知っているんだけど、しばらくやらないと忘れるんだよねと言い訳、汗。

日が暮れると、にぎやかだった道場も静まり返る。席主から「子供達の成長の早さに驚くばかり」と聞かされる。新しいライバルが続々、登場してくるのは大歓迎だが、ちょっとしんどい。

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