「龍と苺」はどこまでいくか!

待望の第八巻(小学館)を購入した。苺ちゃんは竜王戦6組を勝ち抜き、いよいよ決勝トーナメントの本戦へ参戦。主人公の敵役を務めるプロ棋士の皆さんも役者揃いだ。ただこのマンガに引き込まれるばかり。

日経新聞の「私の履歴書」に漫画家の里中満智子先生が登場した。少女誌は読者の年代別にたくさんの種類があり、雑誌ごとにマンガを描き分けていたとのこと。
少年誌の編集者に、男性の世代別の好みの違いを尋ねたところ、「男子に受けるシーンは全世代で同じです。それは闘って勝つ場面です」と答えが返ってきたそうだ。
これを読んで納得。いい年になってもこの少年マンガに夢中になれるのは、強敵や難敵を打ち破るシーンに、男のロマンが持てるからだと分かった、笑。
今週号で連載100回。これだけ人気爆発なら完走するだろう。このところ将棋マンガは途中で連載打ち切りが続いていたが、「龍と苺」にそんな心配はいらない。

連載100回記念の扉絵のポスターが(あれば)ほしいなあ。