研究会

2023年2月18日 (土)

祝!VS100回・記念対局しました

2020年10月にスタートした、おれとTパパのVSが節目の100回目を迎えた。毎週土曜のネット対局が2年以上も続いているのだ。よく頑張った、えらいと自画自賛したい。

2020年は激動の年だった。3月から国内でも新型コロナが猛威を奮い、将棋大会が行われなくなった。そのストレスといつか再開されるであろう日に備えて、この研究会がスタートした次第。
VSについての記事は80回あたりでなくなったので、まだやってたの?と怪訝そうな顔をされそうだが、実は地道に続いていた。書くのを止めたのは、アクセスが少なかったからにすぎない、泣。

年末から何か記念になることをやりたいねと相談しており、プロのタイトル戦を真似たことをやろうと決めた。南城市にある、ゆいんちホテルに一泊して記念対局をやるのだ。宜野湾道場の席主が立会人(と読み上げ、おやつ係)を引き受けてくれて、いよいよ当日(2/10)を迎えた。

0218a

おれと席主は時間通りにチェックインしたが、Tパパは少し遅れるとの連絡あり。それでは2人はお先に温泉へ。ここはニフティ温泉ランキングで「九州・沖縄エリア総合1位」を受賞した、名湯なのだ。

0218b

部屋に戻って対局の準備を始めるが、Tパパから「高速の出口を間違えた!」とのメール。結局、3人が揃ったのは夕食時間の始まる直前。当然、ビールで乾杯するよね。

0218c
0218d

9時からいよいよ記念対局を始めるが、酔っぱらっているので指し手があやしい。結局、トイレを我慢出来ずに、おれの負け。

0218e

営業時間に間に合わせるべく、2局目前にTパパは温泉へ。次の対局がスタートしたのは、11時を過ぎており、もう眠くて眠くて。これでは勝てないや。封じ手の儀式(10分のお休み)とおやつタイムもしっかりとって、タイトル戦さながらの記念対局はとても楽しかった。

川の字に布団を並べてからも、ずっとおしゃべりをした。午前3時に眠りにつくが、何十年前?の修学旅行を思い出した。この年になって、こんな素敵な時間を将棋仲間と過ごせるとは思わなかった。付き合ってくれたお二人にただ感謝するばかり。

2022年8月31日 (水)

VS78と79と台風

VS78は反則勝ち。先週のVS79は、Tパパの四間飛車に居飛車エルモ囲いなんてやってみたのだが、うろ覚えでは勝てないのは当たり前(金は5一にいなければいけなかった、汗)。

Vs79

4回目ワクチンの副反応なのか調子がいまひとつすぐれない状態が続いていたので、ブログの更新も止まっていたが、やっと本調子になった。2日連続の温泉通いで、汗をいっぱいかいたのが良かったようだ(体内にこもっていた熱が抜けた感じ)。

日曜日に支部の勉強会を予定しており、台風11号の迷走ぶりが気になる。本島付近にしばらくとどまって、影響が長引くようで心配だ。念のため翌週も会場を予約しておいた。

2022年8月 6日 (土)

VS76と77

暑い日が続いてお互いに集中力が低下しているようだ。先週はTパパ、今週はぷりうすというふうに、双方が2歩の反則で終わるというさえない研究会だった。

Vs76

 

Vs77

50手目あたりで気が散って熱戦を台無しにしている。これは夏バテだ。「夏バテの強い味方」は何かなとググると、黒糖と出てきた。ミネラルを意識的に摂ることが大切とのこと。

Syotilyuu

 

2022年7月30日 (土)

VS74と75

感染拡大が止まらない。病院や検査センター、保健所が逼迫している。自分の身は自分で守る。しばらく人混みに近づかないよう努める。

 

先々週のVSは三間飛車と居飛車の戦い。▲5三歩と打たれて焦る。振り返ると、この局面は後手優勢。△2二飛と逃げれば、これ以上の攻めはしばらく来ないのでなんでもなかった(相手の持ち駒をちゃんと見よう)。ここをしのげばターンが回ってくるが、気付かず負け。

Vs74

連合会のHPにねんりんピック県予選会が案内された。来年10月に愛媛で行われる派遣選手の選考会。将棋の会場は南部の愛南町で、自然に囲まれた漁業の町のよう。選手になった気分で観光案内を調べているのは気が早いか、汗。

 

先週のVSも居飛車と三間飛車の戦いになったが、先後は逆。この日はちょっと神がかっていたようで、久しぶりの快勝譜。評価値グラフは藤井曲線(?)のようだ。

Vs75g

感想戦で将棋の強い方から「全軍躍動してます!」と褒めてもらえた。こういう勝ち方が出来るようになったのは、うれしい。

Vs75

ねんりんピックに出場する先輩方は、ほとんどが有段者。代表になるのは厳しいが、あと2ヶ月もあるので精進するのみ!

2022年7月16日 (土)

VS73

すこやか薬局杯が延期になった。久しぶりの出場に燃えていたが感染拡大がこれだけ進めば仕方ないか。来るべき日のために勉強を続けよう。

B級ライバルのOnaさんに勝てない。彼の得意戦法は四間飛車。居飛車の作戦をいろいろ試すが、彼の技のレパートリーが広くてうまくいかない。
先日、そのOnaさんの対局を観戦してると、どうも相振りが苦手そうなことに気付いた。勝利の糸口はそこにありそうだ。ということで、寝る前に「女流棋士の相振り飛車」を読むことを日課にしている。相振りの独特の感覚を養っておく。

Aihuri

ということを踏まえて、今回のVSは相振り飛車でいく。テーマを持って探求することが大切だ。▲7六歩△5四歩▲7八飛△5二飛で、三間飛車と中飛車の戦い。穴熊に組んだTパパに、こちらは美濃囲い。将来の縦の攻撃を想定して歩を貯めにいく。
双方、攻めの形をつくれずに苦労するが、ついに8筋を食い破ることに成功した。

Vs73

9一にいた王様を3四まで追いつめて詰ませたのはご愛敬、笑。

感想戦で将棋の強い方から、序盤の構想や相振り独特の手筋を教わった。相振りも楽しい。

2022年6月30日 (木)

VS72

先週は夕方に用事ができてVSはお休み。今回、Tパパは外出先からスマホで付き合ってくれた。

 

おれの居飛車に向かい飛車で対抗。角交換して△2八角打ちされたが、▲3四歩を打てばこちらが断然、有利だろうからと、あわてない。

Vs72a

(△2八角)▲3六飛に△1九角成だろう。だが、予想外の△4六歩に長考。筋っぽい手に見えるが、何を狙っているのだろう。分からない。

Vs72b

この歩を取れるか!と言われたらからには、取ってみたい。なので▲同歩。そして△1九角成▲3四歩△1八馬▲3五飛に△4四銀を打たれた。

Vs72c

やるじゃん! しばらく飛車は追われたが、馬と交換する。後手の飛車がしばらく働かないので、まだ怖くない。

Tパパの強気の攻めは続くが、寄せをしのいで入玉できそう。だが、この局面なら詰ませられるんじゃないか、やってみなよと悪魔が囁き、▲1一飛を下ろす。手の流れからこれは危なかったかな。ここで指すべきだった一手は?

Vs72d

解答は▲2三馬。玉を逃がしていたのに、突然、攻めに転じてはだめだ。「もうあなたに勝ちはない」と、友達をなくす将棋に徹しなければいけなかった。Tパパはあわてて、二歩してしまう(スマホなので仕方ないか)。

だが、友達をなくすわけにはいかないよね~ということで、また来週。

2022年6月12日 (日)

VS71

7月3日のアマ名人戦県大会は代表選抜とS級(三段以上)で行うとアナウンスされた。我らB級戦士は出番なし。来るべき日に備えて勉強を続けよう。

先週のVSは、久しぶりに将棋の強い方が感想戦に参加してくれた。今回は相居飛車。序盤の駒組みが変だが、独創的ということでいいでしょうと、笑。しかし、序盤~中盤の緩手が多いと指摘された。我らの棋力ではそこら辺に気付かない。

やがてTパパは飛車を縦横無尽に振り回して暴れてくる。結果、玉の守りをバラバラにされた。桂馬を跳ねたくて▲4五歩。Tパパは△8六歩としたが、実はチャンスを見逃していたそうだ。後手が有利になる次の一手は?

Vs71a

解答は△4六銀。指摘されて、気付く一手。8筋の仕掛けを考えていたので、この手に気付かなかったそうだ。4六銀はいわゆるB面攻撃。(△4六銀)▲4八角△5七歩▲同金△同銀不成▲同角△4七金と進むと、先手は厳しい。

終盤戦において、Tパパの△4八金~△4七龍で負けてしまうと焦って王様を逃がした(実は、▲4三角から後手玉は詰むそうだ)。ここでは王様を逃げずに受けることも考えれば良かった。心に余裕があるあなたの一手は?

Vs71b

解答は▲5七金。これも指摘されれば、気付く一手か。この手でTパパの攻めは切れる。後はじっくりと仕留めればよかった。

二人だけの感想戦では気付かない手筋や構想を学べた。2時間も付き合って頂き、感謝するばかり。どうもありがとうございました!

2022年5月24日 (火)

VS70

70回目の勝負はTパパの向かい飛車に居飛車で挑むが、負けた。詰むや詰まざるやの大熱戦だったね!と終局直後の二人は興奮していた。ここでは詰みはないと感想戦で結論したが、皆さんの読みはどうだろう?(先手に角を渡せば、▲3一角でゲームセット)。

Vs70

激指先生に教えを乞うたら、△2八銀不成(!)▲同玉△3八馬▲同銀△3六桂▲1七玉△2八銀▲2六玉△3七銀不成(!)▲同玉△4八飛成▲2六玉△2五金▲1七玉△2六金打▲同歩△同金▲同玉△2五金▲1七玉△2六金▲1八玉▲3八龍△合駒▲同龍までの25手詰めとのこと。

初手の△2八銀不成(!)で唸ってしまう。指せるわけない!だが、ちょっと視点を変える寄せ手順を鑑賞できたことが、この日の収穫かな。

 

 

さて、ここでTパパからお知らせ。

 ◎大人の土曜トーナメント

日にち:5月28日(土曜日)午後5時半~

場所:宜野湾将棋道場

料金:席料のみ

発起人のTパパによると、現在、6名が参加するそうです。ご関心ある方は道場へお問い合わせ下さい。ぷりうすも出場します!(道場スケジュール表では、この日はお休みになっていますが、テストケースで了解頂いているそうです)

2022年5月 8日 (日)

VS69

ゴールデンウィークも間もなく終わる。今年は将棋三昧で過ごせた。本日はVS、明日は道場で順位戦だ。連勝で締めくくれるよう頑張りたい。

マイブームは極限早繰り銀。短手数で勝てる破壊力抜群の戦法だ。大会ではなるべく持久戦にしたくない。持ち時間10分以内でケリをつけたい。30秒の秒読みになるとあわててばかり、汗。

今回は相居飛車。27手目に▲3五歩と仕掛ける。

Vs69a

Tパパ△同歩か△4五歩で悩んだそうだ。飛車の横効きがあるので△同歩としたが、▲7七桂と跳ねるのが絶品だ。また△4五歩とされたら、▲3三角成△同桂▲3四歩△同銀▲7七桂△8二飛▲5五銀~▲6六角までは用意の手順だった。

勉強した通りに進まないのが将棋の難しいところ。だが、攻め将棋のTパパがしばらく守勢にまわっているので、気持ちは楽だ。ここでクエスチョン。ぷりうすの会心の次の一手は?

Vs69b

答えは▲7四桂。(▲7四桂)△9二飛▲6二桂成△同飛と進んで、8筋にいた飛車を隠居させることに成功。Tパパは粘り強く防御に徹するが、とうとう勝てた。60分を越えた激闘を制することが出来てうれしい。

明日の道場での最終局はTパパが相手だ。お互い順位的には消化試合に過ぎないが、頑張りたい。

2022年5月 2日 (月)

VS68~ゆるり将棋会のお手伝い

Tパパの大阪しょうぎに粉砕された翌日なので、目覚めが良くない。穴熊退治もはやく勉強しないと焦るばかり。連休2日目の午前は将棋講座5月号を読む。特集は旧式相掛かり。昭和のはじめに指されていた形も興味深い。

午後1時からVS。今日のTパパは、居玉のまま左銀が角頭めざして猛ダッシュ。これが大阪しょうぎのバリエーションなのかとおののくばかり。

Vs68a

この局面ですでに後手有利。▲5五角と逃げて、「△4五歩を突け!」とフォースを飛ばす。念力が通じて角道が開いた。角が捌けて一息つけた(△8七銀成なら投了級のダメージだった!)。

まだまだ後手は有利だが、だんだんTパパも攻めあぐねてきた。ここまで進めば簡単にはつぶれないだろう(激指先生によると先手優勢のことだが、対局中にそんな余裕はなかった)。

Vs68b

しばらく受け続けるが、Tパパの攻めは息切れ。とうとう待望の手番が回ってきた。昨日の借りを返せてニンマリ。

 

将棋の勉強を続けようとして、支部のLineに気付く。ゆるり将棋会から応援依頼のメッセージだった。ゴールデンウィークなので、本日はお客さんが多いとのこと。急いで出発。支部のメンバーも来ており、皆で子供達を相手に夕方まで過ごす。趣味に没頭する一日も良いものだと思った。

Yururi_20220502091901

 

より以前の記事一覧